
【エンタメ総合】
『サラ・キムという女』ロスにも効く!“嘘で成り上がる女の人生”を描くイッキ見必至のドロドロ韓国ドラマ3選【ハングクTIMES Vol.249】
ヒロインの名前がタイトルになっているドラマが続々ヒットするなど、ヒロイン全盛の時代が続いている韓ドラ界。それに加えて最近は、嘘で塗り固めた人生を生きる“魔性の女主人公”がトレンド!本記事では、今話題の『サラ・キムという女』ほか、“嘘で成り上がる女の人生”を描くイッキ見必至のドロドロ韓国ドラマ『親愛なるX』『セイレーンのキス』の3作をご紹介します。
【場面ショット】パク・ミニョンが冷酷な美しさ…『セイレーンのキス』
■『サラ・キムという女』
日本でもNetflix今日のTOP10入りを連日果たし、久しぶりのNetflix大ヒット作となっている『サラ・キムという女』。シン・ヘソンとイ・ジュニョク、『秘密の森』コンビの再共演ということで、サスペンスオタク界隈からも大きな期待が寄せられていた本作。嘘で成り上がる女性の生き様に翻弄され、振り回されながら、イ・ジュニョクのあまりの顔の美しさに慄いてしまう(笑)、今HOTな一作です。
ブランドショップが立ち並ぶソウルの高級ショッピング街の地下で、顔が潰されて身元確認が難しい女性の遺体が見つかるところから物語は始まります。その遺体は超人気の高級バッグブランド「プドゥア」のアジア支社長で、華やかで完璧な女性“サラ・キム”だと特定されます。
で、捜査を進める刑事パク・ムギョン(イ・ジュニョク)が、一話ずつ周囲の人にサラ・キムの話を聞いていくわけなんですが、それが人によって全然違う。過去のエピソードがどんどん出てくるけど、どれも矛盾だらけ。物語は「サラ・キムって本当は何者なのか?」「死んだのは本当にサラなのか?」「誰が嘘をついてる?」という謎を追う展開になっていきます。
エルメス、プラダ、ディオールで完璧に装い、超富裕層を相手に投資詐欺を繰り返し成り上がっていく嘘にまみれた女サラ・キム。毎話、今までの話を全部ひっくり返してくるレベルのどんでん返しの連続で、知れば知るほど“サラ・キム”という女がわからなくなってくるという面白さ。一話見たら止められなくなってしまって、全8話鬼の速さで駆け抜けてしまいます。
しかも韓国のネット上では、このドラマが配信された後、「実際の事件」が検索ワードに上がるほど、2006年に韓国で酷似した詐欺事件が実際に起こっているのがまた恐ろしく…。『本物と区別できなければ偽物だとも言えない』という劇中の言葉が象徴するように、現代のSNS時代とか、インフルエンサー経済とか、まさに“見せ方と信じ込みで価値が生まれる”世界を皮肉りながら、「本物と偽物の境界とは?」「ブランド価値とは?」と、視聴者に問いかけてくる緻密な脚本はさすが…!
そして、個人的にはもう大女優の域 にいるシン・ヘソンの神演技のすごみたるや…!目つき・話し方・姿勢で別人格を完璧に演じ分け、「本物になりたかった偽物」の葛藤を、表情の微妙な揺れだけで表現する彼女の演技に終始魅せられてしまいます。ついに、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』の時に果たせなかった「百想芸術大賞」最優秀演技賞受賞も有り得るのでは!?と思わされる名演技でした。たまにストーリーが頭に入ってこなくなるくらい、何していてもかっこよすぎるイ・ジュニョクにキュンとしつつ(笑)、“嘘まみれ”の女の人生に、最後の最後まで翻弄され、夢中になってしまう一作です。
▼配信情報
Netflixシリーズ『サラ・キムという女』独占配信中
■『親愛なるX』
下半期イチと言っても過言ではないくらい面白すぎて止められなかった『親愛なるX』。まだ観てない人、絶対に止められないので時間がある時にイッキ見をおすすめしたいです。
本は、人生の最底辺から頂点まで上り詰めた女優ペク・アジン(キム・ユジョン)の壮絶な破滅と、彼女を守るために地獄を選んだユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)の切なくも激しい愛の軌跡を描くロマンス・スリラー。
物語の主人公は、不遇な幼少期に始まる地獄から抜け出して高みを目指すペク・アジン(キム・ユジョン)。美しい仮面の下に超冷徹で計算高い本性を持つ彼女は、自分を傷つけた周囲の人間“X”たちを容赦なく心理操作して復讐していきます。
