【エンタメ総合】
ガンプ鈴木、福岡から東京まで人力車で1000キロの旅達成 「皆さんのおかげで達成できました」と感謝

ゴール直後のガンプ鈴木さん


 現在SNS等で大きな話題になっている「#キットカットくらべ 日本横断1000kmの旅」にチャレンジしているガンプ鈴木が11月23日、福岡から東京へのゴール地点となる東京タワー前に人力車で到着し、多くのファンの前でゴールテープを切った。



【写真】ガンプ鈴木さん、1000キロの旅…ゴール間際の様子



 「#キットカットくらべ 日本横断1000kmの旅」は、ガンプ鈴木が福岡から東京まで、人力車で旅をしながら「キットカット」を配り、人々の「JUST FOR FUN(人生たのしもう)」を応援しようという企画。



 ガンプ鈴木といえば、23歳のときに人力車と出会い、2016年から「JUST FOR FUN」をスローガンに、人力車による世界一周に挑戦中で、これまでアジア、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、アフリカなど累計3.5万キロを走破している。



 福岡から東京まで約1000キロの旅の終着の地である東京タワーにガンプ鈴木が人力車を引いて姿を現すと、会場に詰め掛けたファンから大きな拍手が巻き起こる。大歓声のなかゴールテープを切ったガンプ鈴木は「ただいまでーす!ありがとございます」と発すると、沿道のファンとハイタッチする。



 ごくりと水を飲んだガンプ鈴木は「足がプルプルしています」と言いつつ、笑顔で声援に応えると「改めてただいまー」と挨拶。約1000キロの人力車での旅について「約1万個のキットカットをお渡しして食べてもらったり、自分でもたくさん食べました。人生で一番チョコレートを食べたと思います」と振り返る。



 人力車の重量は約100キロ。さらにラッピングや大量のキットカットも積んでいるため「普段より、愛の重さが強かった」と語ると「旧東海道は、たまに道がなくなるんです。山の中に入ると道選びも大切。階段を登ったり、迂回したり……多くの方の助けがなければ超えられない旅でした」と苦労も多かったという。



 さらにガンプ鈴木は、盛り上げるために、さまざまな“縛り”を設けて旅を続けた。それは、お金を使わずキットカットとの物々交換だけで旅をクリアすること。「キットカットを渡してご飯を食べさせてもらったり、それ以外の食べ物はキットカットのみ。差し入れも禁止していました。ただタンパク質を取らずにフラフラになってしまったこともあり、栄養バランスの大切さを学びました」と笑う。



 それでも「キットカットというみんなが大好きなお菓子があったおかげで、いろいろな方と交流ができました。とても楽しい旅で、43日間でしたが、一瞬でした」と充実感をにじませていた。



 またこの日は、ガンプ鈴木が、ケニアから南アフリカまで人力車でアフリカ大陸を一周した旅が映画化されることも発表された。ガンプ鈴木は「南は沖縄から北は北海道まで、舞台挨拶をやります。もちろん人力車で行こうと思います」と意気込んだ。



 イベント後半には、新たな旅としてネスレ日本の村岡 慎太郎氏から、新たな旅として「受験生への応援メッセージを集める旅」という指令が。ガンプ鈴木は「任せてください!」と回答すると、防府天満宮への旅が言い渡される。ガンプ鈴木は「今回の旅でも絵馬を書いたんです。壮大な伏線回収ができますね。また来た道を戻るのも面白いですね」と笑顔を見せていた。



 最後にガンプ鈴木は「やることは変わらず“RUN”なので、これからも元気に走りたいと思います」と力強く宣言すると「皆さんのおかげで、とてつもなく楽しく過ごせました。盛り上がりました。この企画を通してみなさんから元気をもらいました。これからも走り続けて、皆さんに元気を届けたいと思います」と語っていた。



取材/磯部正和、撮影/小泉賢一郎

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