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関東初、群馬のふるさと納税に“令和版 宿坊”が登場!約700年続くお寺を起点に地域活性へ「TEMPLE STAY ZENSŌ」



宝林寺
1日1組限定の宿が2023年1月下旬開業、サイトオープンへ

約700年続く「宝林寺」(群馬県邑楽郡千代田町、住職:海野宗弘)は寺院内に千代田町唯一の宿泊施設となる「TEMPLE STAY ZENSŌ」を2023年1月下旬に開業いたします。“現代人が余白を楽しむ”ための令和版“宿坊”(=寺泊)は1日1組、一棟貸しで提供。本日より、コンセプトサイト(URL:https://zenso.horinji.or.jp/comingsoon/ )を公開いたしました。 発起人である宝林寺 副住職はゲストハウス運営支援事業や他での寺泊施設立ち上げ経験を活かし、「宝林寺」を起点とした千代田町地域活性化を目指します。また、「TEMPLE STAY ZENSŌ」は関東エリア初の、ふるさと納税対象の宿坊に選ばれました。これを機に1人または、家族、友達(愛犬)と共に、豊 かな自然と歴史の中で、心と身体を調える滞在をお楽しみください。



■TEMPLE STAY ZENSŌ ホームページ:https://zenso.horinji.or.jp/comingsoon/
 ※予約は12月末より開始いたします
■Instagram:https://instagram.com/templestayzenso
■千代田町ふるさと納税:https://www.town.chiyoda.gunma.jp/kikakuzaisei/kikaku/ouen/kikaku007.html



1【開業背景】過疎化・空き家問題・・未来に繋ぐ、お寺の新たな存在価値の追求

・ミレニアル世代が繰り返し通いたくなるお寺を目指す
コンビニ以上に存在するお寺では、一般の方による「お寺離れ」が加速、一方で、住職の高齢化による後継問題など様々な理由で空き寺になるケースがあります。しかし根本的な問題は、若い世代のお寺離れではなく「お寺が時代についていけていない」状況であると考えます。地域のお寺でも、ミレニアル世代が繰り返し接点を持ちたくなる場所を作る必要があると考えました。

・宿無し町、お寺そのものが地域の滞在価値を高める機能を担う
千代田町は“ふるさと納税”県内納税額で1位となり、町の一大イベントである川せがき祭りも年々来訪者が増え、町に勢いがついてきています。

川せがき祭り
しかし、この千代田町には宿泊施設が1件もなく、町の魅力を最大限伝えきれていません。実際に、日帰りと宿泊の場合の消費額は3倍以上違い、滞在時間の増加が地域全体の旅行消費を押し上げることが指摘(※)されています。こうして地域経済の機会損失だけでなく、町を知る機会も損なわれています。そこで、昔ながらの宿坊を現代版にアレンジし、約700年の歴史あるお寺とお坊さんを起点に人が再び訪れたくなる場所を目指します。
(※)環境省「宿泊業に期待される主な役割」参照



2【概要】まるで隠れ家、歴史と自然に囲まれた一棟貸しの「TEMPLE STAY ZENSŌ」


都心から離れ静けさの中で問いを問う。心と身体を調えるソウルリトリート体験

さまざまな情報に覆われ、不確実で混沌とした現代。
「問い」がより大切になったこの時代に、ふと立ち止まり向き合う時間・何もしない豊かな時間、
それらのきっかけは“お寺”だからこそ、無理なく生み出せる時間であり空間です。
イメージ画像
宝林寺の夕焼け
TEMPLE STAY ZENSŌは都心から車で約90分、
宝林寺にある離れを改装した隠れ家のような、一棟貸しの宿泊施設です。
慌ただしい日常から少し距離をおき、都市ではあじわえない静けさの中で約700年の歴史と豊かな四季を感じながら、ゆっくりと深く呼吸をする。
便利さを手放した少し手の込んだ日常の生活。
心と身体、価値観を調えることができるような滞在を提供します。


約100平米(2LDK)の離れ


1)宿泊施設の概要
1日1組限定で6名様まで(愛犬可能)宿泊可能です。

▼施設内
部屋の中には禅を感じられる様々なコンテンツも用意。離れを改装して造った施設は、元々は床張りの広縁だった場所を大胆にも抜き、土間にすることで、空間に立体感をつくりだしました。現代のライフスタイルに合わせ、必要に応じてテレワークや会議ができるスペースもあり長期滞在にも対応します。

