【音楽】
玉置浩二、故郷楽団10周年ツアー完走 「ファンファーレ」でさらなる未来へ【ライブレポート】

玉置浩二、故郷楽団10周年ツアー完走


 玉置浩二が率いる「玉置浩二 with 故郷楽団」のツアーファイナルが、12日に東京ガーデンシアターで開催された。8月に始まった今回のツアーは、玉置浩二 with 故郷楽団としての活動10周年を記念した特別なもので、15人編成による豪華なステージが観客を圧倒した。



【ライブ写真】大興奮の東京ガーデンシアター公演!玉置浩二のステージショット



 公演は、ギターだけに光が当たる印象的な演出からスタート。インストゥルメンタルによる「あこがれ」が静かに幕を開けたあと、玉置が登場し、アルバム『カリント工場の煙突の上に』収録の「青い“なす”畑」を披露。今回のサブタイトル“blue eggplant field”にも通じるこの曲を皮切りに、心温まる世界観が展開されていった。



 その後も、「からっぽの心で」「太陽さん」「最高でしょ?」「コール」などのほか、安全地帯の代表曲「じれったい」「好きさ」では会場のボルテージが最高潮に達した。



 後半では「JUNK LAND」から「田園」へと雪崩れ込み、「田園」ではストリングスのメンバーも全員立ち上がって演奏するほどの盛り上がりを見せた。



 本編最後は「メロディー」でしっとりと締めくくり、玉置は「MR. LONELY」の一節を歌いながら静かにステージをあとにした。その後のアンコールでは、TBS系ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』の主題歌「ファンファーレ」を披露し、最新の玉置サウンドで幕を閉じた。



 今回のツアーでは、若手から中堅までの新たなメンバーで構成された故郷楽団との一体感が印象的だった。バンドマスターのトオミヨウをはじめ、それぞれのメンバーに見せ場が用意され、玉置とバンドの深い信頼関係が垣間見えた。



 このライブの模様は、来年1月にWOWOWで放送予定。また、来年3月からはオーケストラツアー『billboard classics 玉置浩二 LEGENDARY SYMPHONIC CONCERT 2026』の開催も決定しており、今後も進化を続ける姿が見られそうだ。

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