
【音楽】
“仲間でライバル”STARTOジュニア・77人が新たな一歩 グループ再編から約1年で成長魅せる【ライブレポート】
STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニアによる合同コンサート『ジュニアSTAR to FESTIVAL 2026』が29日、横浜アリーナで開催された。ACEes、KEY TO LIT、B&ZAIなどの人気グループや関西ジュニア8人を迎えた総勢77人が1万5000人のファンを魅了。グループ再編から約1年を経て、全員が“仲間でありライバル”である彼らの個性と可能性の詰まったステージを全31曲(メドレー1曲換算)、約2時間30分にわたって繰り広げた。
【写真】ジュニア777が参加したライブ本編の模様
オープニングで先陣を切ったのは、ACEes(浮所飛貴、那須雄登、作間龍斗、深田竜生、佐藤龍我)。「ワイルド アット ハート」(嵐)に乗せ、浮所が「スタフェス始まったぞ!俺たち5人がACEesだ!盛り上がっていくぞ!」と開幕を告げる。続けて、関西ジュニアの定番曲「バンバンッ!」で嶋崎斗亜※崎=たつさき、西村拓哉、大西風雅、岡崎彪太郎※崎=たつさき、AmBitious(永岡蓮王、山中一輝、井上一太)、渡邉大我らでブチあげると、早くも会場は一体感で包まれた。
各グループごとのステージでは、ロックフェスも経験するバンドグループ・B&ZAI(橋本涼、矢花黎、今野大輝、菅田琳寧、本高克樹※高=はしごだか、鈴木悠仁、川崎星輝※崎=たつさき、稲葉通陽)が、新しいステージへ踏み出す決意や覚悟が歌詞に込められた初オリジナル楽曲「First Beat」や、嵐の「truth」のロックアレンジでライブ感を一層高め、一転キュートな振り付けが印象的な「なつ◆あい」(◆=ハートマーク)は関西ジュニアとコラボで、真冬にも関わらず常夏気分で会場を温めた。
「この8人でこの会場を大阪にしてやるぞ!」と並々ならぬ“関西魂”を持って殴り込みにきたという関西ジュニアたち。「ダイアモンドスマイル」(なにわ男子)でキラキラ感を発揮しつつも、「BIG GAME」ではアクロバット、自己紹介を織り交ぜつつ、しっかりと爪痕を残す。続くKEY TO LIT(岩崎大昇※崎=たつさき、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光)は、ど派手なポップアップで姿をみせ、初っ端からヤンチャなオーラを全開に。
YouTubeで500万回以上再生された話題の自己紹介ソング「KITERETSU FIRE」では扇子を振り回し、クセになるリズムとノリで独自の世界観に引き込む。ここで内村颯太、黒田光輝、檜山光成、元木湧、安嶋秀生、ヴァサイエガ渉、長瀬結星、ジュニア26人が加わり、「Act‐Show」では圧巻のダンスパフォーマンス。さらに佐々木が叩くドラムのビートの上で、猪狩、内村、元木がキレキレのラップスキルで火花を散らす。「BOOST」(Snow Man)は内村、黒田、檜山、元木、安嶋、ヴァサイエガ、長瀬による初披露で、相変わらず息ぴったりなパフォーマンス力の高さで印象を残した。
前半ラストは再びACEesが飾り、「White Love」(Hey! Say! JUMP)でゴンドラの上から“降臨”すると、作間は「今のうちに推しておいてください。ACEesは確実にビッグスターになります!」と力強く約束。さらなる大歓声を誘う。王道アイドルのきらめきを発揮しつつも、「Acing out」ではギラギラの野心を力強いダンスで表現。二面性の魅力で存在感をみせた。
