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BDビンタ騒動“加害”選手が引退表明 被害選手の「くも膜下出血」診断受け「今後の責任は取ろうと思ってます」
格闘技イベント『BreakingDown18』に出場予定だったものの、前日会見で対戦相手の「やるべしたら竜」に不意打ちのビンタを食らわせた江口響が17日、格闘技から引退することを自身のXで表明した。
【写真】平本蓮のX投稿「くも膜下出血は格闘家やボクサーならドクターストップで引退しなきゃいけない重症」
13日の前日計量会見で、「やるべしたら竜」と江口響のフェイスオフ撮影中、江口が無防備な竜にビンタ。竜は失神し、地面に後頭部を強打すると、会場は騒然となりドクターが応急処置を行い、試合中止が決定した。竜は翌14日の大会の会場に姿を表し、マイクを持って観客に謝罪して再起を誓うと、大きな拍手が送られた。だが、5日夜に竜は自身のXで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態は良くないです」と投稿。心配の声が寄せられるなか、16日午前には「大会当日、医療スタッフの判断でCT検査を受けていましたが、その時点では大きな異常は確認されませんでした」「その後、移動のために飛行機に搭乗したことで体調が悪化し、強い頭痛が続いたため、大会から3日後に再度検査を受けた結果、くも膜下出血が判明しました」と経緯を説明。江口には批判が殺到していた。
これを受けて、江口は17日に自身のXを更新。「今回竜くんがこのような大事になるとは思わず、竜くんを煽ってまた試合を実現させようとしてた自分がいました」と本心から書き出し、「ただくも膜下出血が判明してから、自分は間違ったことをしてしまったと思いました」と考えを改めたと告白。
「素直に謝罪できず竜くんや家族、関係者をさらに傷つけてしまい大変申し訳なく思っています。すみませんでした」と謝罪し、「竜くんとも話し合って今後の責任は取ろうと思ってます。格闘技も勿論辞めますしブレイキングダウンも出ないです」と、引退を明言した。
そして「運営の方にも本当にご迷惑をお掛けして、色んな方に声掛けて頂いてそれだけが救いでしたありがとうございました」と結んだ。











