【エンタメ総合】
竹内涼真、来年1月期連ドラ主演「“勝男”とはまるで違う役柄(笑)」 ヒロイン・井上真央とラブミステリー

1月期火曜9時ドラマ『再会~Silent Truth~』に出演する(左から)竹内涼真、井上真央(C)テレビ朝日


 俳優・竹内涼真(32)が、来年1月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『再会~Silent Truth~』(毎週火曜 後9:00)で主演を務めることが決定した。ヒロインには、同局のドラマ出演が16年ぶりとなり、竹内とは初共演の井上真央(38)。『フリーター、家を買う。』(2010年)などを手掛けた橋部敦子氏が脚本を務めた、この冬一番切ないヒューマンラブミステリーを描く。



【写真】17年前…F4とともに映画『花より男子F』の会見に登場した井上真央



 本作は、人気作家・横関大氏が上梓した第56回江戸川乱歩賞受賞作『再会』を連続ドラマ化。物語の起点となるのは23年前――。当時小学6年生だった飛奈淳一は、仲が良かった同級生3人と共に、ある事件で使用された拳銃を小学校の桜の木の下に埋没。時は流れ、刑事となった淳一は、23年前に秘密を共有した仲間の一人で、初恋の相手でもある岩本万季子と、刑事と容疑者として再会。そこへ畳み掛けるように、現在捜査中の事件で使われた凶器が、4人で埋めた拳銃だったことも判明。捜査を通し、淳一はかつての仲間たちとも再会していく。



 竹内が演じるのは、主人公の飛奈淳一。撮影に向け、「淳一は23年前から今も人知れず、自分の脆さと向き合いながら闘い続けている人間で、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で演じているどうしようもない勝男(笑)とはまるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います」と、意気込む。ラブコメから一転、ヒューマンラブミステリーへ、180度異なる役柄&世界観で新境地を開拓する。



 そして井上は、主人公の初恋の相手・岩本万季子を演じる。井上が同局のドラマに出演するのは2010年放送の『ドラマSP 樅ノ木は残った』以来、16年ぶり。竹内とは初共演を果たす。「竹内さんと同級生役だと聞いて『いくら何でも、ちょっと図々しくないかな』と、申し訳ない気持ちになりました(笑)」と驚いたと話すも、「本読みで初めてお会いしたのですが、終わった瞬間すぐにサーッと目の前に来てくれて、力強く手を差し出しながら『よろしくお願いします!』と言ってくれたんです」とイメージ通りだったことも明かしていた。



 なお、監督は映画『白夜行』(2011年)や『神様のカルテ』シリーズ(2011年、2014年)、テレビ朝日の連続ドラマ『星降る夜に』(2023年)などでメガホンを取った深川栄洋氏がメイン監督を担当。今年演出を手掛けたテレビ朝日ドラマプレミアム『看守の流儀』で信頼関係を築いた主演・竹内と再タッグを組む。



■竹内涼真(飛奈淳一・役) コメント

――出演オファーを受けた際のお気持ち、台本をお読みになった感想をお聞かせください。

 今回は23年ぶりに再会する同級生4人の関係が、すごく重要になる物語。急に子どもの頃の記憶や匂いが戻ってくるような、何とも言えない愛おしい感じがする一方で、それぞれ秘密を抱えているからこその息苦しさもあって…。彼らの秘密がどう解き明かされていくのか。台本を読みながら、展開の面白さにドキドキハラハラすると同時に、演じる僕らはキツくなるだろうなと思いました。



――飛奈淳一をどんなふうに演じていきたいですか?

 演じる上で原点となるのは23年前、小学6年生の時の淳一。当時を演じてくれる俳優さんの撮影を事前に見学したことで、得るものも多かったです。淳一は23年前から今も人知れず、自分の脆さや一番弱い部分と向き合いながら、乗り越えようと闘い続けている人間。自分が抱えているものを隠し通すことは、たとえ演技でもストレスになりますが、この“不安定な船に乗っているような旅”を楽しみながら闘っていこうと思います。今回は、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で演じているどうしようもない勝男(笑)とはまるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います。



――今回が初共演となる井上真央さんの印象を教えてください。

僕は周りの人たちとコミュニケーションを取るのが好きなこともあり、感覚的に“はじめまして”でも距離を詰めていい方と、そうでない方が分かるんです。井上さんは初対面の時点で「あ、大丈夫かも。優しいかも!」と直感できて、うれしかったです。



――撮影現場で楽しみにしていることはありますか?

 原作の舞台のモデルとなったのが、僕の地元と同じ神奈川県相模原市方面なんです。実は今回のロケ地も、中学・高校の頃によく訪れていた場所。思春期真っ盛りの良い思い出も、苦しい思い出もたくさん詰まった場所ですし、当時の感情を自然と役に還元できると思うとエモいです! また、井上さんをはじめ、同級生を演じる皆さんとは、素の部分でも結構近いものを感じているんですよ。なので、お互いをもっと知ることができる、良い撮影になるんじゃないかなと楽しみにしています。



――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。

 僕ら同級生の再会が、皆さんの心の奥底にある懐かしい感情、言葉では表せない感情とリンクしたらいいなと思います。いろんな自分の弱さと葛藤しながら闘う登場人物たちの姿を、ぜひ見届けてください。



■井上真央(岩本万季子・役) コメント

――出演オファーを受けた際のお気持ち、台本をお読みになった感想をお聞かせください。

 竹内さんと同級生役だと聞いて「いくら何でも、ちょっと図々しくないかな」と、申し訳ない気持ちになりました(笑)。竹内さんと自分の写真をいろいろ組み合わせて見ながら「いける、いけない」と、ひと葛藤もあったのですが…まずは写真を一旦閉じて(笑)、原作と脚本を読ませていただきました。

 今回はミステリーなので、犯人や真相を追うおもしろさもあるのですが、23年前を起点に、それぞれが別の人生を生き、鬱屈としたものや葛藤を抱えながら再会した同級生たち。彼らの心模様や関係性の変化の描写に興味を持ちました。



――岩本万季子をどんなふうに演じていきたいですか?

 万季子の言動を理解するには、少し時間がかかりました。23年前の事件から現在に至るまで、どういう人生を歩んできたのか、自分の中で想定したり、監督やスタッフの方と話しながら、彼女の大切にしたいものや守りたいものを考えていきました。

これまで強く明るく生きてきた彼女の脆さや弱さ、本音の部分が、物語が進むにつれて見えてくるよう演じられたらいいな、と思っています。



――今回が初共演となる竹内涼真さんの印象を教えてください。

 顔、ちっちゃ!背、高っ!もうイメージ通りの方でした。熱量が高く、いろんな方とすぐ仲良くなれて、主演として先頭に立てる方という印象を持っていたのですが、そこもイメージ通り。今回も本読みで初めてお会いしたのですが、終わった瞬間すぐにサーッと目の前に来てくれて、力強く手を差し出しながら「よろしくお願いします!」と言ってくれたんです。



――撮影現場で楽しみにしていることはありますか?

 竹内さんの地元を知り尽くすことが楽しみです(笑)。役では同級生ですけど、お互い探り合うようなシーンも多いので、普段は素をさらけ出してもらい、お勧めのスポットも教えてほしいです。



――視聴者の皆さまへメッセージをお願いいたします。

23年前に秘密を共有した幼なじみと、ある事件をきっかけに再会します。お互いを思うからこそ小さな秘密や嘘を重ねていく中、思いがけない真実が明らかになっていきます。封印したはずの過去と向き合うことになったとき、人はなにを大切に思うのか。4人の生き方を通して考えるきっかけになったらうれしいです。

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