
【音楽】
【紅白】選考基準を公表「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」 出場歌手の所属事務所には「人権尊重のガイドラインに賛同いただいています」
大みそか恒例の『第76回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45 総合ほか)の出場歌手が14日、東京・渋谷のNHK局内で発表された。初出場は&TEAM、aespa、M!LK、FRUITS ZIPPERら10組となった。同局は、サイト上で「選考について」と題した項目を掲載している。
【会見カット】祝初出場!色とりどりの髪色で登壇したちゃんみな&HANAら
同局は「紅白歌合戦の選考にあたっては、今年の活躍 世論の支持 番組の企画・演出
という3つの要素を中心に、以下のデータを参考資料として検討のうえ、総合的に判断いたしました」と紹介。
「今年の活躍」については「CD・DVD・Blu-rayの売り上げ」「インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査」「有線・カラオケのリクエスト等についての調査」「ライブやコンサートの実績」、「世論の支持」については「7歳以上の全国2027人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果。※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」「7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果。※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」とした。
その上で「なお、出場歌手の所属事務所には、「NHKの出演者に対する人権尊重のガイドライン」に賛同いただいています」と伝えている。
今年初出場するのは、紅組がアイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPERという8組。白組が&TEAM、M!LKという2組で計10組となった。
なお、同日の記者会見には、初出場となる紅組のアイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバートハンバート、FRUITS ZIPPER、白組の&TEAM、M!LK、特別企画の堺正章がそれぞれ意気込みを語った。
NHK放送100周年を締めくくる76回目の『紅白』は「つなぐ、つながる、大みそか。」がテーマ。司会は綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナウンサーが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、連続テレビ小説『あんぱん』のヒロインを演じた今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。
12月31日の午後7時20分から11時45分までNHK総合・BSP4K・BS8K・ラジオ第1で放送され、NHK ONE(新NHKプラス)でも配信される(中断ニュースあり)。昨年の『紅白』は白組が優勝を果たし、通算で紅組34勝、白組41勝となった。












