【エンタメ総合】
上白石萌歌&生田斗真、W主演で悩める女性×変人動物学者のラブコメ 『パンダより恋が苦手な私たち』実写ドラマ化決定

『パンダより恋が苦手な私たち』に出演する(左から)上白石萌歌、生田斗真(C)日本テレビ


 俳優の上白石萌歌と生田斗真が、2026年1月期日本テレビ系土曜ドラマ『パンダより恋が苦手な私たち』(毎週土曜 後9:00)でW主演を務めることが12日、発表された。上白石は悩める20代女性、生田は変人動物学者を演じ、“動物の求愛行動”を題材とした新感覚アカデミック・ラブコメディを描く。



【写真】作品とは関係ない姿!パンダな上白石萌歌&生田斗真



 本作の主人公・柴田一葉(しばたいちは)は、ファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社したものの、入社式当日にその雑誌が休刊になることを知らされ絶望の淵へ。夢を失ったまま生活情報誌の編集部で働きながら、やりがいも目標も見いだせずモヤモヤとした日々を送っていた。そんな中、一葉は憧れのモデル・灰沢アリアが書く恋愛相談コラムの立ち上げを任されることに。しかし、アリアは超女王様気質で、コラムを書く気はゼロ。代わりに「一葉がゴーストライターとして書け」と命じられてしまう。



 頭を抱えた一葉は、恋愛を研究しているという生物学部の准教授・椎堂司(しどうつかさ)を訪ねるが、彼の専門は“人間の恋愛”ではなく“動物の求愛行動”。しかも超クールでイケメンなのに、人間には全く興味がないという変わり者だった。最初は戸惑う一葉だったが、椎堂の語る“動物たちの恋のかたち”の中に、人間の恋愛や人生に通じるヒントが隠されていることに気づいていく。



 そんな主人公・柴田一葉を演じるのは、地上波連続ドラマで初主演を務める上白石。『金田一少年の事件簿』(日本テレビ)でヒロイン・美雪を演じて以来、約4年ぶりの同局系テレビドラマ出演となる。現代を生きる等身大の20代女性をポップかつリアルに体現する。上白石は「プレッシャーや『自分に務まるだろうか』という不安もありますが、視聴者のみなさんの1週間の楽しみのひとつとなるような作品を届けたいという気持ちでいっぱいです」と意気込みを語っている。



 そして、上白石とともに本作のW主演を務めるのは、生田。『俺の話は長い』(日本テレビ系)で“ヘリクツをこねる面倒な男”を魅力的に演じた生田が、本作では動物以外に興味がない“変人動物学者”・椎堂司をユーモラスかつ繊細に表現する。久しぶりのラブコメ出演について、「『上白石萌歌さんとラブコメをやりませんか』というオファーをいただいた時、年齢の差もありますし、まずは美容に気を使わなきゃと思いました(笑)」とジョークを交えつつ、「動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディになると思います」と語った。初共演ながら、息の合った2人のかけ合いも見どころとなる。



 原作は、瀬那和章氏による同名小説(講談社文庫)。瀬那氏は「恋愛×仕事×動物の求愛行動という盛りだくさんの原作が、すばらしいキャストとスタッフの手で見事に再構築されました。原作の魅力をそのままに、よりパワーアップした『パン恋』をいち視聴者として楽しみにしています」とコメントを寄せた。



 脚本はNHK連続テレビ小説『おむすび』をはじめ、『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ)、『正直不動産』(NHK)、『パリピ孔明』(フジテレビ)など、数々の話題作を手掛けてきた根本ノンジ氏が担当。根本氏は「令和の今、恋愛を描くことは本当に難しいと感じています。だからこそ“動物たちの求愛行動”に多くの学びがあると思いました。見てくださる方が、もっと本能的に、もっと自由に恋愛と向き合おうと思ってもらえたらうれしいです」と、本作に込めた想いを語った。



 根本氏と『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』『祈りのカルテ』から再びタッグを組むプロデューサー・藤森真実氏は「仕事、恋愛、人間関係…思い描いた通りに生きている人は少ないと思います。“動物の求愛行動”から幸せに生きるヒントを見つけてもらえる、楽しくてちょっとためになるラブコメにしたいと思っています」と企画への思いを語り、「上白石萌歌さんと生田斗真さんのチグハグだけどかわいくて最高なコンビが、たくさんの方々に元気を届けてくれるはずです。ぜひご期待ください!」と、W主演の2人への期待を込めた。

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