
【音楽】
K-POP初の国立競技場合同イベント開催 Snow Manがゲスト出演&TOMORROW X TOGETHER、Stray Kidsが出演
KBS年末恒例の音楽祭『2025 Music Bank Global Festival in JAPAN』が、13日と14日の2日間にわたって、東京・国立競技場で開催された。国立競技場での開催は、K-POPの合同イベントとして初となり、2日間で計14万人を動員した。
【ライブ写真】&TEAMやENHYPENも登場!豪華出演者ら
■DAY1
初日の出演アーティストは12組。MCは、IVE・JANG WONYOUNGと歌手・俳優の LEE JUN YOUNG。冬の澄んだ空気の中、開演前から色とりどりのペンライトやアーティストグッズを手にしたファンで会場周辺は埋め尽くされた。
トップバッターとして姿を現したHearts2Hearts。「FOCUS」の力強いビートに乗せて、フェスティバルの幕開けにふさわしい躍動感あふれるパフォーマンスで魅せた。中盤には、再びステージへ。事務所の先輩である少女時代の「Make a wish(Genie)」をカバーし、セーラー服衣装でみずみずしい魅力を加えた。
続いてステージに現れたのは、9月にデビューした7人組ボーイズグループ・IDID。威勢の良いかけ声とともにステージに飛び出すと、11月リリースの新曲「PUSH BACK」からスタート。ギターリフとミニマルなベースが絡み合うヒップホップトラックに乗せ、シャープなダンスで観客を引き込み、新鮮なエネルギーで会場を沸かせた。
続いて登場したのはKickFlip 。「My First Love Song」で爽やかな魅力を振りまくと、曲のラストでは、ピンクヘアーがまぶしいKeijuが客席に向けて指ハートを送り、ファンの視線を一身に集めた。続く「Band-Aid」では堂々としたステージングで観る者の心に強い印象を残し、今後の活躍を予感させた。
レトロポップなファッションに身を包んだILLITが登場。リズミカルな振り付けの「jellyous」では“ペンギンステップ”を全力で踏む姿に、客席からは声援が飛んだ。「Not Cute Anymore」が終わると、メンバーは「温かくしてね」「寒くないですか?」と観客を気遣いながらサイドステージへと移動し、「Almond Chocolate(JP ver.)」へ。冬の夜にふさわしいロマンティックなひとときを届けた。
MCを務めるLEE JUN YOUNGは、パフォーマーとしてもステージに立ち、「BOUNCE」を披露。俳優として活躍を続けるが、長年アイドルとして培ってきたパフォーマンス力は健在だ。印象的な転調を持つこの楽曲で切れ味鋭いダンスを見せつけ、アーティストとしての実力を証明した。
RIIZEによる「Golden Stage」では、東方神起の名曲「HUG」をカバー。原曲への敬意が伝わる温かなステージを届けた。中盤の「Fame」ではヒップホップを軸にエレキギターのエッジを効かせたサウンドで観客を惹きつけ、「Bag Bad Back」ではバッグを使った振付で印象を強める。MCで「寒いけど、僕たちのパフォーマンスであたたまって!」と呼びかけ、日本デビュー曲「Lucky」を披露。ラストの「Fly Up」では、成長と飛躍を象徴するアンセムで鮮やかな余韻を残した。
TOMORROW X TOGETHERのYeonjunが11月にリリースした初ソロアルバムから、「Coma」を披露。16人のダンサーを従えた迫力のパフォーマンスで観客の心をつかんだ。続くタイトル曲「Talk to you」では、ギターリフが響くハードロックサウンドに乗せ、自ら手がけた振付でパワフルなステージを繰り広げた。
BOYNEXTDOORは「Hollywood Action」のイントロで勢いよくステージイン。「I LOVE YOU」では、冒頭から大きな声援が沸き起こり、ポップなサウンドに乗せてファンをときめかせた。「Tokyo!Make some noise!」の掛け声に客席が呼応し、大きな熱狂が生まれた。MCでは「愛してる」と思いを伝える場面も。「As Time Goes By」では初恋の終わりを歌った切ないバラードを披露。ラストの「I Feel Good」ではハイエナジーナンバーで、寒さを吹き飛ばすような熱を生み出した。
