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やなせたかしさん&サンリオ初の詩集本『詩集 愛する歌』4月に復刻発売 『あんぱん』効果の反響受け決定
サンリオは16日、『アンパンマン』の生みの親・やなせたかしさんとサンリオの創業者であり名誉会長である辻信太郎の出会いにより1966年に山梨シルクセンター(現サンリオ)から刊行された『詩集 愛する歌』の初版本を4月1日に復刻発売することを発表した。サンリオから出版した最初の本で、やなせさんの詩集としてもはじめて市販されたものになっている。
【写真】サンリオ創業者・辻信太郎&『アンパンマン』生みの親・やなせたかしさん
「みんななかよく」を企業理念に掲げ1960年にサンリオを起業した辻が、やなせさんとの出会いをきっかけに出版事業を開始し、初めて出した本が『詩集 愛する歌』。続編も刊行し、詩集としては異例の10万部を売り上げる大ヒットとなり、やなせさんの初期の代表作のひとつとなった。
その後、サンリオの出版事業は、やなせさんが、「ぼくは『詩とメルヘン』を編集するためにこの世に生まれた」と言うほど全身全霊を傾けた文芸誌『詩とメルヘン』(責任編集やなせたかし/1973年から30年間刊行)へと続く。
戦後80年の節目の2025年に、やなせさんの妻が主人公のモデルとなった連続テレビ小説『あんぱん』で『詩集 愛する歌』が登場したのをきっかけに、今新たに注目を集め、多くの問い合わせを受け今回の復刻となった。
「てのひらを太陽に」からはじまるあたたかみのある詩は、「子供の歌と大人の歌、あるいはラブソングがいっしょくたになっています。」とやなせさんのあとがきにも書かれているように、童謡のようなメルヘンチックな世界観から、人生を深く見つめる普遍的なテーマまで多岐にわたり全46篇が納められている。
■復刻にあたり辻信太郎よりコメント
今回の『詩集 愛する歌』復刻版の話を天国のやなせたかしさんに「無名だった僕たちが手探りで出版したこの詩集がなんと60年ぶりに復刻することになったよ。あの頃の僕たちには信じられない話だね。人生って面白いね」って伝えたいです。私は今もやなせたかしさんのユーモア溢れる正直で独特な感性が大好きです。みなさんも是非全編読んで、くすっと笑ったりホロッと泣いたりしてください。











