【映画】
行定勲監督、2026年の抱負発表で心配され苦笑い「『病気なの?』って」 映画製作のデメリットは「人の人生を考えちゃう」

2026年の抱負を明かした行定勲監督 (C)ORICON NewS inc.


 俳優の福士蒼汰、福原遥、行定勲監督が25日、都内で行われた映画『楓』(公開中)舞台あいさつに登壇。行定監督が2026年の抱負を明かし、苦笑いを見せた。



【写真】いい笑顔!肩を組む福士蒼汰&北島岬



 冒頭のあいさつで、行定監督は「特に僕と同世代のおやじたちから感想をもらって。感想をしゃべりながら俺の前で泣いたりするんですよね」と明かし、「あの映画に別のものを観てるなって。自分の何かを残していったものっていうか、そういうものをこの映画で感じてもらえたなら、ひとつの映画の役割かなと非常にうれしく思っています」と喜びをにじませた。



 トークでは、事前に印刷した巻物を一斉に広げて、2026年の抱負をそれぞれ発表。行定監督は「改めて人生を考える」と発表した。福原に「かっこいいですね」と言われ、「いやいや、『大丈夫?』って言われたんですよ。『病気かなんかなの?』って」と苦笑いして、笑いを誘った行定監督。この抱負の意味については、「映画を作っていると、人の人生ばかり考えているし、自分の人生どうなんだよっていう」と気付いたとし、「自分の人生あんまり考えてこなかったなと思って」と振り返った。



 続けて「でも多分考えないかもしれないですね。また新しい映画に入ると。その人の人生考えちゃうんで」と抱負として語りながらもさっそく達成できないことも匂わせつつ、「ちょっとぐらい自分らしい人生っていうのはどんなもんなんだろうっていうことを考えてみようかと」と宣言。「映画に入ったらまたすっかり忘れるんだと思うんですけど」と話題を締めくくった。



 本作は、スピッツ「楓」を原案にしたラブストーリー。事故で双子の弟を失った涼(福士)は、弟の恋人・亜子(福原)に弟と間違えられたまま恋人として過ごす。しかし亜子もまた“秘密”を抱えていた。真実を言えないまま惹かれあってしまう2人の運命が交差する。



 舞台あいさつでは、北島岬がサプライズ登場。MCは伊藤さとりが務めた。

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