
【エンタメ総合】
菅田将暉、特殊技術満載のドラマで「ノーCG俳優」 ドローンの空撮シーンもアナログで撮影
俳優の菅田将暉、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、滝藤賢一が24日、東京・NHKで放送100年特集ドラマ『火星の女王』の取材会に参加した。
【写真】シックなカラーリングの衣装で登場した菅田将暉
菅田と滝藤は地球チーム、ウンギョンと岸井は火星チームと、それぞれ別の撮影班だった。特殊技術満載の火星のシーンはリアルで菅田は「火星ってどうやって撮ってたの?」と素朴な疑問をぶつけ、岸井は「洞窟にいました。いろんな洞窟に。雨が降っていたんですけど、火星にとって水は貴重な資源だから『絶対に写っちゃダメだ』となって」と秘話を明した。水が写ったシーンは後で消すほどの念の入れようだったという。菅田は「水が写っちゃいけないなんて視点はない。面白いですね」と話した。
一方の菅田と滝藤は“地球”での撮影だった。苦労を問われると普段のドラマと、ほとんど変わらなかったそうで菅田は「僕らが1番土着的というか。フィジカルでやっていた。ノーCG俳優」と笑っていた。2人で逃亡するシーンがあり、ドローンで空撮され、豆粒ほどの大きさとなっているが滝藤は「小さいですけど、ちゃんと僕たちがやってますから」とCGではないことをアピールし、菅田は「スーパーアナログでしたね~」と笑いを誘っていた。
直木賞作家の小川哲氏の『火星の女王』(早川書房)を原作に脚本家の吉田玲子氏が“100年後の世界”をダイナミックに描き出す本格SFドラマ。NHK放送100周年記念「宇宙・未来プロジェクト」の一環として、12月13日から放送される(全3回)。