周囲の男性たちを巧みに操って自分のいらない奴を消していくわけなんですが、彼女の手口がまぁ巧妙で…!今度は誰を、どうやって動かす…?と、予測不能な展開に、毎話ハラハラドキドキが止まらんのですよ…!復讐の仕方が心理戦メインなので、頭脳戦好きにはたまらないはず。
そして、アジンがスターへと上り詰めるかたわらで進行していくジュンソ(キム・ヨンデ)との、愛なのか共依存なのか破滅なのかわからない激重ラブストーリーも大きな見どころ。アジンは他人を、“自分の欲望を満たす道具”のようにしか見ていないのですが、周辺の男性たちは“必要とされてる”という心理で、どんどん彼女の深みにハマっていってしまう。「アジンのためにどこまでできるか」を試される、なんでしょう、日本の作品『白夜行』的な要素もあって、これぞまさに愛憎ドラマ!という感じ。
そしてこの取り巻きとなる男性たちがまたHOTな俳優ばかり!『ペントハウス』シリーズや『損するのは嫌だから』などのキム・ヨンデをはじめ、『ムービング』や『YOUR HONOR~許されざる判事~』など話題作に引っ張りだこのキム・ドフン、『悪の花』や『この恋、断固お断りします』などで色気ダダ漏れのキム・ジフン、『女神降臨』『組み立て式家族~僕らの恋の在処~』のファン・イニョプ(俳優役がかっこよすぎる)という豪華さ。
そしてなんと言ってもキム・ユジョンですよ…。韓国で、「キム・ユジョンのワンマンショー」と言われているのも納得の圧巻の演技力を披露していて、本当に彼女から1ミリも目が離せない。『雲が描いた月明り』や『マイ・デーモン』など、これまで明るく感情豊かなヒロインを演じてきた彼女。
今作では一転、天使の仮面の下に潜む悪魔を、微妙な視線と沈黙で表現。美しい容姿を武器に他人を操るシーンでは、言葉を発さずとも視線だけで計算高さと冷酷さが伝わる表情演技が秀逸で、表現力の凄みに震えてしまいます。すでに今年の百想芸術大賞はじめ、演技賞ノミネートは確実だろうと確信してしまうほど。彼女の代表作になることは間違いないでしょう!
『サラ・キムという女』ロスの方、『アンナ』など、女の嘘と成り上がり劇が大好きな人、これは見逃し厳禁です!
▼配信情報
『親愛なるX』ディズニープラスで配信中
■『セイレーンのキス』
そして!!またまたパク・ミニョン様のドロドロ劇が開幕しております!!配信がスタートしたばかりの『セイレーンのキス』は、1999年の日本ドラマ『氷の世界』を原作に、保険詐欺を追う一人の男が、容疑者として疑われる一人の女を執拗に追い詰めることから始まる致命的なロマンス・スリラー。
国内最高峰のアートオークション会社「ロイヤルオークション」の首席オークショニア(競売人)でチームリーダーのハン・ソラ(パク・ミニョン)。完璧な美貌と挑発的な魅力を持つ彼女ですが、彼女を愛した男たちは全員、不審な死を遂げているという不気味な秘密を抱えています。過去に3人の婚約者が全員死亡し、それぞれが生前に彼女を保険金の受取人に指定していたため、保険金詐欺・殺人の容疑がかけられます。
彼女を疑うことから始まり、次第に惹かれていく保険調査員のチャ・ウソク(ウィ・ハジュン)。そして、秘密に包まれた新興財閥の跡継ぎ、ペク・ジュンボム(キム・ジョンヒョン)。彼らの欲望、疑念、誠実な感情が入り乱れる、複雑かつ予測不能な物語が展開していきます。
これは…大当たりでございますみなさま…!ドロドロ大好きマンの筆者は、1話からどハマりしてしまいました。まず、昔のドラマが原作なのにもかかわらず、キム・チョルギュ監督(『悪の花』『セレブリティ』)の手にかかれば、こんなにも洗練された雰囲気になるのかと、序盤から魅せられてしまいます。
なんといってもラブコメの女王パク・ミニョン様の明るいオーラ全消しで、眼差しだけでゾクゾクする冷徹さと、時折見せる脆さにググッと心持っていかれます。『私の夫と結婚して』に続いてのちょっとドロっとしたミニョン様のかっこよさに、もはやドロドロ界でも女王なのでは…?と慄いております。
また、ウィ・ハジュンとキム・ジョンヒョン、こんなに色気爆発の大人ジェントル2人がそろうことあるのか…!?というくらい、2人の爆イケっぷりが半端なさすぎて…!どちらとどんなラブラインが待ち受けているのかはまだわかりませんが、これは両方ともめちゃくちゃ大人なロマンスが楽しめそうで、2話時点でワクワクしてます。
ウィ・ハジュンがインタビューにて、「(台本を読むのを)途中で止めることができませんでした。各話ごとに強烈なサスペンスと好奇心がかき立てられた











