
【音楽】
INI、今年ラストのフェス出演「僕らの夢はまだまだ続きます!」
11人組グローバルボーイズグループ・INIが28日、千葉・幕張メッセ国際展示場で開催された『COUNTDOWN JAPAN 25/26』に出演した。
【ライブ写真】一体感あふれるパフォーマンスを披露したINI
歓声に包まれながらメンバーがステージに登場し、壮大なスケールの「WMDA(Where My Drums At)」をフェスのためにロックアレンジで披露。序盤から観客の心をしっかりつかみ、会場をINI色に染めていった。
続く「Bullseye」では、メンバーの低音ボイスがさく裂するサウンドとエネルギッシュなダンスで魅せると、立て続けにコールレスポンスへ突入。池崎理人(※崎=たつさき)が「盛り上がってるかCDJ!準備はいいですか!」、田島将吾は「皆さんまだまだいけますよね!INI5年目、僕らの夢はまだまだ続きます!」と観客をあおり、会場を一気に温めると勢いよく鐘が鳴り響き、「DOMINANCE(Dance Break ver.)」へ。ダンスブレイクでは、11月に韓国・仁川にて開催された『2025 KOREA GRAND MUSIC AWARDS』でも披露した特別なパフォーマンスを国内のステージで初パフォーマンスし、客席からは大きなどよめきが起こった。
MCでは、西洸人が「豪華なアーティストの方が出演する中で僕たちもパフォーマンスさせていただき、とても光栄に思います」と感謝の気持ちを伝え、佐野雄大はグループの紹介も兼ねてメンバー全員と共にクリスマスを過ごした仲むつまじいエピソードで盛り上げた。中盤には爽快なサウンドの「Potion」、デビューシングルから「We Are」、“INI”というグループ名の入ったメッセージ性の高い楽曲「INItialize」をメドレーで披露し、観客も手を掲げリズムに乗りながら楽曲を楽しんだ。
そして、特に会場を沸かせたのは、先月リリースしたグループ初のシーズナル作品『THE WINTER MAGIC』のタイトル曲「Present」。藤牧京介が「本当は次に何の曲をやるか言わないでおこうと思ったけど」と話し始め、サングラスをかけエッジの効いたスタイルの西を紹介しながら、「彼が“Present”を歌えないのよ(笑)」と言うと、西は「いやいや、この曲を作詞したのは僕と理人だから!」と返答。会場からは笑いが沸き起こり、藤牧は「今回は特別にこのいかつい雰囲気のふたりが甘い曲を歌うので!」と話すと、西が「恥ずかしいからサングラス外せないわ」と答え、和気あいあいとした一幕もあった。
同楽曲は、大切な人に向けて普段ストレートに言えない気持ちを等身大で打ち明けているミディアムソング。これまでの楽曲とは一味違う雰囲気をまとい、甘いムードへと誘った。そこから一転して、青春を味わう楽しさや嬉しさ、ドキドキ感を瑞々しくもハイテンションなムードで表現した青春ポップソングの「True Love」。フェスでは初披露となり、ハイジャンプやINIポーズを取り入れた振りで楽しげなステージを繰り広げ、観客も曲中に掛け声を入れながら盛り上がり、会場には一体感が生まれた。
終盤になると、INIの力強さを象徴する楽曲「MORE」「BOMBARDA」で一気に畳みかけ、今年最後のライブ曲となったのは、松田迅が作詞に参加した「What A Night」。「皆さん、今年1年ありがとうございました!次で最後の曲です!盛り上がれますか?」と声をかけると、まだまだINIの音楽は終わらない、というメッセージを込めて観客とともに、自分たちの音楽を目一杯楽しみながら多幸感に包まれてINIのステージは幕を閉じた。
また、きのうには年末コンテンツスケジュールが解禁され、1本目のコンテンツとして「What A Night」の愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演の映像がきょう28日午後5時に公開された。さらに、あす29日午後5時には愛知・バンテリンドーム ナゴヤ公演の「Non Stop」の映像、30日午後5時にもシークレットコンテンツの公開を控えている。











