【音楽】
宇野実彩子・與真司郎・末吉秀太が語る、AAA“20周年の歩み”「家族より一緒にいた」 ファンミーティングは「ファンの方へ恩返し」【インタビュー】

『AAA 20th Anniversary - Always, All Around -』を開催する(左から)與真司郎、宇野実彩子、末吉秀太


 今年9月14日にグループのデビュー20周年を迎えたAAA。2020年12月31日以降、活動を休止しているが、26年に20周年を記念したファンイベント『AAA 20th Anniversary - Always, All Around -』をメンバーの宇野実彩子、與真司郎、末吉秀太が開催することが発表された。



【画像】『AAA 20th Anniversary - Always, All Around -』ビジュアル



 今回、オリコンニュースでは宇野、與、末吉の3人にインタビューを実施。20周年を迎えた気持ちや、これまでの歩み、デビュー当時の印象やソロ活動について、ファンへの思いを語ってもらった。



■20周年を迎え「“ここまで続けてこられた”ことに意味を感じています」



――9月に迎えられたデビュー20周年、おめでとうございます。20周年を迎えられた率直なお気持ちをお聞かせください。



與:そうですね。もう20周年かっていう不思議な気持ちもあります。僕がデビューした時は16歳で、みんなは18歳で。そこから気づけばもう40近くになっていて…。ここまで続けてこられたこと自体に、まずすごく感謝しています。メンバーにもスタッフさんにも、そしてファンの皆さんにも本当に感謝しています。これからも元気に、みんなでワイワイしながら、またいい思い出を作っていけたらいいなと思っています。



宇野:15周年の活動休止のライブから、皆さんを少しお待たせして迎えた20周年なので…そこは本当に、ファンの皆さんが待ってくれて、支えてくれて迎えられた20周年だなって。感謝しかないです。ここからは“20年分の恩返し”をしっかりしていきたい、そんな思いでいっぱいです。



末吉:20周年ってすごくめでたいことだし、逆に“ここまで続けてこられた”ことに意味を感じています。ここまで長く続くと思っていなかったので。でもそれも、応援してくださるファンの皆さんがいてくれたからこそ。そこに対して、気持ちを送り合うような関係性でいたいです。ファンミーティングもあるので、今の僕ら、等身大の僕らをどう届けられるか、ワクワクしています。



――ストリートライブから始まり、武道館、ドームと大きくなってきた20年の歩み。振り返って、いかがですか。



與:色々あったね。



宇野:本当に色々あった。めっちゃ濃い経験をたくさんしてきたよね。ステージに立たせてもらった回数もすごいと思う。



末吉:確かに。そこの数字、調べたことないよね。



與:最初のほう3日に1回とかやってたよね。



宇野:やってたやってた!連日違うステージだったり。



末吉:イベントフェスとかね。



宇野:“ライブで育ててもらった”って感じ。



與:言えてる!本当にいろいろ経験したなって思います。メンバーと色んなことを分かち合ってきたし、意見の違いもあったけど、楽しい思い出もたくさんあります。その時は必死すぎて考える余裕なかったけど、今改めて外から自分たちを見てみると、「うわ、めっちゃ頑張ってきたよね」って。お互いを褒めてあげたいです。



末吉:最初なんてさ、家族より一緒にいたじゃん。



與:いたね。何があってもずっと一緒だった(笑)。



宇野:レッスン期間も長かったよね。



與:めちゃくちゃ厳しかったしね。



宇野:いつも緊張感あったよね。



末吉:昭和って感じだったよね。



與:昭和だった(笑)。めっちゃ厳しかった。



宇野:同じ曲を何度も何度も踊って歌って。デビュー前に体力も精神力も徐々に磨いていた気がする。



末吉:今思うと、いい経験。



宇野:そうだね。あの時期があって今がある。ありがたくて貴重な時間だったよね。



■振り返る20周年の歩み デビュー当時の率直な印象も



――20年間で特に心に残っている出来事をひとつ挙げると?



