
【エンタメ総合】
前田拳太郎×日向亘、『小説 仮面ライダーリバイス』の感想トーク 今だから言える思い出話も
仮面ライダー生誕50周年記念作品の『仮面ライダーリバイス』(2021年)の『小説 仮面ライダーリバイス』(著・原作:木下半太、石ノ森章太郎)が2日に講談社から発売となった。オリコンニュースでは、前田拳太郎(五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役)、日向亘(五十嵐大二・カゲロウ/仮面ライダーライブ・仮面ライダーエビル役)にインタビューを実施。『仮面ライダーリバイス』の思い出や小説の感想、これからの夢など、さまざま聞いた。
【写真】4年経っても変身ポーズはキレキレの一輝&大二
■ついに『小説 仮面ライダーリバイス』発売 前田拳太郎&日向亘の感想は
『小説 仮面ライダーリバイス』のあらすじは、「悪魔崇拝組織・デッドマンズの野望を阻止すべく設立された政府特務機関・フェニックスが開発したリバイスシステム。その適合者として選ばれたのは、五十嵐家の長男・五十嵐一輝だった…が、もしそうでなかったら、はたして……!?本編では描かれなかった、さまざまな『if」。五十嵐三兄妹を待ち受ける運命は、天国か地獄か?本編の脚本を担当した木下半太が描く、仮面ライダーリバイス、とある一つの世界線」となっている。
――小説発売のお話はいつ知りましたか?
【日向】小説を出すというのはテレビシリーズの放送が終わったタイミングぐらいに聞いていました。
【前田】ちゃんと動き出したと聞いたのは去年の年明けぐらいでした。「ついに出ます」と聞きました。
【日向】僕も同じタイミングで。去年の『仮面ライダーリバイス』の新年会に半太さんもいらっしゃって「書き始めました」とおっしゃっていて。とても楽しみにしていました。
――内容については?
【前田】なんとなく大二が仮面ライダーリバイスに変身する、と。詳しいところまでは聞いていなかったので、こんなにがっつり変身するとは思ってなかったです。
【日向】思ってなかった!
――表紙が解禁となった時点で、大二がリバイスシステムを使うのでは、という考察も上がっていました。
【日向】気づくのが早いですよね!特撮ファンの方の嗅覚は、スゴいです!
【前田】しかも考察の内容も!
【日向】僕、読み終わった後に表紙が解禁になったんですけど気が付かなかったですもん!熱量がスゴいですよね。
――大二がリバイスシステムで変身するのは『仮面ライダーリバイス』ファンにとっても驚きの展開でした。
【日向】ジョージ・狩崎に選ばれたリバイスドライバーの適合者は大二だったので、確かに本来の順当な流れではありますよね。それがテレビシリーズ本編では突発的な一輝のおせっかいによって狂ったのか、正しくなったのかわからないけど、全てが変わった。そこから1年間の物語が始まった。でも、そこで本来のルートで行ったら、どうなっていくのかを描いたのが小説『仮面ライダーリバイス』だと思います。言ったら、僕は本編が「if」だと思うんです。こっちが本来の『仮面ライダーリバイス』であって、本編は「if」と捉える考え方もあると思います!
【前田】確かに。本編の方がイレギュラーな展開で。一輝というキャラは、いろんなところで何かが起きる。主人公体質が強い。その主人公な気質によって『仮面ライダーリバイス』という物語ができていたけど、最初の1発目がなかったら、こうなっていくんだと思いました。でも、やっぱり結果的に小説のようなストーリーになったとしても、同じような問題が起きる。同じ人だから最初が違えど、やっぱり抱えているものがあったりする。『仮面ライダーリバイス』のキャラクターたちは人間味が強いので、それぞれの思いがぶつかり合っていくんだなって改めて思いました。
――ここから先は、ある程度のネタバレ込みでお話を伺います。「第一章 悪魔の囁き」はテレビシリーズ1話と3話、4話の話を中心に再構成しています。改めて1話を見直しましたが、ヒロミさんがマントを付けていたり、久しぶりに見て発見もありました。
【日向】そうそう!ヒロミさん、マント付けてましたよね!僕も1話を見直しました。「懐かしいな」という気持ちにひたっていました。よかったですね。
【前田】恥ずかしくて、もう見返せないよ…。
【日向】確かに俺も自分の滑舌の部分がすごく気になっちゃって。今の自分が聞くと発声の仕方とかがまだまだ未熟で「うわ~」と思いました。気になるところはあったけど、思い出ムービーのような感覚で(笑)。
【前田】そうか!思い出ムービーとして見ればいいんだ!でも覚悟がいるな…。
【日向】むしろ、それっていいことだと思う!逆に違和感を覚えないなら危機感を持った方がいいと思う。「うわ…」と思えるということは成長している証。「俺、変わっているんだ」って安心できると思う!
