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山本由伸、WBCについて言及「まだ決まったことは何もない」 出場には意欲も

WBCについて言及した山本由伸選手 (C)ORICON NewS inc.


 米大リーグ(MLB)・ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸が「第55回 内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞」の大賞を受賞し、17日に都内で行われた授与式典に登場した。



【写真】いい笑顔!麻生太郎氏から賞状を受け取る山本由伸選手



 日本のプロスポーツ界の健全な発展ならびに振興に寄与することを目的として、1968年に『第1回 日本プロスポーツ大賞」を開催して以来、55回目の開催となった今回。大賞は、MLBワールドシリーズ制覇に大きく貢献した山本が初受賞した。プロ野球選手が授賞するのは2018年(第51回)の大谷翔平以来4年ぶり。なお、山本はNHK賞とのダブル受賞となった。



 高市早苗総理の代理として、公益財団法人日本プロスポーツ協会・麻生太郎会長から内閣総理大臣杯、賞状を受け取ると、山本はうれしそうに笑顔を浮かべ「このような賞を受賞することができ、とても光栄に思います」とコメントした。



 式典後には取材も実施。受賞した心境について、山本は「本当に心から光栄に思いますし、またより一層と頑張りたいと思います」と決意を新たにした。来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)についても言及。「まだ決まったことは全く何もない」としながらも「前回大会もすごくいい大会になりましたし、自分自身も選手としてすごく喜びを感じたので、またあの大会でプレーできれば一番いいなと思います」と前向きに話していた。



 メジャー2年目だった今季は先発ローテを1年間守り抜き、12勝8敗、防御率2.49という成績を残した。ポストシーズンでは、6登板で5勝1敗、防御率1.45の圧巻の成績を残した。一方で、疲労が残っているのでは、という心配も。これについて山本は11月を休養に当てたそうで「練習も始めてます。順調にいけばプレーできると思います」としていた。



 なお、殊勲賞にはプロ車いすテニスの小田凱人、ボクシングの井上尚弥、プロ車いすテニスの上地結衣らが受賞。特別賞には福岡ソフトバンクホークス、鹿島アントラーズが、最高新人賞には大相撲の安青錦新大が受賞した。

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