【音楽】
日向坂46河田陽菜、自分らしく活動できるようになったきっかけとは 卒業セレモニーで10分間のスピーチ【全文】

日向坂46「河田陽菜卒業セレモニー」(C)Seed & FlowerLLC


 アイドルグループ・日向坂46の二期生・河田陽菜(24)が、19日に東京・国立代々木競技場 第一体育館にて開催された『ARENA TOUR 2025「MONSTER GROOVE」』東京公演1日目のアンコールにて、卒業セレモニーを行った。



【ライブ写真】美しいドレス姿…笑顔と涙あふれた河田陽菜卒業セレモニー



 卒業セレモニーでは、美しい純白のドレスを着た河田が約10分におよぶ最後の手紙を読み上げた。以下手紙全文。







改めまして、日向坂46の河田陽菜です。ライブにご来場いただいた皆さん、そして配信を見てくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今日はお手紙を書いてきたので読ませていただきます。長くなりますが、最後まで聞いてくださるとうれしいです。



アイドルとして過ごした約8年間、かけがえのない時間を過ごすことができました。この活動をしていなかったら、出会えていない感情がたくさんあったと思います。私は昔からアイドルが大好きで、唯一自信を持って好きだって言えるのがアイドルでした。そして、人生で初めて抱いた夢もアイドルでした。ひらがなけやき(けやき坂46)に入りたくてオーディションを受けてみると、びっくりなことに合格しました。そこから私の人生は180度変わりました。加入してからは信じられないぐらい泣いてばかりで、ご迷惑をたくさんおかけしたと思います。でも、その度に誰かが必ず手を差し伸べてくれました。一人じゃなかったから、ここまで進んでくることができました。こうして卒業セレモニーを開催できたことも本当にうれしく思います。



ライブチームの皆さん、より良いものを作り上げるためにギリギリまで調節してくださったり、本当に愛のある現場だなといつも感じていました。私はライブが大好きでした。緊張しいでうまくいかないこともたくさんあったのですが、支えてくださる皆さんのおかげでこうして楽しく終えることができました。そして、どんな時もかわいくしてくださるメイクさん、素敵な衣装を作ってくださる衣装さん。今日もこんなにかわいいドレスを着ることができて本当に幸せです。そして、近くで支えてくださるマネージャーさん、日向坂46に関わる全ての皆さん、愛を持って接してくださり、日向坂46のことを常日頃からたくさん考えてくださり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。何気ないお話も聞いてくださったり、それが私にとって救いになっていました。たくさん近くで支えてくださり、ありがとうございました。



そして家族。私はお仕事の話を家族にひとつもしないと言ってもいいくらい話さなくて。それを察して、きっと聞きたいこともあったはずなのに、すごく優しく見守ってくれました。実家に帰った時も、ドライブに行ったり、何気ない会話で楽しませてくれました。昔、私が落ち込んで電話をかけたのに「何もわかってない!」って余裕もなかった私は怒ってしまいました。あの時は本当にごめんね。たくさん迷惑をかけてしまったけれど、わがままな私をたくさん支えてくれてありがとう。



そして、大好きなメンバーのみんなあんまり言葉にしたりしたり、行動に表すことがなくて、あんまり伝わってなかったかもしれないのですが…メンバーのみんなが大好きです。こんなにかわいくて優しくて、仲間思いのみんなと活動ができたこと、誇りに思います。



五期生の皆。まだ加入して1年経っていないとは思えないぐらい、とんでもないスピードで成長している五期生。みんな頑張り屋さんでキラキラした姿に、私自身もたくさん刺激を受けて、勉強させてもらうところばかりでした。困ったことがあったら先輩をたくさん頼って、これからもみんならしく頑張ってください。



四期生の皆。四期生は特にがむしゃらなパワーを感じます。みんなが持っているその熱い気持ちが日向坂46の核になっていると思います。みんなが四期生ライブで持って帰ってきてくれたライブ力にいつも驚かされます。日向坂46にとってかけがえのない存在です。



そして、三期生。加入した時からすごくいい子たちだったのを覚えています。4人は本当の姉妹みたいに仲が良くて、とてつもなく愛おしいです。グループの架け橋になってくれたり、日向坂46を引っ張ってくれて本当にありがとう。日向坂46の空気を作ってくれている4人。グループだけじゃなくて、自分のことも大切にしてあげてください。



そして、ずっと戦ってきてくれた二期生のみんな。みんなと一緒に進んでこれて本当に良かったです。近くで見ていて、どんな時もグループのことを考えてるみんなのことがすごく誇らしかったです。どの場面でもリスペクトを忘れないみんなが大好きでした。二期生のみんなの顔を見ると泣いちゃいそうなので、あまり直視できないかもしれません。先ほどの曲でも、みんなのことを考えるとなんだか涙が出てきてしまいました。



一期生の皆さんにも大変お世話になりました。ずっと大好きな背中でした。たくさん甘やかしてくださって、たくさんの愛をくださって、本当にありがとうございました。



メンバーとこれから毎日のように会えなくなるのはとても寂しいですが、いつまでもみんなのことを応援しています。見守っています。これからの人生もあなた方と一緒に歩んでいけると思うと心強いです。メンバーのおかげで毎日楽しかったです。どの時代も日向坂46らしくもがいていたなと思います。もっといろんな方にこの日向坂46の魅力が伝わったらいいなと心から思います。メンバーそれぞれの夢が、そして日向坂46の夢が、これからもたくさんかないますように。



そしておひさまの皆さん。本当にたくさん応援してくださりありがとうございました。皆さんがかけてくれた言葉、私達に向けてくれた笑顔は一生の宝物です。

「陽菜ちゃんのおかげでお仕事頑張れたよ」「学校頑張れた」とか、「応援しててよかったな」って言ってくださって、皆さんにとって私はこんな存在になれていたんだなと思うと本当にうれしかったです。アイドルになってよかったと心から思える瞬間でした。おひさまの皆さんがいなかったら成し遂げられなかったことがたくさんあります。



どんな時も味方でいてくれて、向かい風が吹いた時も一緒に進んでくれて、本当にありがとうございました。画面の前で応援してくださる皆さんも、こうして会いに来てくださった皆さんも、いろんな形で応援してくださり、本当に力になっていました。これからも日向坂46を照らし続けてくれるとうれしいです。



人間なので、人と比べてしまうこともあったり、自信をなくしてしまうこともありました。でも、自分は自分でしかなくて、河田陽菜を受け入れるようになってからは、自分らしく活動できるようになったなと思います。皆さんも人生の中で私には計り知れないぐらい大変なことあると思います。そんな時、日向坂46がそばにいられたらうれしいです。どんな時も無理せずに過ごしてください。色々と話しましたが、今思い出すのは楽しい記憶ばかりです。本当にアイドル人生楽しかったな。日向坂46でいられて幸せでした。これからも日向坂46を愛してください。

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