
【映画】
【第49回日本アカデミー賞】森田望智が最優秀助演女優賞&新人俳優賞のW受賞 「あきらめなくてよかった」
日本映画界最大の祭典「第49回 日本アカデミー賞」授賞式が13日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で開催され、映画『ナイトフラワー』にて総合格闘家で夜は風俗嬢として働く芳井多摩恵を演じた森田望智(みさと)が最優秀助演女優賞に輝いた。森田は今回、新人俳優賞も受賞している。
【写真】圧巻…!堂々とレッドカーペットを歩く森田望智ら
『ナイトフラワー』は、2人の子どもを育てる貧しいシングルマザー・夏希(北川景子)が、金銭的にも精神的にも追い詰められ、やがてドラッグの売人という犯罪に手を染めていく姿を描いた社会派ドラマ。森田が演じた多摩恵は、夏希のボディーガードとして手を組むことになる重要な役どころで、半年以上にわたる格闘技の特訓と徹底した食事管理により約7キロの増量を行い、激しいアクションにもノースタントで挑戦。身体性と繊細な感情表現を兼ね備えた迫真の演技が高く評価された。
プレゼンターを務めた吉岡里帆から名前を呼ばれると、森田は驚きと喜びが入り混じった表情で登壇。「信じられない気持ちです」と切り出し、大学時代にオーディションに落ち続け、俳優を辞めようと悩んだ過去を振り返った。その転機となったのが、「第41回(2018年)日本アカデミー賞」で蒼井優が最優秀主演女優賞を受賞した際のスピーチだったと明かし、「画面越しに『映画って本当にいいもので、素敵なものだから、ぜひ映画界に来てください』という言葉を聞いて、もう少し頑張ってみようと思えた。その背中を押された一人でした」と語った。
その蒼井も今回優秀助演女優賞を受賞し、一緒にレッドカーペットを歩いた。「今日、隣に蒼井さんがいることも信じられない。あの時の自分に『あきらめなくてありがとう』と言ってあげたい」と述べ、『ナイトフラワー』の内田英治監督をはじめ、格闘技指導にあたったトレーナーや共演者、スタッフへの感謝を伝えた。
最後に「お芝居にめげそうになっている人の背中を少しでも押せる日になっていたらうれしい」と語った森田に、会場から温かい拍手が送られた。
新人俳優賞のスピーチでは、「スタートラインに立てたというか、憧れていた門の扉を叩けたような気持ち」と表現し、「三十歳、四十歳、そしておばあちゃんになっても“まだ新人だ、もっと頑張らなきゃ”と思い続けられる俳優でいたい」と今後への決意を語っていた。
優秀助演女優賞は森田のほか、蒼井優(『TOKYOタクシー』)、高畑充希(『国宝』)、寺島しのぶ(『国宝』)、森七菜(『国宝』)が受賞した。
今回の日本アカデミー賞は、2025年1月1日から12月31日までに日本国内で公開された映画作品が対象。授賞式の司会はフリーアナウンサーの羽鳥慎一と、昨年『あんのこと』で最優秀主演女優賞を受賞した河合優実が務めた。