【前田】いいこと言うね!帰ったら見直してみます!
■“初変身”の1話を懐かしむ テレビシリーズと小説の違いも
――1話の思い出は?
【前田】一輝は初めて変身しますけど、実は初めてじゃなくて4回目ぐらいだったんです。まず映画があって、本編だと2話が先に撮影があって。その2話でも2回、変身があったので。でも、初めての気持ちでやりました。撮影のプレッシャーはありましたし、緊張もしました。
【日向】まだ、あの段階では、どういう変身シークエンスになるか聞いていなくて。どうなるのか想像したんですけど、全然イメージができなかったです。オンエアを見て「こんな風になっているんだ!」と驚いたのを覚えています。監督やスタッフさんたちは共通で頭の中にイメージとしてあるんだ、と感動しました。肉眼で見ていたものが放送では、こんなにスゴいことになるんだ、と初めての経験だったので。
――本編でも描かれましたが、兄と弟、そして妹のコンプレックスも描かれます。
【前田】やっぱり物語が変わっても抱えるものは変わらないんだな、と(笑)。
【日向】人が変わってないからね(笑)。
【前田】不思議だなって思いました。こんなに状況が変わっているのに、やっぱり一輝が抱えているものは変わらない。テレビシリーズだと物語の後半の方で出てきた部分が先に来ただけになって。どうなっても、例えばさくらが最初に変身しても五十嵐家は、こうなるのかなって。
――兄よりも先に仮面ライダーに変身しても、大二はコンプレックスを抱えたままでした。
【日向】僕は、ちょっとびっくりしたポイントでした。変身しても、まだ兄を超えられないんだな、と。
――「第二章 悪夢の家族旅行」も衝撃でした。
【日向】本編をベースにしていて、深く描かれている部分もあって。例えばデッドマンズの会話がリアルに描かれていたり、裏でガヤガヤしているところ、オルテカの考え方とか。どこまでが小説のオリジナル要素で、どこまでがテレビシリーズ本編と同じ要素なのか、本編を見返しながら読んでも面白いと思います。
【前田】僕も読んでいると、その時の情景が思い浮かんできました。テレビシリーズ本編も皆さんに見返していただけたらいいなと思います。
【日向】温泉のシーンのロケ地は僕の地元だったんです。僕の両親が結婚する前に訪れたことがあった場所で。僕はそこで仮面ライダーエビルに変身したんです。
【前田】持ってるね。
【日向】すごく縁があるなと感じました。ちなみに言うと、仮面ライダーライブに変身したロケ地も僕の地元で、どっちも群馬なんです。そして、僕のデビュー作のロケでも使わせてもらった工場で、いろいろな結びつき、縁を感じます。
【前田】カゲロウ、カッコいいな~と思いました。登場の仕方もズルいな~、うらやましいな~と思いながら見ていましたね。
【日向】拳ちゃん、カゲロウが大好きなんですよ!
【前田】一輝がやられるシーンを撮ったんですけど、仮面ライダーエビルのスーツアクターの(中田)裕士さんに「拳ちゃんは大丈夫!」とビシバシ鍛えてもらいました(笑)。
【日向】裕士さん、遠慮してなかったね(笑)。
【前田】ありがたかったですね。今のアクションにも生きていると思います。
――「第三章 悪魔の約束」では、テレビシリーズ同様にカメレオンデッドマンがズルかったですね…。
【日向】カメレオンデッドマンはチートすぎます…。
――“変身失敗おじさん”イジりもされています。
【前田】ヒロミは、どこの場でも愛されてるよね。どうやっても“変身成功おじさん”の世界線がないのも(笑)。
【日向】もし











