
【エンタメ総合】
9月に死去した橋幸夫さん、知られざる晩年を妻・真由美さんがテレビ初告白 上沼恵美子×香取慎吾がスターの軌跡たどる
フジテレビは12月16日、『星になったスターたち』(後7:00)を放送。本番組は、今年惜しまれつつ旅立たれたスターの皆さんの「軌跡」と「人柄」を静かにたどり、感謝と敬意を込めて、故人をしのぶヒューマン・ドキュメント・バラエティーだ。
【写真】死去する3ヶ月前までステージに立ち続けた橋幸夫さん
フジテレビに眠る貴重なアーカイブ映像に加え、関係者の皆さんが語るエピソードを織り交ぜながら、今もなお視聴者の胸に刻まれているスターたちの“輝き”に優しく光を当てる。MCは前回に続き、上沼恵美子と香取慎吾、進行は上垣皓太朗(フジテレビアナウンサー)が務める。
舟木一夫さんや西郷輝彦さんとともに“元祖御三家”として、昭和の歌謡界を彩った橋幸夫さんのスター人生も映し出す。1962年には、吉永小百合さんとのデュエット曲『いつでも夢を』が260万枚の大ヒットを記録し、「第4回日本レコード大賞」を受賞。所属事務所「夢グループ」の石田重廣社長は、橋さんの魅力について、「言葉を素直に表現し、歌をすごく素直に歌える。聞いている側もとても気持ちよくなれる」と語る。
さらに、橋さんを支え続けてきた妻・真由美さんが、“夫・橋幸夫の知られざる晩年”をテレビ初告白。最期の時、橋さんは真由美さんへ“ある言葉”を残したという。その言葉について真由美さんは、「私のことを最期まで心配してくれた」と胸の内を明かす。最後のステージを終えてから亡くなるまでの“最後の3カ月”に、橋さんがどのような思いで過ごしていたのか。その記憶が静かに語られる。
◆上沼恵美子
Q.収録を終えて
「星になられた方々には、もうお会いできないと思うとさみしさがあります。だからこそ、この番組は本当に見る価値のある貴重な番組だと思います。初めて見る映像も多く、幸せな時間でした。人には必ず終わりがあるからこそ尊い…そのことを改めて感じ、毎日を大切に生きようと心が引き締まりました。そして、香取(慎吾)さんとも久しぶりにご一緒できて、とても楽しかったです。スターの皆さんとの共演映像を拝見し、若い頃から本当にすごいお仕事をされてきた方だと改めて驚かされました。しかも主役級の方ばかりで、本当に圧巻です。“役者魂”を持つ方と向き合えるのは、香取さんだからこそだと思いました」
Q.視聴者の皆さまへメッセージ
「今年、星になったスターの方々のかけがえのない貴重な映像が満載です。香取さんとの共演シーンもあり、“こんな若い頃があったんだ”“こういう歴史があったんだ”と改めて感じられるはずです。さすがフジテレビというラインナップで、他では見られない本当に“お値打ち映像”ばかり。きっと皆さんに存分に楽しんでいただけると思います」
◆香取慎吾
Q.収録を終えて
「共演させていただいた皆さんの映像がたくさん登場し、星になったスターの方々から、これまでどれほど多くの思いや宝物のような時間をいただいて生きてきたのかを改めて感じました。直接お会いした方だけでなく、番組や映画、音楽を通して触れさせてもらった皆さんの思いを胸に、僕らは今を生きているんだということを、この番組を通して強く実感しました。うれしさもある一方で、やはりもうお会いできないさみしさもあって…上沼さんと楽しくお話しながらも、その思いがどこかにありました。でも、それが“星になる”ということなのかもしれないと感じています。また、いしだあゆみさんとは『西遊記』でご一緒しました。作品はコメディー要素が多いのですが、当時の自分と重なる部分もあって、突っ張っていないと生きていけない孫悟空のような、不安や迷いも抱えていた時期でした。そんな中でいしださんの存在は、役としても人としても、僕を支えてくださっていたと改めて思い出しました。今日その時間を再び心に呼び起こすことができ、“また明日から頑張ろう”と思えました」
Q.視聴者の皆さまへメッセージ
「スターが星になってしまったさみしさはありますが、この1年の間に皆さんも多くの思いを抱えてこられたと思います。そんな中で、スターたちが輝いていた姿、そして星になった後も放ち続ける輝きを一堂にご覧いただけるこの時間は、きっと歴史に残るものになるはずです。ぜひ楽しみにしていてください」











