【映画】
「第98回アカデミー賞」ノミネーション一覧 日本映画から『国宝』、『罪人たち』が史上最多16部門で選出

現地時間1月22日、米カリフォルニア州ビバリーヒルズのサミュエル・ゴールドウィン・シアターで行われた「第98回アカデミー賞」ノミネーションの様子(写真:REX/アフロ)


 世界最高峰の映画賞である「第98回アカデミー賞」(対象作品:2025年公開映画)の各賞の候補が現地時間22日に発表された。今回は、2002年に長編アニメーション賞が新設されて以来となる新部門「キャスティング賞」が誕生し、全24部門の候補が出そろった。



【画像】作品賞にノミネートされた10作品の場面写真



 最も多くの部門でノミネートされたのは、ライアン・クーグラー監督、マイケル・B・ジョーダン主演の映画『罪人たち』で、作品賞、監督賞、脚本賞(オリジナル)を含む史上最多の16部門でノミネートされた。



 次に、ポール・トーマス・アンターソン監督、レオナルド・ディカプリオ主演の『ワン・バトル・アフター・アナザー』が13部門でノミネート。これに、ギレルモ・デル・トロ監督のNetflix映画『フランケンシュタイン』、ティモシー・シャラメ主演の『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』、ノルウェー代表『センチメンタル・バリュー』がそれぞれ9部門で続いた。



 上記の5作品に加え、ヨルゴス・ランティモス監督『ブゴニア』、ブラッド・ピット主演『F1/エフワン』、クロエ・ジャオ監督『ハムネット』、先日発表された「第83回ゴールデン・グローブ賞」で最優秀非英語映画賞とドラマ部門の主演男優賞の2冠に輝いたブラジル代表『シークレット・エージェント』、Netflix映画『トレイン・ドリームズ』が、作品賞に名を連ねている。



 スタジオ別では、ワーナー・ブラザースが30部門と最多ノミネートを獲得(『Sinners』『One Battle After Another』を含む)。続いてネオンが18部門(『The Secret Agent』『Sentimental Value』など)、Netflixが16部門(『Frankenstein』『Train Dreams』など)となった。



 新部門「キャスティング賞」には、『ハムネット』『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』『ワン・バトル・アフター・アナザー』『シークレット・エージェント』『罪人たち』がノミネートされた。



 日本からは、邦画実写作品として歴代興行収入記録を22年ぶりに更新し、社会現象を巻き起こしている『国宝』(監督:李相日)が、メイクアップ&ヘアスタイリング賞に日本映画として初めてノミネートを果たした。



 「第98回アカデミー賞」授賞式は、現地時間3月15日に、ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われる。



■放送情報



 日本では、NHK BSで日本時間16日午前6時30分から生中継(NHK BSサブチャンネル 前7:14~7:55)。授賞式の模様に加えて、直前のレッドカーペットの様子も独自中継で伝える。3月下旬にNHK総合(地上波)で総集編(録画)の放送も予定されている。



 WOWOWオンデマンドで、日本時間16日午後8時より「第98回アカデミー賞授賞式」(字幕版)を配信(※アーカイブ配信あり)する。



【第98回アカデミー賞ノミネーション一覧】(※部門別)



■作品賞

『ブゴニア』

『F1/エフワン』

『フランケンシュタイン』

『ハムネット』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『シークレット・エージェント』

『センチメンタル・バリュー』

『罪人たち』

『トレイン・ドリームズ』



■監督賞

クロエ・ジャオ『ハムネット』

ジョシュ・サフディ『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

ポール・トーマス・アンダーソン『ワン・バトル・アフター・アナザー』

ヨアキム・トリアー『センチメンタル・バリュー』

ライアン・クーグラー『罪人たち』



■主演男優賞

ティモシー・シャラメ『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

レオナルド・ディカプリオ『ワン・バトル・アフター・アナザー』

イーサン・ホーク『Blue Moon(原題)』

マイケル・B・ジョーダン『罪人たち』

ワグネル・モウラ『シークレット・エージェント』



■主演女優賞

ジェシー・バックリー『ハムネット』

ローズ・バーン『If I Had Legs I’d Kick You(原題)』

ケイト・ハドソン『Song Sung Blue(原題)』

レナーテ・レインスヴェ『センチメンタル・バリュー』

エマ・ストーン『ブゴニア』



■助演男優賞

ベニチオ・デル・トロ『ワン・バトル・アフター・アナザー』

ジェイコブ・エロルディ『フランケンシュタイン』

デルロイ・リンドー『罪人たち』

ショーン・ペン『ワン・バトル・アフター・アナザー』

ステラン・スカルスガルド『センチメンタル・バリュー』



■助演女優賞

エル・ファニング『センチメンタル・バリュー』

インガ・イブスドッテル・リレオース『センチメンタル・バリュー』

エイミー・マディガン『WEAPONS/ウェポンズ』

ウンミ・モサク『罪人たち』

テヤナ・テイラー『ワン・バトル・アフター・アナザー』



■国際長編映画賞

『シークレット・エージェント』(ブラジル)

『シンプル・アクシデント/偶然』(フランス)

『センチメンタル・バリュー』(ノルウェー)

『Sirat(原題)』(スペイン)

『The Voice of Hind Rajab(原題)』(チュニジア)



■脚本賞(オリジナル)

『Blue Moon(原題)』

『シンプル・アクシデント/偶然』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『センチメンタル・バリュー』

『罪人たち』



■脚色賞

『ブゴニア』

『フランケンシュタイン』

『ハムネット』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『トレイン・ドリームズ』



■撮影賞

『フランケンシュタイン』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『罪人たち』

『トレイン・ドリームズ』



■編集賞

『F1/エフワン』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『センチメンタル・バリュー』

『罪人たち』



■美術賞

『フランケンシュタイン』

『ハムネット』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『罪人たち』



■衣装デザイン賞

『アバター:ファイアー・アンド・アッシュ』

『フランケンシュタイン』

『ハムネット』

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』

『罪人たち』



■メイクアップ&ヘアスタイリング賞



『フランケンシュタイン』

『国宝』

『罪人たち』

『スマッシング・マシーン』

『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』



■作曲賞(オリジナル・スコア)

『ブゴニア』

『フランケンシュタイン』

『ハムネット』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『罪人たち』



■歌曲賞

「Dear Me」『Diane Warren: Relentless(原題)』

「Golden」『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』

「I Lied To You」『罪人たち』

「Sweet Dreams Of Joy」『Viva Verdi!(原題)』

「Train Dreams」『トレイン・ドリームズ』



■音響賞

『F1/エフワン』

『フランケンシュタイン』

『ワン・バトル・アフター・アナザー』

『罪人たち』

『Sirat』



■視覚効果賞

『アバター:ファイアー・アンド・アッシュ』

『F1/エフワン』

『ジュラシック・ワールド/復活の大地

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