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大江健三郎さんの未発表小説発見 講談社『群像』に2篇一挙掲載発表

大江健三郎さんの未発表小説『群像』掲載へ


 講談社は3日、東京大学文学部大江健三郎文庫より、ノーベル文学賞作家・大江健三郎さん(1935~2023)の未発表小説2篇が確認されたことを受け、文芸誌「群像」4月号(3月6日発売号)にて、この2篇「暗い部屋からの旅行」「旅への試み」を一挙掲載することを発表した。



【写真】どんな人?日本人として2人目となるノーベル文学賞を受賞した大江健三郎さん



 あわせて東京大学大学院教授(大江健三郎文庫運営委員長)の阿部賢一氏に経緯・解説を執筆。大江さん本人が触れたことも、研究書でも言及されたことのない、デビュー前夜の貴重な作品となっている。



 大江さんは、1935年1月31日、愛媛県喜多郡大瀬村(現・内子町大瀬)生まれ。東京大学在学中の1957年、「奇妙な仕事」が東大の第二回五月祭賞を受賞して文壇の注目を浴び、58年、23歳のときに「飼育」で芥川龍之介賞を受賞、その後、数々の文学賞を受賞し、94年には川端康成に次ぎ日本人として2人目となるノーベル文学賞を受賞した。



 その後も2013年の『晩年様式集(イン・レイト・スタイル)』にいたるまで精力的な創作活動を続け、その集大成が『大江健三郎全小説』(2018~19年)としてまとめられた。



 大江さんはまた、『ヒロシマ・ノート』(1965年)、『沖縄ノート』(1970年)などのルポルタージュや新聞、雑誌などでの社会的発言でも注目を浴び、核問題をはじめ現代日本が直面しているさまざまな課題へ向き合った。2004年には「九条の会」、東日本大震災後には「さようなら原発1000万人アクション」の呼びかけ人の一人となり、デモや講演活動にも傾注した。

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