【エンタメ総合】
『イマーシブ・フォート東京』来年2月で営業終了へ 「施設規模が過大」と判断

『イマーシブ・フォート東京』が2026年2月28日(土)をもちグランドフィナーレ


 刀イマーシブ合同会社は、同社が東京・お台場で運営する体験型エンターテインメント施設『イマーシブ・フォート東京』について、2026年2月28日をもって営業を終了すると発表した。



【イメージ画像】世界発のイマーシブ・テーマパーク『イマーシブ・フォート東京』



 開業当初は、大人数向けの“ライトな体験”が中心になると想定していたが、実際には人数を限定した“ディープな体験”への需要が強く、開業2年目にディープ体験中心へと業態変更を実施。その結果、最適な事業モデルとの比較により、「現在の施設規模は過大である」と判断し、営業終了という決断に至ったという。



 発表では、これまで来場した利用者や関係者への謝意を示すとともに、営業終了日まで少しでも良い体験を提供できるよう運営に努めると説明。営業終了に伴うイベントなどについては、実施する場合にあらためて知らせるとしている。



 『イマーシブ・フォート東京』は、2022年3月に営業を終了した商業施設『ヴィーナスフォート』の建物を活用。 旧ヴィーナスフォートが備えていた、細部まで精緻に作り込まれたヨーロピアンな街並みを最大限生かしながら、物語に没入するための空間として再定義し、音響・照明・細部にわたる装飾までライブ・エンターテイメントとして作り込むことで徹底して体験に没入できる場所として運営されていた。

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