宇野:15周年のドームツアーじゃない?



末吉:特別感あったよね。



宇野:走り続けてきた中で、初めて一度立ち止まるタイミングだったね。



與:札幌の時の雰囲気、なんか不思議だったよね。「キャー!」って感じじゃなくて、「あぁ…」みたいな。



宇野:特別な緊張があったよね。



與:うん、すごく感じた。



末吉:でもあの雰囲気、めっちゃ良かったよね。いつものライブとも全然違って。



與:全然違った!



末吉:お客さんも、俺らも、それぞれいろんな思いを持っていたのが伝わったライブだったと思う。



與:声も出せなかったよね。



宇野・末吉:それもあったね。



宇野:コロナ明けで、やっと開催できたタイミングだったね。



末吉:ギリギリだったよね。



與:だからAAAでまたいつか、声が出せる状況でのライブなんかもやりたいね。



宇野:ね。あの時できなかったからね。



――デビュー当時のお互いの印象は?



末吉:まず(與)は“グラサン”(笑)。



與:確かに。ずっとしてた。調子乗ってた(笑)。宇野ちゃんは“avexの人”って感じ(笑)。1年先に入ってたから!



末吉:そうだった(笑)。



宇野:ちょっと偉そうだった?お局みたいだった?(笑)。



與:偉そうってわけじゃないけど、「私avex知ってるから」みたいな(笑)。



宇野:いやいや、調子乗ってるじゃん(笑)。



末吉:「私長いんで」みたいな(笑)。



與:秀太はヒップホッパーだったよね!ファッションがめっちゃヒップホップで、サイズもXXLとか。



宇野:確かに確かに!



末吉:あの時代だったね(笑)。



――マインド的にもちょっとヒップホップぽい感じでしたか?



宇野:いや、マインドは九州男児の漢気って感じだった気がする。



末吉:いや、まあ、ガキでした(笑)。



宇野:10代だから尖ってたりもしたかな。



與:みんな尖ってる感じはあったよね(笑)。



――お互い“大人になったな”と思う部分は?



末吉:話す内容がマイルドになったよね(笑)。



與:戦いがなくなった。競い合うことは終了した(笑)。



宇野:共感し合うようになったよね(笑)。



與:悩みも似てるし、通ってきた人生も似てるしね。



宇野:わかることが増えたよね。



末吉:長くいたからこそみたいなところもあるけどね。最初の方なんて、ほんと常に一緒にいたから、もうむしろ、「もう、今日いいんですけど…」みたいな時もあったし(笑)。



宇野:誰が嫌とかじゃなくてね。ただ1人になりたいだけ。



與:でもなれないんだよね。朝から夜中まで仕事して。



宇野:夜中だったね!



與:MVも3日連続とかあったし。



宇野:あったあった!



與:とにかく忙しすぎて。



宇野:毎月リリースしてたからね。今思うと本当にありがたいよね。



■ソロ活動で気付いたグループのありがたみ



――ソロ活動で感じた難しさ、やりがいを教えてください。



與:1人だと全部自分でやらなきゃいけなくて、休む暇もない。でもそのぶん、グループでやっていた時の“安心感”をすごく感じるようになりました。ソロをやっていなかったら、そのありがたみに気づけなかったかもしれないし、今はまたメンバーと一緒にできることが楽しみで仕方ないです。



宇野:私も1人でやる大変さを実感しました。若い頃は、AAAのライブや楽曲制作にどれだけの人が関わっていたか知らなかったので…。ソロで全部のプロセスを知ってからは、当時の環境がどれだけ贅沢だったか、改めて感謝の気持ちが強くなりました。そして、ソロツアーで1人でステージを成

関連記事


最近の記事

茨城の求人情報

https://cpt.geniee.jp/hb/v1/207318/39/instbody.min.js"