NMIXXは「SPINNIN’ ON IT」の力強いイントロで、会場を一気に自分たちの色へ引き寄せる。「Blue Valentine」ではエモーショナルに魅せ、「KNOW ABOUT ME」ではヒップホップとR&Bを融合させたクールなサウンドで観客を惹きつけた。MCでは「みんなでハートを送りましょう~」と6人そろって客席へ大きなハート。幅広いジャンルを歌いこなす歌唱力と切れのあるダンスで、“実力派”の存在感を示した。
「TUNNEL VISION」のイントロと同時に、会場のボルテージが跳ね上がる。ITZYは登場から貫禄あるたたずまいで魅せ、「Girls Will Be Girls」でも力強いメッセージを放った。「ROCK & ROLL」ではステージを縦横に駆けめぐり、「Not Shy」では「みんなで叫んでみましょう~!」とキュートにあおり、スタジアムは一体感に包まれた。力強さと観客とのレスポンスがかみ合う、ITZYらしい真骨頂のステージとなった。
ENHYPENの登場が告げられると、一斉に赤いペンライトが広がった。NI-KIによる力強いソロダンスで幕を開け、JAYのギターパフォーマンスでは、ギターを投げ捨てる大胆な演出で観客を惹きつけた。楽曲は「Blessed-Cursed」「Future Perfect」「Outside」と、ダークで重厚な世界観を連続して披露。「Helium」ではメンバーが左右に分かれて両サイドステージへ歩み、フロートに乗って声援に応えながらバックステージへ。「Shine On Me」では、左右に手を振りながら観客との一体感を生み、リフトが上昇する中でのエンディングは、ドラマティックな余韻を残した。
ATEEZは左右に分かれ、アリーナの両サイドから同時に登場する演出で「Blind」からスタート。「In Your Fantasy」で幻想的な世界観を作り上げた後、「WORK」ではサイドステージへ移動。「Gotta WORK」の中毒性あるビートで夢への情熱を歌い上げ、メインステージに戻るとイントロで大歓声が上がる中「BOUNCY」へ。「Make some noise!」の煽りに客席が応え、緩急をつけた構成力と卓越したパフォーマンスで、観客を虜にしてみせた。
日韓国交正常化60周年を記念したスペシャルゲストとして、日本からSnow Manが参戦。「思いきり盛り上がっていこう!」の掛け声で、会場の熱気が一気に高まった。オープニングの「CHARISMAX」では、パラパラを軸に高速BPMを融合させたダンスチューンを披露。メンバーカラーの衣装に身を包んだ9人が息の合ったシンクロダンスで、場内のテンションを引き上げる。「君は僕のもの」では「Snow Man!」のコール&レスポンスがスタジアムに響いた。炎の演出とともに届けた「W」は圧巻。アグレッシブなパフォーマンスで強い存在感を放ち、日本エンターテインメントの実力と日韓の友好を印象づけるステージとなった。
2025年も飛躍を続けるTOMORROW X TOGETHERが、初日のトリとしてバックステージに姿を現し、トラップとヒップホップを融合させた「Beautiful Strangers」からスタート。「皆さん寒いでしょ…」と観客を気づかいながら、日本語曲「Where do you go」へ。左右に分かれてフロートに乗り込みアリーナを周回し、サイドステージでは「みんなかわいいね」「最後まで盛り上がる準備はできてますか?」と語りかけた。メインステージに戻り、「Can’t Stop」、そしてラストナンバー「Upside Down Kiss」へ。ロマンティックなポップチューンで、グルーヴィーなサウンドが会場を揺らした。TOMORROW X TOGETHERの魅力が詰まった多彩な選曲で、初日はフィナーレを迎えた。
■DAY2
オープニングVCRに続き、LEE JUN YOUNG と JANG WONYOUNGが登場し、DAY-2の開幕を宣言。トップバッターとして、CORTISがメインステージに姿を現した。今年8月にデビューしたCORTISは、1曲目「What You Want」から冒頭からメインステージを飛び出し、アリーナ席の間を歌い歩く大胆な演出で観客の熱を真正面から受け止め、バックステージへ。“動線で魅せる”攻めの導入が、フェスの幕開けに強烈な印象を残した。続く「FaSHioN」では「Let’s go!」の掛け声とともに加速。ダイナミックなダンスで堂々たる姿を見せた。
続いて登場したのは、KiiiKiii。「I DO ME」では“私は私らしく”というメッセージを透明感のある歌声とキレのあるダンスでまっすぐに届ける。続く「DANCING ALONE」ではレトロな











