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【RIZIN】緊急参戦の秋元強真「俺の試合が一番面白かったと思わせる」朝倉未来と3度目のW勝利へ!【独占インタビュー】

『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』で新居すぐると対戦する秋元強真 (C)ORICON NewS inc.


 12月31日開催の『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』(さいたまスーパーアリーナ)の12日前に、電撃参戦が決定した秋元強真。入出国に関するトラブルで出場ができなくなったフアン・アーチュレッタに代わり、元パンクラス王者の実力者・新居すぐると対戦する。



【インタビュー動画】緊急参戦の秋元強真「俺の試合が一番面白かったと思わせる」



 11月3日の『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』で、“2025ベストバウト”と称賛されるほど萩原京平との魂の激闘から2ヶ月弱、10周年を締めくくるRIZINのラストピースとして参戦を決めた“最強の10代”に、オリコンニュースは緊急インタビューを実施した。



■緊急参戦は「自分から立候補して、佐伯さんにエグいくらい電話しました」



――大会まで2週間を切ったタイミングで大みそか大会の参戦が決定しましたが、年末年始の予定は決めていたのでは?



【秋元】はい、家族旅行の予定だったんですけどキャンセルをしたので、兄貴(格闘家の秋元優志)には「何してんだよ」って言われました(笑)。旅行はなくなったけど、みんなで試合の応援に来てくれます。



――来年3月に20歳になりますが、10代のうちにもう1試合すると思っていましたか?



【秋元】10代のうちにやれるかは分からなかったけど、今年はもう絶対にないって思っていました。でもRIZINの10周年大会で試合ができることはうれしいです。



――11月3日の萩原京平選手との試合は、まさに魂の激闘でした。あの試合後にいつごろから練習を再開されたのでしょうか?



【秋元】試合の1週間半後くらいからランニングとか筋トレで動き出したのですが、鼻を骨折したのでスパーリングができるようになったのは試合の3週間後くらいでした。



――11月中にはスパーリング練習を再開されていたんですね。



【秋元】鼻が折れていたのでプロ練は出ていなかったけど、アマチュアの方々とやっていました。鼻の回復状況は、もう全然大丈夫です。



――練習を再開した頃から、チャンスがあれば大みそかに出てみたいと思っていた?



【秋元】それは思っていなくて、考え出したのは本当に最近で12月に入ったくらいです。萩原戦後はちょっと遊んだり、自動車教習所に通ったりしてたけど、やっぱり「何してんだろう?」じゃないですけど、なんかちょっと違うなって思い始めて。去年は負けた大みそかに自分は何をしてるんだって。



――大みそかが近づくほどに、見るだけでいいのかと感じるようになったんですね。本格的に参戦を考えたのは、アーチュレッタ選手の欠場が決定してからですか?



【秋元】欠場するって話を聞いて、チャンスだと思ったんです。そこで自分から連絡をして、「休め」とは言われたんですけど、俺は大丈夫だと思って。こうやって言えば言うほど「RIZINに言わされてる」って思われるけど、本当に自分が立候補して(DEEP代表の)佐伯さんにもエグいくらい電話をかけたし、やり取りのLINEも見せたいくらいです。



――ご自身のSNSでは「そこら辺の格闘家と一緒にしないでほしい」と宣言していましたが、ファンだけじゃなくファイターにも格闘技に対する覚悟の違いを見せる、という決意のあらわれですね。



【秋元】そうですね、一緒にしてほしくないというか、格闘技にかけている思いが違うぞという気持ちはあります。



――この勢いだと、野村駿太選手の欠場を先に聞いたらホベルト・サトシ・ソウザ選手との対戦にも名乗りを上げそうな勢いですね。



【秋元】それは無理です、それは分かってます(苦笑)。



■「ベルトを持った未来さんとトロフィーを持った自分でまた写真を撮りたいです!」



――試合まで10日ほどで決定したので、対戦相手の新居選手の対策練習をするのは難しかったのでは?



