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ブレイキングダウン会見で失神後、くも膜下出血の選手が復帰宣言 来年3月大会で「KOして無念を晴らします」
格闘技イベント『BreakingDown18』に出場予定だったものの、前日会見で対戦相手から不意打ちのビンタを受けて失神し、その後にくも膜下出血となったこと報告した「やるべしたら竜」が16日、自身のXでこれまでの経緯を説明し、来年3月の名古屋大会で「江口をKOして無念を晴らします」とファイターとしての復帰を宣言した。
【写真】平本蓮のX投稿「くも膜下出血は格闘家やボクサーならドクターストップで引退しなきゃいけない重症」
13日の前日計量会見で、竜は対戦相手の江口響とのフェイスオフ撮影中に江口からビンタを受けて失神し、地面に後頭部を強打。会場は騒然となりドクターが応急処置を行い、試合中止が決定した。竜は翌14日の大会の会場に姿を表し、マイクを持って観客に謝罪して再起を誓うと、大きな拍手が送られた。
しかし、15日夜に竜は自身のXで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」と投稿。心配の声が寄せられるなか、16日午前には「大会当日、医療スタッフの判断でCT検査を受けていましたが、その時点では大きな異常は確認されませんでした」「その後、移動のために飛行機に搭乗したことで体調が悪化し、強い頭痛が続いたため、大会から3日後に再度検査を受けた結果、くも膜下出血が判明しました」と経緯を説明した。
現在は「医師・医療スタッフの管理のもとで治療を受けており、症状も安定し、改善に向かっていることが確認できています」と報告し、「試合が行われなかったことは本当に悔しいですが、選手の命と安全を最優先に判断してくれたブレイキングダウンに感謝しています」と心境も明かした。
そして、「俺の気持ちは変わりません。名古屋大会では、江口をKOして無念を晴らします」と復帰を宣言し、「必ず万全な状態でリングに戻り、結果で応援してくれた皆さんに恩返しします」とつづった。
この投稿に、竜の無事に安堵する声も寄せられているが、「くも膜下出血した人がリングに戻るのは危険すぎるのでは」と心配する声が圧倒的に多くなっている。
また、RIZIN LASTMAN STANDING王者の平本蓮も、自身のXで「くも膜下出血は格闘家やボクサーならドクターストップで引退しなきゃいけない重症」と指摘。ブレイキングダウンのCEOで、大みそかの『RIZIN師走の超強者祭り』でラジャブアリ・シェイドゥラエフと対戦する朝倉未来への影響にも言及している。











