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ユナイテッドアローズ、約1万人情報漏えい 元従業員が“転職前”情報を持ち出し「認識に不足があった」
ユナイテッドアローズは、17日までに公式サイトを更新。約1万人の取引先の個人情報漏えいについて詳細を説明し、謝罪した。
【画像】「認識の違い…」漏えいの経緯
発表で「元従業員の持出しによる、広報・PR活動に係るお取引先様関連の個人情報漏えいが発生いたしました」と説明。「関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけすることとなりましたこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
漏えいした情報の件数は約1万人。氏名、勤め先の企業名、所属部署、所属部署電話番号、メールアドレス、事業場の住所、事業用電話番号。氏名以外の漏えいした情報については、対象者により異なる。
詳細と経緯について、昨年12月31日付で退社した元従業員が、同社のクラウドサーバーシステム上の外部連携機能を利用して、個人情報などのデータをアップロード。退職前に、個人のメールアドレスへリンクを送付し、退職後の2026年1月4日にそれらを外部PCにダウンロードして持ち出した。今年1月6日に判明した。
その後、元従業員に事情聴取を行い、元従業員は事実を認めた。さらに同社は、元従業員の転職先と面談を実施。元従業員に貸与したPC(以下「転職先PC」)の挙動調査、データ調査に協力する旨承諾を得たという。なお転職先に対して、当該漏洩に関与しておらず、元従業員が持ち出した情報を使用していないことを確認した。
同社は1月19日、警察に漏洩した資料を持参し、対応方法に関する相談をしたと説明。2月27日に、該当PCにおいて、元従業員における当該データの使用実績がないこと、及び元従業員以外に当該データの閲覧可能性がないことを確認した。なお「外部機関より転職先PCから外部への流出可能性は低いと見解をいただいておりますが、引き続き転職先PCの調査を実施予定です」とも加えた。
原因について「元従業員に取引情報及び個人情報の重要性に対する認識に不足があったこと、弊社において情報の外部持ち出しを防止する措置が十分とは言えなかったことによります」と説明。
二次被害について「該当PC及び転職先PCから第三者に開示、譲渡、漏えい等が行われていないこと、及び、元従業員及び転職先に対して、持ち出しした情報を使用していないことを確認いたしました」とし、「二次被害又はそのおそれがないと考えております」と説明。継続調査中の転職先PCを含めて、当該情報の削除対応中と伝えた。
なお今後は、「適切なアクセス制限を含むシステムのセキュリティ強化、監視体制の見直し、社員教育の徹底をすることで、再発防止に努めてまいります」と結んだ。











