
【映画】
高橋海人、芳根京子の“職人技”説明セリフに感嘆「すごいな、この人は」
俳優の芳根京子、King & Princeの高橋海人(※高=はしごだか)が26日、都内で行われた映画『君の顔では泣けない』公開後御礼舞台あいさつに登壇した。2人の芝居への感想が多い中、改めて互いの演技を称賛した。
【集合ショット】素敵…!誇らしげな顔を浮かべる芳根京子&高橋海人ら
作家・君嶋彼方氏のデビュー作を実写化。高校1年生の夏。プールに落ちたことがきっかけで体が入れ替わってしまった陸(芳根)、まなみ(高橋)。2人が15歳から30歳までお互いの姿のまま、さまざまな人生の岐路に立ちながらも、ときに衝突、ときに苦しみを分かち合いながら、必死に生きていく姿を描いた新しい“入れ替わりもの”となっている。
芳根は「電話をするシーンがあるんですけどまなみの『もしもし』の一言で泣きそうになって。そこまで葛藤があるなかでの電話というのがあって。高橋くんの声に、ぐわって感情があがっちゃって。もう一回やらせてもらっていいですか。といった記憶があります。安心もできるし、怖くもある。あの『もしもし』は強かった…1番初め聞いたときに負けた」と圧倒されたことを振り返る。
また、高橋は「うれし~」と歓喜。「自分のなかでのお芝居でいつも難関だなといつも思うのが物語の流れだったり出来事を説明する、説明ゼリフ。わかりやすく説明するセリフがこの作品にもあったんですけどそこを(芳根が)いかに説明っぽく言ってないか」と感嘆する。
「わざとっぽく思われちゃうし、やりすぎると気持ち離れちゃうし。それを自分ごととして説明ゼリフとして聞こえないようにするか。それはもう、うまいとかより職人だなって思いました。すごいな、この人はって」と絶賛し、向き合った芳根と思わずおじぎし合う一幕も。高橋は「いっぱいありました。それだけで終わったあと二次会をやりたいくらい」としみじみと振り返っていた。












