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第14回「岩谷時子賞」にさだまさし「お客さんいなくなるまで歌い続ける」きょうソロデビュー50周年

さだまさし (C)ORICON NewS inc.


 音楽文化の向上・普及のために、功労のあった人物・団体を表彰する第14回「岩谷時子賞」の受賞者が25日発表され、シンガーソングライターのさだまさし(73)が選ばれた。同日、都内で授賞式が行われ、さだは「お客さんがいなくなるまで歌い続ける」と意欲を語った。



【写真】素敵!竹下景子からトロフィーをもらって笑顔を浮かべるさだまさし



 さだはこの日、ソロデビュー50周年を迎えた。「あっという間だった」と半世紀を振り返り、「こうして現役でいられていることを、たくさんの方に感謝したい。お客さんがいてくださる限りは現役で歌っていこう」と語った。



 さだは、名曲を生みながらコンサート開催を4700回、災害被災地支援も積極的に行っていることなどが評価された。俳優の竹下景子(72)から盾を受け取り、笑顔を見せた。壇上では「いのちの理由」を披露した。



 同賞は日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的に、2009年に設立された岩谷時子音楽文化振興財団が翌10年に制定した。功労賞にはイラストレーターでグラフィックデザイナーの宇野亞喜良氏、特別賞には音楽家の大友良英氏、俳優で歌手の島田歌穂、奨励賞には俳優のエヴァ―・アンダーソン、「岩谷時子 Foundation for Youth」にはピアニストの中川優芽花氏、バイオリニストの堀内優里氏が選ばれた。



 岩谷時子は1952(昭和27)年に越路吹雪の「愛の讃歌」で戦後初の女性作詞家としてデビュー。加山雄三の「君といつまでも」、郷ひろみの「男の子女の子」などのヒット曲をうみだすとともに「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」などのミュージカル訳詞を手掛けた。晩年は音楽文化振興財団を設立。2013年10月になくなるまで音楽や芸術の発展・振興に寄与した。

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