
【音楽】
BTS、ついに3年9ヶ月ぶりカムバック「7人が集まって何かを一緒にできるというだけでもうれしく、感謝している」【一問一答全文掲載】
7人組グループ・BTSが、きょう20日午後1時に5thアルバム『ARIRANG』をリリースする。それに先立って、一問一答が寄せられた。
【写真】ついに7人そろってカムバック!BTSの近影
本作は、2022年6月のAnthology Album『Proof』以来、3年9ヶ月ぶりの新譜となる。今回の活動を通じて、グループの新しいチャプター「BTS 2.0」の幕を開ける。BTSのアイデンティティと普遍的な感情を込めた今回のアルバムには、タイトル曲「SWIM」をはじめ、全14曲が収録される。BTSはこれまでの歩みで積み重ねた率直な経験と葛藤を全曲に込め、“今のBTS”を見せる。
なお、BTSはリリース翌日の21日、韓国・光化門広場一帯にて『BTS THE COMEBACK LIVE|ARIRANG』を開催する。このステージの模様はNetflixを通じて全世界に生中継される予定。
【一問一答】
―― 3年9ヶ月ぶりにカムバックする感想は。
全員:わくわくと緊張もあるが、何より感無量だ。久しぶりに7人が集まって何かを一緒にできるというだけでもうれしく、感謝している。ARMY(ファンネーム)の皆さんが長く待ってくださった分、かっこよく準備して戻ってきた。再び良い姿をお見せできること自体が大きな感激であり幸せだ。久しぶりのグループアルバムなので期待も大きかった分、不安もあるが、メンバーとARMYが一緒なら大きな心配はない。
――今回のアルバムで最も伝えたいメッセージは。
SUGA:最も自分たちらしいものは何かを悩んだ。大それたメッセージより「僕たち」自身に焦点を合わせた。
Jimin:前に進み続けるということを伝えたかった。常に新しく、より良い姿を見せなければならないというプレッシャーがある。数多くの悩みもある。それでも止まらずに泳ぎ進み続けていくという気持ちを表現しようとした。
Jung Kook:一人ひとりの時間と色彩をそのまま込めて、最もBTSらしいアルバムになったと思ってくださると嬉しい。
――アルバムに込めた「韓国的な要素」はどう決定されたか。
RM:とりあえず浮かぶアイデアをあれこれ出してみた。ソングライティング・セッションではテコンドーを素材に曲を作ったこともある。アルバムには入らなかったが、個人的にはかなり気に入っていた。韓国的な要素は7人を結びつけることができる重要なキーワードだと思う。僕たちが出発した場所、ルーツとも繋がっているからだ。「韓国的なもの」が何であるかは今も再定義され続け、変化している。僕たちもその流れの一部になれたら面白いと思う。
Jin/SUGA:アルバムのロゴはJung Kookのアイデアから始まった。様々な面でメンバーの意見が加わりながら今のアルバムコンセプトが固まり、全員が韓国人であるだけに、韓国的な要素を自然に込められたらいいという意見もあった。
j-hope:新譜の歌詞にも韓国ならではの“興(フン)”と文化を盛り込んだ。いろいろな部分で「7人が一緒に表現できるポイント」をより多く作るために試行錯誤した。戻ってきて、ありのままを見せるということは、結局ルーツから始まることだと思う。そのルーツがしっかりしていたからこそ、今の僕たちがいるのだと考えている。
V:メンバー全員がたくさんアイデアを出し、それぞれの個性を活かすために悩んだ。ARMYの皆さんにも一つひとつ探す楽しさを感じていただけると思う。
――「韓国的な要素」を表現する際に立てた基準は。
RM:韓国的な要素を決められた枠のようにそのまま持ってくるよりは、今の僕たちのやり方で自然に表現したかった。過度ではない変奏と僕たちなりの解釈が加わった時、情緒がより広く伝わると考えたからだ。多様に解釈されうる「アリラン」を少し違う形で持ち込み、新しく解釈してみたかった。
Jin/SUGA:韓国的な要素を無理に入れるよりは、僕たちらしく反映させることに集中した。韓国的な情緒を活かしながらも、BTSの色が鮮明に残るようにバランスを合わせようとした。
j-hope:バランスとコントロールは確かに重要だと思う。ただ、その中でもポイントになる瞬間には大胆に見せるほうが、よりカッコよくもなる。今回のアルバムとステージでも「やりすぎず、必要な瞬間には確実に」という基準が表れるようにと悩んだ。
