【エンタメ総合】
NHK夜ドラ『ラジオスター』福地桃子が主人公「柊カナデ」自ら紹介 衣装の秘話、銭湯シーン裏側も【コメント全文】

夜ドラ『ラジオスター』に主演する福地桃子(C)NHK


 NHKの新しい夜ドラ『ラジオスター』(総合 月~木 後10:45~11:00)が、3月30日から放送スタートした。主演する福地桃子のコメントが届いた。



【場面カット】『ラジオスター』大阪で自分自身を見失い「人生の迷子」に→能登へ



 同作は、地震で被害を受けた石川・能登を舞台に、大阪からボランティアでやって来た主人公・柊カナデ(福地)が臨時災害放送局(災害FM)のラジオでパーソナリティーとして奮闘する姿を描く。名もなき市民がスターになっていく、ノンストップエンターテインメントドラマ。全32回/8週。



■主人公・柊カナデ

大阪のアパレル会社で働いていた。能登へボランティアで来たが、松本の無謀な計画に巻き込まれ、なんとラジオパーソナリティーをすることに。町の住人ではない自分に出来るのか…葛藤を抱えながら、能登の人々の優しさと強さに触れていく。



■福地桃子 オフィシャルコメント全文

――『ラジオスター』に出演が決まったときのお気持ちと、福地さんが思うラジオの魅力を教えてください。



ラジオ、それも地元密着型のコミュニティ放送というテーマが素敵だと思いました。「ラジオスター」のパーソナリティーの一員になれることも、この作品に参加できることも、とてもうれしかったです。



ラジオは、姿が見えなくても声を通して人と人の心をつなぐことができる。このドラマの登場人物はそれぞれいろんなものを背負っているけれど、ラジオを通じて一緒に笑ったり、心の奥に閉じ込めていた思いを解放していくうちに、互いに支え合える存在になっていきます。それがラジオの力なんだと感じました。



――福地さんは、演じる主人公・柊カナデをどんな人物と捉えていますか?



大阪での生活で自分自身を見失い「人生の迷子」になったカナデは、松本(甲本雅裕)との出会いをきっかけに、能登に再び向かいます。はじめは巻き込まれるようなかたちでラジオのパーソナリティーになりますが、カナデが本来持っている「縁を大切にする心」や「寄り添う力」で、「ラジオスター」をみんなが集まる場所に変えていきます。



きっかけこそ巻き込まれているように見えるけれど、実はカナデは自分で選択して、自ら飛び込んでいて、物事を自分で決断して進んでいく強さのある女性です。ラジオを通じていろんな人たちが心を解放させていきますが、それもパーソナリティーであるカナデの持つ力によるところが大きいのだと思います。そしてラジオはカナデ自身にとっても、いろんな感情と向き合うための場所になっていきます。



――カナデの服装には、福地さんの私物も混ざっているのだとか。衣装に対してどんなこだわりを持っていますか?



服装は、その人の状態や気持ちが表れる気がしています。「カナデ自身も言語化できていない、そのときどきの感情が、知らず知らずのうちに表れている」というコンセプトで、チームの皆さんと話し合いながら、着る服や身につけるものを選びました。「カナデが心から落ち着けるもの」というのも大事なポイントなので、私が普段身につけているアイテムもこっそり登場しています。丁寧なやりとりを積み重ねていくことで、カナデという役をチーム全体で作り上げることができた気がします。



こうした、「みんなで一緒にキャラクターを作っていく感覚」を味わうことができたのも、「ラジオスター」のチームならではの幸せな時間だなと思いました。第1回から最終話までの、カナデが着ているものの変化にも注目していただければうれしいです。



――能登で2週間にわたるロケが行われましたが、印象に残っていることを教えてください。



撮影が始まる前に一度、その後ロケの間の2週間と、二度にわたって能登を訪れたのですが、土地も人も温かくて、美しくて。そして、ごはんがなんでも美味しい。能登の皆さんのご協力なくして、この作品を作ることはできなかったし、地元の方たちと過ごした時間が、私にとって本当に大切な時間でした。災害が起こる前の町の風景について、話をうかがう機会がありました。質問をすると丁寧に答えてくださったり、思いを共有してくださって。私たち出演者やスタッフさんに何かあれば、自分のことのように喜んでくれるし、心配もしてくれる。誰かが困っていたら、いつの間にか人が集まってくる。それは、能登という土地を皆さんが愛して、誇りに思っているからなんだなと感じました。



ラジオブースのある「すずの湯」のシーンでは、実際に能登にある銭湯でも撮影をさせていただきました。そのとき、第2回で登場した、お湯を沸かす燃料になっている「地震で倒壊した家の廃材」を実際に見せていただいたんです。想像を絶する体験を経ながら、皆さんがこの銭湯で心も身体も温めてきたんだな、この場所が皆さんの心の支えになっていたんだなということが伝わってきました。このときに感じたことを、ドラマの中でも残していけたら、と強く思いました。



カナデは能登の人やもの、風景に触れ、この町に惹(ひ)かれていきます。それは、「なぜかわからないけど、なんかこの場所がしっくりくる」と感じたからなんだと思います。その「なんか」が、私自身能登で過ごしてみて、わかったような気がしました。能登って、一度その魅力を知ってしまったら、誰かに教えたくなる土地なんです。



――最後に、視聴者へメッセージをお願いします。



「人生の迷子」になったカナデがラジオとともにどんな選択をしていくのかを、ぜひ見届けてください。このドラマに出てくる人はみんな、さまざまな痛みを抱えています。思いを形にすることはなかなか難しいけれど、周りの人たちの温かさに触れ、支え合いながら、前に進もうとします。能登という「場所が持つ力」とリンクして、観ていただく皆さんの心に届くような作品になっていたらうれしいです。

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