【音楽】
“ロックの殿堂”ジミー・クリフさんが81歳で死去 レゲエ普及に貢献した音楽家

“ロックの殿堂”ジミー・クリフさんが81歳で死去


 レゲエ歌手のジミー・クリフさんが死去した。81歳だった。家族が24日、公式SNSを通じて明らかにした。投稿によると、死因は発作とそれに続く肺炎によるものとされている。



【写真】ジミー・クリフさんの写真と家族からの追悼文



 投稿では「深い悲しみとともに、夫のジミー・クリフが発作とそれに続く肺炎のためこの世を去ったことをお知らせします」と報告され、「彼とともに歩んでくれた家族、友人、アーティスト仲間、同僚たちに感謝します。世界中のファンのみなさん、みなさんの支えが彼のキャリアを通じての力でした。彼はすべてのファンの愛に心から感謝していました」と記し、支えてくれた医師と医療スタッフへの感謝も伝えた。「この困難な時期に、どうか私たちのプライバシーを尊重していただけたら幸いです」とも呼びかけている。



 ジミーさんは、「ユー・キャン・ゲット・イット・イフ・ユー・リアリー・ウォント」「ザ・ハーダー・ゼイ・カム」「ワンダフル・ワールド、ビューティフル・ピープル」などの世界的ヒット曲で知られ、2010年にはロックの殿堂入りを果たした。ジャマイカ人としてはボブ・マーリーさんに続き、2人目の快挙だった。



 音楽だけでなく、ジャマイカ社会の現実をリアルに描いた映画『ハーダー・ゼイ・カム』(1972年)では主演も務め、同作のサウンドトラックはアメリカにおけるレゲエ音楽の普及の先駆けとなった。また、ジャマイカの陸上選手がボブスレーに挑戦する姿を描いた映画『クール・ランニング』(1993年)の主題歌「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」を手がけたことでも知られている。

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