Jimin:音楽とパフォーマンス全般において、僕たちのアイデンティティと僕たちらしい伝え方は何かについて悩み、その延長線上でメンバー全員が韓国人であるという背景も改めて考えるようになった。それで韓国的な要素を重要なポイントに据えた。特に「アリラン」は韓国人なら幼い頃から数え切れないほど接してきた言葉であり民謡であるだけに、これをアルバムタイトルに選ぶことにはプレッシャーと責任感が伴った。
――「SWIM」をタイトル曲に選んだ理由は。
RM:タイトル曲であるだけに、最も時間をかけて悩んだ。「SWIM」を超える曲を作るために1ヶ月間ずっと試みたが、容易ではなかった。この曲を初めて聴いた時は、平壌冷麺のように淡白ですっきりとした魅力があると感じた。聴けば聴くほど「一緒に泳いでいきたい」という気持ちになった。
Jin:最初から食欲をグッとそそるような曲というよりは、聴くほどに忘れられない力がある歌だった。特に曲の途中に登場するリズムポイント(「トンタダダン」のような音)が記憶に残っている。その部分を聴いていると、時間の経つのを忘れるほどだった。
j-hope:ステージを見ている間も歌がよく聞こえるパフォーマンスを作るために努力した。波を表現する動作や、潜水するように静かに沈むポイントのようなディテールがある。最初はインパクトの強い曲の間で「退屈に感じられないか」と心配もしたが、聴いているうちにサウンドに自然になじんで心地よくなった。僕たちが伝えたいテーマとも最も合致していたので、タイトル曲に選んだ。
V:強いサウンドの曲の間で「SWIM」が最も淡白だと感じた。最初は刺激的な曲ではないと思ったが、聴き続けるうちに、むしろ長く聴き続けられる曲だという気がした。
Jung Kook:聴けば聴くほど「これだ」と思える曲だった。歌詞も「今のBTS」をよく表している部分があり、パフォーマンスも従来とは異なる新しいポイントがあるので、注目していただきたい。
――「SWIM」が人々にどのような曲として記憶されたいか。
全員: ただ「人生」のような曲。ただ1日1日、バシャバシャと、ひと呼吸ずつ吐いて吸って泳いでいく、みんなの歌であってほしい。聴くほどに温かい曲なので、それぞれの人生を歩む中で力になる曲になれば嬉しい。また、口づてで伝えられ、長く人々の傍に残った「アリラン」のように、「SWIM」も末永く多くの人の心に残る曲になることを願っている。
――フルアルバムで挑戦した新しい試みは。
全員:新譜の全曲を聴いてみると、アルバム構成自体がしっかりしている。ジャンルとサウンド、ボーカル表現まで幅広く拡張することに集中した。自分たちに馴染みのないジャンルであっても挑戦しようと努め、これまでやってこなかった表現を入れようと努力した。「FYA」では荒々しいエネルギーが際立つハイパージャージーベースのサウンドを、「Like Animals」や「Merry Go Round」ではサイケデリックな質感を加え、従来とは異なる音楽を試みた。レコーディングの時も力を抜いて淡白に聞こえるように調整するなど、細かな変化も取り入れた。100%満足と言うのは難しいが、依然として変化し前進しているという点で十分に満足している。
――アメリカ・ロサンゼルスでのソングライティング・セッションの裏話は。
SUGA:みんなで一緒に暮らしながら曲作りをした。毎日一緒にご飯を食べて会話もたくさん交わした。そしてそれぞれのやり方で余暇の時間も過ごして。特に毎晩、新人時代の話をたくさんした。久しぶりに一緒に集まって過ごしたので、当時の記憶をたくさん思い出した。
j-hope:作業がはかどる日もあったが、行き詰まった日には宿に戻ってお互いを励まし合い、コンディションを気遣ったりもした。メンバーと一緒に生活しながらアルバムを作る過程そのものが新鮮に感じられた。
Jimin:デビュー直後にメンバーと「いつか僕たちだけで作るアルバムを作ってみよう」という話をした。今回7人が全員でソングライティング・セッションをしたのは、だからこそ非常に意味深かった。
V:トレーニングをして帰る途中にひとつのテーマを聞いて、その瞬間ふとインスピレーションが湧いて、すぐに歌ってみた。現場での反応が良く、全体的なメロディーもみんなが気に入ってくれたので、今回のアルバムに収録することが











