
【映画】
SEVENTEEN・ジュン、特殊メイクで老人に 『シャドウズ・エッジ』華麗な変装シーン裏話も
ジャッキー・チェン主演最新作『シャドウズ・エッジ』が、12月12日より東京・新宿バルト9をはじめ全国で公開される。それに先立って、SEVENTEEN・ジュンらの本編シーンが公開された。
【写真】素早く変装!SEVENTEEN・JUN
本作の舞台はマカオ。華やかな街の裏で暗躍する正体不明のサイバー犯罪集団に対抗すべく、警察は“追跡のエキスパート”と呼ばれた元刑事・黄徳忠(ジャッキー・チェン)を呼び戻す。すでに現役を退いていた黄は、若き刑事チームとともに最新テクノロジーと伝統的な捜査術を駆使し、犯罪組織の“影”を追う。
今回解禁されたのは、元暗殺者・傅隆生(レオン・カーフェイ)が率いる正体不明の犯罪集団を、刑事たちが必死に追跡する場面。SEVENTEENのジュンらが華麗な変装術で警察を翻弄(ほんろう)していく痛快なシーンとなっている。
警察の監視システムを乗っ取り、巧妙かつ大胆な強奪を繰り返していた犯罪集団がマカオのホテルにいることをつかんだ警察は、大勢の刑事たちを投入し、犯罪集団を追う。首領の傅隆生(レオン・カーフェイ)の指示により、胡楓(ジュン)はハット姿の紳士からホテルで働く白髪の老人、小辛(チェイニー・リン)は長髪の女性に大変身。瞬時に変装していくため、一味を追う刑事がホテルのバックヤードで老人に扮(ふん)した胡楓にぶつかったが、全く気づかない。
さらに、ホテル内のイベントに人が集まる中、必死の形相で捜索する刑事たち。その様子に今度は警官姿になった犯罪軍団は思わず冷笑し、素早い動きで人ごみに消えていく。
同シーンの中で、ハット姿の紳士、白髪で老年のホテルの従業員と、見事な変装をみせたジュンは「老年メイクには少なくとも4~5時間以上かかりました」と大変さを語り、「非常に細かい作業で、まずごく薄い特殊な人工皮膚を顔に貼り、その上から特殊メイクを施します。実際には顔だけでなく、首の部分にも一層貼られます。まるで映画でマスクを剥がすシーンのようで、本当に不思議です」と舞台裏を明かした。
また、女装するチェイニー・リンは、上着からズボン、ペンダントまで一気に変身していく流れを完璧に演じるために、監督や衣装チームとの連携が欠かせなかったと振り返り、アクションシーンよりも緊張したという。同じくジュンも、背後に警官が迫る中での変装シーンは「非常に素早く、緊張感のある状態で動く必要があった」と振り返りつつ、本編完成前に「僕は、青年メイクから中年メイク、そして老年メイクに変化していく自分の姿がスクリーンでどのように映るのか、とても楽しみにしています。また、観客の皆さんがこの場面を見たとき、どんな反応をするのかも楽しみです」と語った。
撮影時、老年メイクをしたジュンに、監督もレオン・カーフェイも最初は気づかなかったそう。ラリー・ヤン監督は本作の変装シーンについて、「映画『グランド・イリュージョン』の変装のシーンに影響を受けた。国内のアクション映画で、変装をここまで多用するのは少ないと思うし、これは面白い挑戦だと思った」と、強いこだわりを明かしている。
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