
【音楽】
SKY-HI、深夜呼び出し報道を受け謝罪「『世間との感覚のズレ』を是正」 法令違反、条例違反の憶測には「誓ってございません」 年末番組、ライブ出演の辞退を発表
音楽プロダクション「BMSG」が25日、公式サイトを更新。代表取締役CEOでアーティスト、プロデューサーとして活動するSKY-HIが、未成年女性アイドルを深夜に自宅に呼び込んだなどとする一部報道を受け、謝罪コメントを発表。年内の一部音楽番組、ライブ出演を見送ると発表した。
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SKY-HIは代表取締役の日高光啓としてコメントを発表。冒頭、「本件に関しまして、まずはファンの皆様、関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
続けて「プロジェクトを形にしたいという一心で、自分なりに尽力してまいりました。しかし、個人の時間感覚やコミュニケーションの在り方が、客観的に見て社会的に非常識であり、結果としてこのような騒動を招いてしまったことを深く反省しております」と伝えた。
その上で「一部の憶測にあるような法令違反や条例違反は調査報告のとおり誓ってございません。しかしながら、このような騒動自体が、私の認識の甘さの表れだと深く反省しております。『世間との感覚のズレ』を是正し、信頼に足る自分であるために、今後はガバナンスの強化と自身の姿勢の見直しに専念いたします」とし、「誠心誠意、信頼回復に向けて取り組んでまいります。この度は誠に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪した。
また今回の事態を受けBMSGはSKY-HIの年内のアーティスト活動について「体制構築と再発防止に専念するため、また、代表である本人が表舞台に立つことで、所属アーティストの活動に不必要な懸念や支障を及ぼすことは避けるべきであるとの判断」とし、年末に出演を予定していた一部のテレビ番組、ライブ出演を辞退することも発表された。
公式サイトには「一部報道に関する事実関係と今後の活動・経営指針について」との文書が掲載され「当社では今回の報道を重く受け止め、記事中で指摘された東京都青少年健全育成条例の違反を含め、代表取締役日高光啓による何らかの違法行為の有無について、複数の弁護士等の専門家の指示を仰ぎつつ、内部調査を実施いたしました」と報告。その上で「弊社において、関係者へのヒアリングや各種情報開示等を経て慎重に調査した結果、違法行為に該当する事実は確認されなかった旨の報告を受けております」と伝えた。
また信頼を回復するための体制構築を最優先にするとし、「経営体制の抜本的な見直しとガバナンスの強化」「代表者を含む全役職員への客観的監査機能の導入」「コンプライアンス意識の再徹底と内部統制の構築」「経営体制の再構築」を柱とする経営活動の指針を決定したと発表した。











