【映画】
中山忍、出世作平成『ガメラ』シリーズの出演秘話 大映に足繁く通ってオーディション受けられるように「とても感謝」

『ガメラ 大怪獣空中決戦』4K HDRドルビーシネマ復活上映 上映記念舞台あいさつに登壇した中山忍 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の中山忍(52)、金子修介監督が22日、東京・丸の内ピカデリー ドルビーシネマで行われた映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)の4K HDR ドルビーシネマ復活上映の舞台あいさつに登壇した。



【写真】さわやかなブルーのロングドレス姿の中山忍



 中山は、鳥類学者の長峰真弓役を演じ、日本アカデミー賞優秀助演女優賞に輝いた。オーディションを受けての出演だったそう。中山は「オーディションを受けられるまでの道のりも長くて。私とマネージャーで当時、大映さんに足繁く通いまして『中山忍という人間がいます。オーディションを受けさせてください』と頑張って。オーディションは台本の一部をいただいて、カメラを回して『このせりふを言ってください』というものを受けまして。長峰真弓という人がカッコよく感じられた。やったことのない役で『ぜひやらせていただきたい』という思いを胸に挑んだんですけど、結果として演じさせていただくことができた。とても感謝しています」としみじみと口にした。



 金子監督は「あの時、その気持ちがすごく伝わってきた。せりふを言ってもらった瞬間に決めましたよ」と明かす。中山が「ホントですか?」とツッコむと、金子監督は「僕の中ではね。会社の中では…」と口ごもり、会場は爆笑だった。



 1965年(昭和40年)11月27日に公開された怪獣映画『大怪獣ガメラ』(大映)。昭和に計8作品、平成に4作品が製作され、2023年にはアニメ版が登場するなど、ガメラは世代を超えて国内外のファンに愛され続けてきた。今年、生誕60周年を迎えるにあたり、【ガメラ生誕60周年プロジェクト】が始動。



 その一環で、「平成ガメラ3部作」のドルビーシネマによる復活上映を実施。上映されるのは金子修介監督、特技監督・樋口真嗣、脚本・伊藤和典のタッグによって誕生した『ガメラ 大怪獣空中決戦』、『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)、『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』(1999年)の3作品となる。

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