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小児医学の発展を支援する研究助成 2025年度の採択者が決定 56名の小児医学研究者へ総額8,456万円交付



公益財団法人川野小児医学奨学財団
小児医学・医療・保健の発展のため、小児医学研究者への研究助成や小児医学を志す医学生への奨学金給付などを行う公益財団法人川野小児医学奨学財団(所在地:埼玉県川越市、理事長:川野幸夫/株式会社ヤオコー代表取締役会長)は、2025年度研究助成として、56名の小児医学研究者に総額8,456万円を交付することを決定しました。 

■研究助成事業について 
https://kawanozaidan.or.jp/research_support/

当財団では、小児疾患の原因究明・治療・予防などに関する研究の発展を支援するため、1990年から小児医学研究者に対して助成金の交付を行っています。2007年には、若手研究者の活躍を後押しするために40歳以下の研究者を対象とする若手枠も設けました。交付金額は一般枠1人300万円、若手枠1人100万円を上限としています。
研究助成事業は今年度で36回目となり、2025年度までの合計で採択者800人以上、助成総額は12億円に達しています。今後も小児医療の発展のために支援を続けてまいります。

■交付実績



小児医学・医療に関する研究の幅が広がり続けている一方で、研究費の確保が年々困難になっているという課題があります。研究者からは「日本において、小児医学の研究費は十分とはいえない」という切実な声が多く寄せられています。
2024年12月に当財団が発表した「医師・研究者435名へのアンケート調査」*の中でも、「研究をスタートもしくは継続するにあたって大変なこと」として『研究資金の獲得が難しい』を選択した人が32%に、「研究者が海外の研究機関に移籍する理由」でも『海外ではより多くの研究費が獲得できる』を選択した人が44%に達しました。当事業への応募者数も年々増加しており、2025年度は115人に達しました。

※「医師・研究者435名へのアンケート調査」
https://kawanozaidan.or.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/newsrelease_survey_202412.pdf

■過去採択者らの声


小児医学研究への助成は非常に少ないのが現状です。日本の将来のためにも小児を大事にすることへの意識が高まればと思っております。小児医学の大切さをご理解いただき、ご支援いただいていることに感謝しております。(2024年度研究助成採択者)






日本における基礎研究への助成は年々厳しさを増しておりますが、近年は特に若手研究者や女性研究者への支援に重点が置かれる傾向にあります。そのような中、年齢制限のない一般枠を設けていらっしゃる貴財団のご支援は、研究者にとって非常に心強く、誠にありがたく存じます。(2024年度研究助成採択者)




■助成研究成果発表会について
研究者同士のつながりや、今後の研究に役立つアイディアを生み出す機会をつくるため、毎年3月に一般枠の助成金採択者による研究成果発表会を開催しています。各研究者の研究の目的や意義、成果の発表が行われるほか、発表会後には交流会が行われ、毎回多くの方が出席されます。

※2024年度の発表会の様子



2025年度は2026年3月7日(土)に帝国ホテル東京で実施予定です。

■財団概要
財団名:公益財団法人川野小児医学奨学財団(〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1)
理事長:川野 幸夫(株式会社ヤオコー 代表取締役会長)
設立:1989年12月25日(行政庁 内閣府)
URL:https://kawanozaidan.or.jp/
TEL:049-247-1717
Mail:info@kawanozaidan.or.jp
事業内容:研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成/小児医療施設支援/ドクターによる出前セミナー/医師・地域連携 子ども支援助成


<創業ストーリー>
財団の創業ストーリーや事業のエピソードをPR TIMES STORYで紹介しております。
どうぞご覧ください。

失われた息子の命をきっかけに設立した「川野小児医学奨学財団」ー小児医療をめぐる課題に取り組む中で感じた、子どもたちの心と体を守るために必要なこと
https://prtimes.jp/story/detail/rX5NvZs7GXb


<参考>
2025年度研究助成採択者一覧

一般枠 32名



若手枠 24名



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