【映画】
サム・ライミ監督、「恐怖は増幅、笑いは連鎖」“劇場体験”の価値を語る『HELP/復讐島』ワールドプレミア

映画『HELP/復讐島』のワールドプレミアに出席した(左から)ディラン・オブライエン、ザイナブ・アジジ、レイチェル・マクアダムス、サム・ライミ


 サム・ライミ監督の新作映画『HELP/復讐島』のワールドプレミアが現地時間21日、米カリフォルニア州ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで開催された。会場はジャングルと砂浜の装飾により、“復讐島”さながらの空間となり、集まったファンの熱気とともに、異様な興奮に包まれた。



【動画】『HELP/復讐島』特別映像



 主人公リンダを演じたレイチェル・マクアダムスと、パワハラ“クソ上司”ブラッドリー役のディラン・オブライエンは、作中では立場が次々と逆転し、復讐の応酬を繰り広げるが、レッドカーペット上では晴れやかな笑顔でファンに応えた。



 マクアダムスは、「ホラーやスリラー、それに心理サスペンス…いろんな要素が絶妙にミックスされた作品になりました。ちょっとダークなコメディ要素も効いているのよ」とコメント。「観ている人を、思いもよらない方向へ連れて行ってくれる。観終わって劇場の外に出たときに、『あぁ、出し切った!』って心地よく疲れちゃうくらい、どっぷりとこの世界に浸ってもらえたらうれしい」と語り、劇場でこそ味わうべき“体感型”の一本だと強調した。



 オブライエンも「正直、うまく言葉にできないけど……本当にすごいよ」と興奮気味に、「“観客と一緒に盛り上がれる映画”って、最近は少しずつ減ってきてる気がするんだよね。だからこそ、本当に特別な一本だと思ってるよ」と熱く呼びかけた。



 サム・ライミ監督も「劇場で味わうサスペンス。それは観客が一体となって、固唾を呑んでスクリーンを見つめる瞬間。恐怖や不安という感情は、不思議なことに他人と共有することで増していき、共鳴し合います。誰かの恐怖が、自分の恐怖になる。その濃密な一体感こそが魅力なんです。コメディのシーンも同様です。数人の笑い声が呼び水となり、劇場全体に波及していく」と、映画館の魅力に言及。「見知らぬ人同士が同じ感情を分かち合い、共にカタルシスを味わう――その体験こそ、私が映画作りを愛してやまない理由」と、自身の創作の原点を語っていた。



 同映画は、全ての働く人に捧げる、予想不能なノンストップ“復讐エンターテインメント”。 コンサル会社の戦略チームで働くリンダは、誰よりも数字に強く有能。しかし、パワハラ気質の新上司ブラッドリーに目をつけられてしまう。そんなある日、出張中の飛行機事故によって、無人島で二人きりに…。上司と部下、二人の立場が次々と逆転し、先に待ち受ける、想像を超える大どんでん返しとは?日本公開は1月30日。

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