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フット後藤&ミルクボーイ駒場が新加入!『M-1』今年の審査員を読み解く【歴代審査員&審査回数一覧】
21日に放送される漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(ABCテレビ・テレビ朝日系 敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)の審査員の顔ぶれが14日、明らかになった。同日、ABCテレビ・テレビ朝日系で放送された事前特別番組『M-1グランプリ俺たちだって面白い!1万組のエントリー物語』(後0:55~1:55)内で発表となった。昨年に引き続き9人制で、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、駒場孝(ミルクボーイ)、後藤輝基(フットボールアワー)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)となった。今年の顔ぶれを紐解いていきたい。
【写真】『M-1』敗者復活の審査員も決定!
昨年の審査員は、2001年のスタート時から基本的な形となっていた「7人審査員制」から、歴代王者が審査した2015年以来となる「9人審査員制」に。若林正恭(オードリー)、礼二(中川家)、山内健司(かまいたち)、塙宣之(ナイツ)、博多大吉(博多華丸・大吉)、哲夫(笑い飯)、柴田英嗣(アンタッチャブル)、海原ともこ(海原やすよ・ともこ)、石田明(NON STYLE)という顔ぶれだった。
今年は9人中7人が続投となり、若林と石田が担当しない形に。2001年王者の礼二は今年で11回目、塙は8回目、大吉は6回目、2010年王者の哲夫と海原ともこは3回目、2004年王者の柴田と山内は2回目、2003年王者の後藤と2019年王者の駒場は初審査員となる。若林・石田の関東勢2人が、後藤・駒場の関西勢2人と入れ替わることになった。また、吉本興業以外に所属している審査員が塙と柴田の2人となり、昨年から引き続き「漫才師のみの審査員」という構成になった。
ミルクボーイは『M-1グランプリ2019』で、衝撃の「コーンフレーク」「最中」漫才を披露して“令和”初の『M-1』チャンピオンに。駒場は、ネタの批評にも定評があり、女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する『女芸人No.1決定戦 THE W 2021』で審査員を務めた経験もある。
そんな『THE W』で司会を担当している後藤は、2003年の『M-1』王者。『M-1』優勝をきっかけにブレイクを果たし、後藤は「ツッコミ芸人」としての地位を確立。2025年に誕生した『アサヒビール スマドリ ダブルインパクト~漫才&コント二刀流No.1決定戦~』では、審査員を務めた。
4日の準決勝を経て、ファイナリスト9組が決定。豪快キャプテン、ドンデコルテ、めぞん、たくろうの4組は初の決勝進出を果たした。5年連続決勝進出という真空ジェシカ、3年ぶりの決勝進出となるヨネダ2000、昨年4位のエバース、5位のヤーレンズ、10位のママタルトといった、そうそうたる顔ぶれとなった。史上最多となる11521組の漫才師の頂点を目指し、敗者復活組を加えた総勢10組が決勝戦に臨む。
決勝・敗者復活は、21日に放送(敗者復活 後3:00/決勝 後6:30)。敗者復活から決勝まで、約7時間ぶっ通しの生放送で届ける。決勝戦のMCはコンビを組んで14回目の今田耕司と上戸彩、敗者復活戦のMCは、陣内智則と齊藤京子が務める(ABCテレビ・テレビ朝日系で生中継)。
■『M-1グランプリ』歴代審査員一覧(優勝コンビ)
2001年:島田紳助、松本人志、鴻上尚史、ラサール石井、春風亭小朝、青島幸男、西川きよし【中川家】
2002年:島田紳助、松本人志、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七、中田カウス、立川談志【ますだおかだ】
2003年:島田紳助、松本人志、南原清隆、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、中田カウス【フットボールアワー】
2004年:西川きよし、南原清隆、大竹まこと、島田洋七、春風亭小朝、ラサール石井、中田カウス【アンタッチャブル】
2005年:島田紳助、松本人志、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、ラサール石井、中田カウス【ブラックマヨネーズ】
2006年:島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、島田洋七、大竹まこと、中田カウス【チュートリアル】
2007年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、ラサール石井、オール巨人、大竹まこと、中田カウス【サンドウィッチマン】
2008年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、渡辺正行、オール巨人、大竹まこと、中田カウス【NON STYLE】
2009年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、東国原英夫、オール巨人、渡辺正行、中田カウス【パンクブーブー】
2010年:島田紳助、松本人志、南原清隆、大竹一樹、渡辺正行、宮迫博之、中田カウス【笑い飯】
2015年:礼二、増田英彦、岩尾望、吉田敬、徳井義実、富澤たけし、石田明、佐藤哲夫、哲夫【トレンディエンジェル】
2016年:オール巨人、松本人志、上沼恵美子、礼二、博多大吉【銀シャリ】
2017年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉、春風亭小朝、渡辺正行【とろサーモン】
2018年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之【霜降り明星】
2019年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之【ミルクボーイ】
2020年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之【マヂカルラブリー】
2021年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之【錦鯉】
2022年:松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之【ウエストランド】
2023年:松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、塙宣之、海原ともこ【令和ロマン】
2024年:礼二、海原ともこ、柴田英嗣、山内健司、石田明、若林正恭、哲夫、塙宣之、博多大吉【令和ロマン】
2025年:礼二、海原ともこ、柴田英嗣、山内健司、哲夫、塙宣之、博多大吉、後藤輝基、駒場孝【?】
■『M-1』審査員回数順
【17回】松本人志(2001年~03年、05年~10年、16年~23年)
【11回】中川家・礼二(2015年~25年)
【9回】島田紳助(2001年~03年、05年~10年)、中田カウス(2002年~10年)、オール巨人(2007年~09年、16年~21年)、上沼恵美子(2007年~09年、16年~21年)
【8回】塙宣之(2018年~25年)
【7回】大竹まこと(2002年~08年)、富澤たけし(2015年、18年~23年)
【6回】ラサール石井(2001年~05年、07年)、渡辺正行(2005年~06年、08年~10年、17年)、博多大吉(2016年~17年、22年~25年)
【5回】島田洋七(2002年~06年)、立川志らく(2018年~22年)
【4回】南原清隆(2003年~04年、06年、10年)
【3回】春風亭小朝(2001年、04年、17年)、笑い飯・哲夫(2015年、24年~25年)、海原ともこ(2023年~25年)
【2回】西川きよし(2001年、04年)、山田邦子(2022年~23年)、石田明(2015年、24年)、山内健司(2024年~25年)、柴田英嗣(2024年~25年)
【1回】鴻上尚史(2001年)、青島幸男(2001年)、立川談志(2002年)、東国原英夫(2009年)、大竹一樹(2010年)、宮迫博之(2010年)、増田英彦(2015年)、岩尾望(2015年)、吉田敬(2015年)、徳井義実(2015年)、佐藤哲夫(2015年)、若林正恭(2024年)、後藤輝基(2025年)、駒場孝(2025年)