【秋元】対策しやすいというか、新居選手の得意な部分は分かっているので。打撃は警戒はしているんですけど、怖いのはアームロックかなと思っていたので、とりあえずアームロック対策をひたすらやってる感じです。



――萩原戦後に「次は強いグラップラーとやりたい」と語っていましたが、そういう流れになりました。



【秋元】そこは意識していなかったですけど、気づいたらそうなっていましたね。



――参戦のモチベーションとして、1年前に元谷友貴選手に敗れた「大みそか」という日付に対しての思いも強いですか?



【秋元】そうですね、相手は違いますけど去年の大みそかに負けたので、自分にやり返したいというか、自分の中の悔しい気持ちに対して戦いたいという思いがあります。



――去年の大みそかの負けはそれだけ悔しかったと。



【秋元】めちゃめちゃ悔しかったですし、それを年明けまでしばらく引きずりました。今年はRIZIN10周年大会なので出たい気持ちはありますが、一番のモチベーションは去年の負けに対するリベンジが大きいです。



――今年の大みそかはタイトルマッチはもちろん、話題性のあるカードも多い大会ですが、自分が参戦することで祭りをさらに盛り上げたい?



【秋元】盛り上げたいのはもちろんですが、(朝倉)未来さんも出るのでつなげたいという気持ちもあるし、タイトルマッチがいっぱいありますけど、結果的に俺の試合が一番面白かったって思ってもらいたいです。準備期間は短いですが、それを見せられる自信があります。



――朝倉未来選手と一緒に出場するのは、今年だけで3度目です。



【秋元】それも大きなモチベーションになりますし、未来さんがいると心強いです。5月の東京ドームの『男祭り』も、7月の『超RIZIN.4』もそろって勝っていますし、次は未来さんがベルトに挑戦なので、大会後に未来さんがベルトを持って自分はトロフィーを持って、また一緒に写真を撮りたいです。



――11月の神戸大会で初めてのメインイベントで勝利して大会を締めくくりましたが、そこで感じたものや得られたものもあった?



【秋元】自分っていうより周りからの目線がちょっと変わったような気がします。萩原選手という名前のある選手に勝ったからなのか、さらに知名度もあがったからなのか。



――10代で勢いのある若手ファイターというイメージから、RIZINフェザー級の中心選手に成長したということですね。



【秋元】うれしいですね、僕はスターになりたいので。だからこそ、ファンの皆さんも期間が短いって心配してくださるだけじゃなくて、純粋に自分の試合を楽しんでほしいです。



――さすがに年明けは少しは休みますよね?



【秋元】もちろんです。次に試合をするとしても春だと思いますし、運転免許を取って車を買いたいですね。



――最後に、秋元選手の試合を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします!



【秋元】口で言うだけじゃなく、必ず勝って自分を証明しようと思うので、楽しみにしていてください!



●『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』試合順

・ 第15試合/フェザー級タイトルマッチ

ラジャブアリ・シェイドゥラエフ vs.朝倉未来

・第14試合/ライト級タイトルマッチ

ホベルト・サトシ・ソウザ vs.イルホム・ノジモフ

・第13試合/フライ級タイトルマッチ

扇久保博正vs.元谷友貴

・第12試合/バンタム級タイトルマッチ

井上直掛vs.ダニー・サバテロ

・ 第11試合/女子スーパーアトム級タイトルマッチ

伊澤星花 vS. RENA

・第10試合/フェザー級

クレベル・コイケ vs. ヴガール・ケラモフ

・第9試合/フェザー級※試合中止※

斎藤裕 VS. YA WAN

・第8試合/バンタム級

福田龍彌vs.安藤達也

・第7試合/フェザー級

秋元強真vs.新居すぐる

・第6試合/フェザー級

カルシャガ・ダウトベックvs.久保優太

・ 第5試合/フライ級

神龍誠vs.ヒロヤ

・ 第4試合/バンタム級

後藤丈治vs.ホセ・トーレス

・第3試合/フライ級

篠塚辰樹vs.富澤大智

・第2試合/73キロ級

雑賀”ヤン坊”達也v

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