【エンタメ総合】
中村ゆり、家族の形描いたドラマきっかけに“親孝行”実践 母親と2人で温泉旅行

“親孝行”を実践したことを明かした中村ゆり


 俳優の中村ゆり(43)が22日、大阪・扇町の関西テレビ本社で、俳優・歌手の草なぎ剛が主演するカンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―』(毎週月曜 後10:00)の最終回がきょう放送されるのに先立って行われた取材会に出席。ドラマをきっかけに“親孝行”を実践したことを明かした。



【全身ショット】爽やか…!明るい笑顔を見せる中村ゆり



 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ)が、遺品整理会社の仲間たちと共に、ときに孤独死した人の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマ。遺品に隠された真実を知った登場人物たちは、思わず心を揺さぶられる。また、感動的な人間ドラマの裏では、せつない大人の恋も描かれ、先の展開が気になるオリジナルストーリーとなっている。



 中村演じる真琴の母親・鮎川こはる(風吹ジュン)が余命3ヶ月と告げられ、樹に遺品整理をしたことから、樹と真琴の関係が始まる。真琴とこはる、関係が冷え切ってしまった真琴と夫・御厨利人(要潤)、ひとり親で息子・陸(永瀬矢紘)と暮らす樹、そして遺品整理の依頼者たちなど、劇中ではさまざまな家族の形が描かれた。



 「私の役に関しては、1番大切な母親が、実は片側では自分のコンプレックスだったりとか、愛しいようで憎いみたいな複雑な感情が渦巻くんだなと思いました」と振り返り「やっぱり身近な人に、直接的じゃなくても感謝の気持ちを少しでも伝えるっていうことを私もしていきたいなと、ドラマをやってみて改めて思いました」と語った。



 親孝行の実践について聞かれると「わかりやすく温泉旅行に連れて行きました。やれることやんなきゃと思って。母と一緒に温泉に行ったりとか、おいしいものを食べさせてます」とにっこり。今年の秋に栃木の温泉に行ったそうで、時期はちょうど流星群が見られる時期だったようで、「流れ星も見ました」とうれしそうに話していた。



■最終話あらすじ

彩芽(月城かなと)のリークによって関係が表沙汰になってしまった樹と真琴。しかも、それぞれが集団訴訟の原告側と被告側の人間とあって、マスコミは2人の関係を禁断の愛だと騒ぎ立てる。騒動のせいで陸は学校へ行けなくなり、『Heaven’s messenger』にも次々とキャンセルの電話が。対応に追われる仲間の姿を目の当たりにした樹は、申し訳なさでいっぱいになる。さらに悪い知らせは続き、波多野(古川雄大)の話では、裁判で『御厨ホームズ』の実態を証言するはずだった壮太(矢野聖人)が、やはり証言はできないと考えを翻してしまったという。樹が真意を聞きに行くと、壮太は彩芽に呼び出されたことを明かし、情報が御厨側に漏れている可能性を示唆する。

一方、真琴も騒動の影響で進めていた新作絵本が頓挫してしまい、ほとぼりが冷めるまで、かつて両親が暮らした下田の家に避難することに。樹も、陸を連れて一緒に行かないかと誘われるが…。

シングルファーザーとして生きる一方で、遺品整理人としてさまざまな事情を抱える家族に寄り添ってきた樹。真琴と出会い、ささやかな幸せを感じるようになった矢先に、長年にわたって死者の尊厳を踏みにじってきた巨大企業と対峙(たいじ)することに。周囲を巻き込む大騒動の結末。また、切なくも温かな大人の恋”の行方は。

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