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又吉直樹、6年ぶりの長編小説に手ごたえ お笑い芸人と文筆業の融合を実感「自分の中で重要な作品に」
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(45)が27日、都内で行われた長編小説『生きとるわ』(文藝春秋)の発売前日記者会見に登場。6年ぶりとなる新作についての思いを語った。
【写真】6年ぶり!長編小説を手に笑顔の又吉直樹
又吉は、お笑い芸人として活躍する一方、2015年に小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。その後も、『劇場』『人間』『東京百景』『月と散文』などを精力的に執筆活動を行ってきた。
前作から6年ぶりとなる長編小説はこれまでで最長となる2年の期間を経て完成させたという。その理由について「時間をかけて書いてきたこともあり、自分の中で重要な作品に。お笑い芸人と文筆業が初めてちゃんとと合わさってかけた話」と語った。
本作は又吉の故郷、大阪を舞台にしている。高校卒業後に上京した又吉は30歳を超えてから地元に帰ることが多くなったという。その結果、地元に対して「子どもの頃に見ていた大阪と感じ方が変わったというか、自分との近さをより感じるようになった」と年齢を重ねるごとに変化する心境を明かし、「大阪の街がどんどん好きになり、この街を舞台に書きたくなった」と語った。
本作は、公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田の物語。高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく…。「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい、人間の「闇」と「笑い」を両立させた作品となる。











