
【映画】
芳根京子×高橋海人、13歳と11歳だったあの日から15年の歩み語る 映画『君の顔では泣けない』特別映像
君嶋彼方の小説を、主演・芳根京子、共演・高橋海人(※高=はしごだか)で実写映画化した『君の顔では泣けない』が14日より全国公開されている。このたび、劇中で入れ替わった陸とまなみが“年に一度だけ再会する”設定にちなみ、公開後初の第3土曜日となる本日、芳根と高橋が自身の15年を振り返るスペシャルトーク映像が解禁された。
【動画】芳根&高橋、自身の15年間を振り返る
映像内では、物語の鍵となる「入れ替わった15年後に戻りたいか?」をテーマに対談を展開。15年前、当時13歳だった芳根は吹奏楽部でフルートに打ち込み、「部活一筋の毎日だった」と振り返る。高校1年の時にスカウトされたことを機に俳優として歩み始め、さまざまな役との出会いを通じて芝居への思いを深めてきた15年だったと語った。
一方、高橋は15年前といえばまだ11歳。学校で“孔雀が逃げ出した”という衝撃の出来事があったと明かし、当時はダンスに熱中していたという。19歳でKing & Princeとしてデビューした時の心境については、「もうやるしかないという感じだった」と当時の覚悟を口にした。
15年間の軌跡を自分自身に重ねて語る中で、二人は改めて“入れ替わったまま大人になる”ことの重さを実感したという。芳根は「自分を確立していく大事な時期を“他人”として過ごしたら、自分は誰なの?と思ってしまう」と胸中を吐露。高橋も「思春期から数えきれない選択をしてきた。入れ替わった状態で、相手の人生まで背負って分岐点を選ぶのは相当なプレッシャーだったはず」と想像を巡らせた。映像には、本作が問いかける“自分だったらどうするか”というテーマを深く見つめる姿が収められている。
本作は、入れ替わりという古典的なモチーフに“15年間戻れない”という大胆な設定を加えた新感覚の青春ドラマ。坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみは、突然互いの人生を交換されたまま大人へと成長していく。自分ではない“誰か”として過ごした年月は不幸だったのか。それとも、失いたくない大切なものを見つけるための時間だったのか――。二人の切なく、瑞々しい15年を描き、観る者に“もし自分だったら”と問いかける作品となっている。












