【映画】
吉沢亮、『国宝』は「特別な作品」 大ヒットは予想外「まさかこんなに観ていただけるとは」

『ELLE CINEMA AWARDS 2025』授賞式に登壇した吉沢亮 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の吉沢亮(31)が10日、都内で行われた『ELLE CINEMA AWARDS 2025』授賞式に登壇。今年目覚ましい活躍をした男性に贈られる「エル メン賞」を受賞した。



【写真】イケメン⋯ブラックスーツで登場した吉沢亮



 吉沢は映画『国宝』の主演として受賞。ブラックで統一したスーツ姿で登場した吉沢はトロフィーを受け取り、「非常にうれしいです」とにっこり。「1年半の歌舞伎の稽古があったり、かけてきた時間や情熱は段違いだったので、たくさんの方に愛していただいて、自分の中でも特別な作品になりました」と思いを語った。



 2026年の「来年はミュージカルがあったりとか、新たなチャレンジがある。変わらず挑戦の年にしたいと思います」と抱負を語った。



 また、『国宝』は「話題賞」を受賞。トロフィーを受け取った村田千恵子プロデューサーが関係者に感謝を述べた後、吉沢が再登壇。本作は日本での大ヒット、そして今後も世界中で公開が予定されている。吉沢は「現場では、とにかくいいと思えるものを作りたいという思いだけで走り抜けた現場でしたので、見てもらえればわかってもらえるとは思っていましたけれども、まさかこんなにたくさんの方に観ていただける作品になるとは思っていなかったですね」と振り返った。



 映画『国宝』は、李相日監督、吉沢亮主演。黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による同名小説を、実写映画化。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。



 11月24日までの公開172日間で、観客動員数1231万人、興行収入173.7億円を突破。歴代の興行収入ランキングで『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)の興行収入を超え、邦画実写第1位となった。(興行通信社調べ)



 本アワードは、ファッション・メディア『ELLE(エル)』が、文化人やジャーナリスト、エル・エディターなどの投票によって、2025年に公開された映画の中からベスト作品を決定。今年で11回目の開催となる。



 ほかに、北川景子、木戸大聖、出口夏希、塚原あゆ子氏、村田千恵子氏(『国宝』プロデューサー)、プレゼンターとしてよしひろまさみち氏、坂井佳奈子氏(ELLE編集局長)が登壇。MCは平山深雪が務めた。



■『ELLE CINEMA AWARDS 2025』各部門受賞者

【エル ベストアクトレス賞】

北川景子『ナイトフラワー』

【エル メン賞】

吉沢亮『国宝』

【エル・ガール ライジングスター賞】

木戸大聖『ゆきてかへらぬ』

出口夏希『か「」く「」し「」ご「」と「』

【エル ベストディレクター賞】

塚原あゆ子氏『ファーストキス 1ST KISS』

【話題賞】

『国宝』



【作品賞】

1位『ANORA アノーラ』

2位『国宝』

3位『ワン・バトル・アフター・アナザー』

4位『サブスタンス』

5位『教皇選挙』

6位『ウィキッド ふたりの魔女』

7位『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』

8位『エミリア・ペレス』

9位『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』

10位『ルノワール』

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