
【映画】
令和ロマン・くるま、苦手な“怖い映画”も「昼はいける」 独特な線引きに会場ざわつく
お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまが24日、都内で行われたHPS×TOHOシネマズA24の日特集上映 第11回『パスト ライブス/再会』上映後トークイベントに登壇。苦手だという“怖い映画”の線引きを明かした。
【写真】映画に登場する人物になりきって撮影に応じるくるま
好きな映画のジャンルを聞かれると、くるまは「怖いの苦手なんで、怖くないやつ」と強く主張し、「『ストレンジャー・シングス』とかでも1人で見られない」と告白。MCの奥浜レイラから「デモゴルゴン怖い?」と『ストレンジャー・シングス』に登場するモンスターをあげられると、「怖いですね―!」と重ねた。
くるまは1人でなければ“怖い”映画も見られるとし、「高校生のときとかラグビー部のみんなで『パラノーマル・アクティビティ』観に行きました。(シリーズを)全部観ました」と振り返り、「大男ばっかりで。サンシャインシネマ池袋でギチギチになって見ていました」と思い出し笑い。
また「『ミッドサマー』もみんな観てたじゃないですか。たとえツッコミとかでも芸人さんが使うくらいになったときに観たけど、本当に怖い」としながら、「でも明るい時間があるじゃないですか。昼はいけるんですよ。高いところから人が落ちても昼なんでそんなに怖くない」と恐ろしいシーンでも作中で明るい時間帯のシーンなら問題ないと告白。奥浜から「あの中で一番怖いシーンですけど…」と驚かれると、「そういう機微がなくて僕には。暗かったら怖い」と自身の中にははっきりとした線引きがあると明かした。
さらには「単純です。明るくしてくれてるんで、随所で。(死体の)目にお花が咲いたりするじゃないですか。お花が咲いてるんで、怖くなくないですか」と話し、独特なものの見方で会場をざわつかせていた。
本作は、今年開催の米アカデミー賞で作品賞などを受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出したA24と、2020年開催の米アカデミー賞で作品賞などを受賞した『パラサイト 半地下の家族』を配給した韓国のCJ ENMが初めて共同製作した。移住によって離れ離れになった幼なじみの2人が24年後、36歳の夏にNYで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。監督のセリーヌ・ソンは、12歳の時に家族と共にカナダへ移住した自身の原体験を元にオリジナル脚本を執筆し、本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾った。












