【映画】
ムロツヨシ、喜劇役者としての矜持「争い事がある中でも喜劇が作れる時は作る」

喜劇役者としての矜持をみせたムロツヨシ (C)ORICON NewS inc.


 俳優のムロツヨシ(49)、佐藤二朗(56)が19日、都内で開かれた映画『新解釈・幕末伝』の初日舞台あいさつに登壇した。



【写真】どういう光景?わちゃわちゃすぎる舞台挨拶



 福田組の盟友であるムロと佐藤のダブル主演となる本作。まさしく喜劇映画という仕上がりになった。幕末は悲劇も多く、笑いとは結びつきにくいが、ムロは「喜劇がもしかしたら時代を動かしたかもしれない。今の時代、いろんなことがいろんな場所で起こっております。着地点の見つからない問題や争い事がある中でも喜劇が作れる時は作って、その上に希望があるんだと言っていきたい」ときっぱり。「喜劇役者は評されるものであって、自分で称するものではない」と話しながらも「恥ずかしいですが怖さを持って『喜劇役者です』と名乗っていきたいと思います」とムロは矜持を見せていた。



 舞台あいさつには、山田孝之(42)、広瀬アリス(31)、福田雄一監督も参加した。



 本作は、「ペリー来航」「尊王攘夷」「新撰組」「薩長同盟」――誰もが耳にしたことがありながら、“知っているようで知らない幕末”を、福田監督が独自の解釈で映画化。坂本龍馬をムロ、西郷隆盛を佐藤が演じ、桂小五郎を山田、坂本龍馬の妻・おりょうを広瀬が演じる。

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