このほかにも、阿達慶、千井野空翔、竹村実悟、鍋田大成、末永光、田仲陽成、羽村仁成、松浦銀志、宮岡大愛、山岸想、善如寺來、平田光寛、岸蒼太、小山十輝、鈴木瑛朝、関翔馬、高橋奏琉、林田芯、渡辺惟良、岩崎楓士、佐野斗真、新宮楓真、高橋礼、田代海瑠、西原至、西巻染、馬場律樹、三原健豊、宮部敬太、宮部聡太、横田大都、浅井乃我に12人のフレッシュなメンバーが加わり、最年長は中村の28歳、最年少は河津レオン7歳の平均17.4歳のジュニアたちが入れ替わり立ち替わり、会場の至る場所から全力のパフォーマンスを届ける。
後半は千井野、阿達、竹村、鍋田、宮岡、末永、浅井らによる“新星”メンバーが「JAPONICA STYLE」(SixTONES)や「ひらりと桜」(Snow Man)で伝統を感じられるステージを展開。さらにACEesによる「仮面舞踏会」(少年隊)、KEY TO LITによる「青いイナズマ」(SMAP)、B&ZAIによる「宙船」(TOKIO)から始まる先輩たちのヒット曲の数々をメドレーでうたいつないだ。
すると突然、メインステージで真ん中に進み出た嶋崎が「このポーズで分かる人いますか?」と“定位置”とフォーメーションを固めると、「パラパラチャーハン?」「X JAPANの紅?」と各々好き勝手にボケるジュニアもちらほらみられたが、WEST.の「ええじゃないか」のイントロが流れ、再び会場は大盛りあがり。スタンドや花道など縦横無尽にかけめぐり、最後は全員が「カリスマックス」(Snow Man)をノリノリダンス。ボルテージMAXのままメドレーを完走した。
本編最後には橋本、岩崎、深田がグループを代表してあいさつ。昨年2月に再編成により新グループが誕生し、新たな道を歩むことになって過ごした1年を振り返りつつ、ファンや仲間たちへの想いをそれぞれ口にした。
橋本は「今この皆さんの、この幸せな景色を、みんなで共有している、この事実があることで、あと何十年かは生きれます!ありがとうございます!」と笑顔で噛み締め、「みんなもさ、今、何十年って言ったけど、俺らも年を取ってくけど、一緒に年取っていってさ。あの時のこのフェス楽しかったなとか言い合える関係でいましょうよ!なので、一緒に長生きしようぜ、みんな!」とこれからも長い人生をともにしたいという橋本らしい愛のメッセージを贈る。
岩崎は「この中でKEY TO LITが1番を獲ります!お前ら!俺たちの全力でいくから!お前らもかかってこいや!」と宣戦布告。途中“カミカミ”になって「KEY TO LITのみんなごめん…俺、こういうところあんだよ、ごめんよ…」とその場にがっくりへたり込むと、裏にいた猪狩から声で励まされるかわいらしい(?)一幕もありつつ「KEY TO LIT、全力前進でぶっ放していくんで、皆さん、これからもどうぞよろしくお願いします!」と言い切った。
最後の深田の登場は意外だったのか客席からどよめきが起こり「そうでしょ?だよね?えーってなるよね?(笑)」と本人も納得(?)。「こうしてきれいな景色を見れてるのも、こんな幸せな時間を過ごせているのも、本当にファンのみなさんのおかげです。本当にいつもありがとうございます。僕たちのパフォーマンスを見て、僕たちと一緒に過ごした時間で少しでも元気になれたり、明日から頑張れる活力になっていたらうれしいなと思います」と感謝を込めた。
ラストは“原点”を象徴する応援歌「Can do! Can go!」。ポジティブなエネルギーに満ちた空間のなか、力の限り踊り、歌い、声を会場中に届ける。約1年でそれぞれの場所で経験を積み、新たな一歩を踏み出したジュニアたち。浮所は「みなさんのその声援が僕らのパワーになります。またどこかでお会いしましょう」ときらめく笑顔で締めくくり、“フェス”の初日が無事、幕を閉じた。同公演は2月1日まで開催され、全10万5000人を動員する。