▼庭エリア
ウッドデッキでゆったりと過ごしたり、本を読んだり。施設前の開放的な庭スペースでは焚き火やBBQもすることができます。そして、ピザ窯も設置しているため、皆で自然を楽しみながら作るプロセスを感じる体験も。

2)TEMPLE STAY ZENSŌの滞在ポイント


1:肌で感じる歴史:約700年の歴史あるお寺の隣に位置
2:食材が豊富なお寺:四季を感じながら散策、寺院内で採れる食材で調理も可能
3:人との繋がり:副住職(47代目を継承予定)が出迎えしお寺の歴史から周辺情報まで
4:お寺の体験:坐禅や朝のお勤め等お寺ならではの体験も※希望者のみ
5:一棟貸しのプライベート空間:独立した空間など現代のライフスタイルにも対応

3)TEMPLE STAY ZENSŌ 住所
〒370-0505 群馬県邑楽郡千代田町新福寺704-7

4)お寺の歴史


宝林寺はこの地に開かれ約700年の歴史のあるお寺です。もとは臨済宗のお寺として開創され、後に黄檗僧である潮音道海禅師が進山し、黄檗宗の北関東最初の道場となりました。この地での潮音道海禅師での評判は瞬く間に広がり、館林城にまで及び、後に幻の大寺院とされる萬徳山広済寺を創建します。ですが、館林城廃城とともに廃寺となり、梵鐘や仏像等は同じく住職をしていた宝林寺へ移されます。その後再三に渡る火難に遭ったと伝えられ、堂宇は消失してしまいました。ですが、京都七条佛所二六代佛師康祐・康倫らの仏像や什物等は消失せずに今日に伝えられています。そして、2022年、宝林寺に伝えられる仏像8躯が群馬県重要文化財に指定されました。
詳細はこちら:https://horinji.or.jp/


3 ロゴにこめた思い:46代目住職作



□から1つ角が取れると△になり、全く角がなくなると◯になる。施設玄関にある円窓から着想し、禅をシンプルに表現した◯△◻をロゴデザインとして起用しました。また、ZENSŌはZEN「禅」とENSO「円窓」をかけ合わせ、様々な意味を内包する言葉として編み出しました。ENSŌには、「円窓」や「円相」、ZENSŌには「禅僧」「禅荘」(禅の宿泊施設)といった意味を内包します。施設内部には、随所にこういった禅の要素、仏教の要素が散りばめられています。そんな角を少しでも丸く、余白を楽しむ、人生にスパイスを加える宿泊施設がコンセプトです。


4 コメント

■千代田町長 高橋純一氏よりコメント
この度は、本町の新福寺地区にある宝林寺におきまして、「宿坊」がオープンされますことを心よりお喜び申し上げますとともに、関係者の皆様方のこれまでのご苦労に対し、深く敬意を表する次第であります。ご存知のとおり、「宿坊」は、僧侶や参拝者がお寺や神社へ宿泊する施設であり、歴史は平安時代まで遡ります。宝林寺では、歴史ある仏像群や梵鐘などに想いを馳せながら、坐禅や読経など、貴重な経験を通して心と身体を整えることが出来ると伺っております。
町といたしましても、新たな観光資源として、宝林寺の「宿坊」には、大きな期待を寄せております。本町には、埼玉県熊谷市とを結ぶ利根川上で唯一の水上県道である「赤岩渡船」や夏の風物詩で140年超続く「川せがき」など、多くの歴史と伝統が継承されています。
是非とも、この機会に「水と緑豊かな千代田町」へお越しいただき、日頃、経験することのない特別な時間と空間を味わってほしいと思います。皆さんのお越しをお待ちしております。

■発起人副住職 峻宏よりコメント




“お寺ってどういうときに足を運ぶのだろう。”ご先祖様に手を合わせ、対話をする。背中をポンっとおしてもらいに行く。そんな「きっかけ」を得に来ることが多いのではないでしょうか。お寺が古来より営んできた宿坊は、長期滞在をしてお寺の勤めを共にすることで、この「きっかけ」を与えやすくしていたのかもしれません。TEMPLE STAY ZENSŌでは、修行のイメージが残る従来の宿坊を、現代に沿う形でアップデート。内省しやすい滞在の心地よさは求めつつ、ホテルや旅館では体験できない一捻りある施設づくりを心がけました。

また歴史を振り返ると、江戸時代のお坊さんは橋を架けたり、図書館をつくったりと地域の悩みを解決する活動をされてきました。現在の地方の課題として一つ挙げられるのは空き家問題の深刻化です。本当の空き家となる前に、地域に息を吹き込み、新たな関心層・来訪者を開拓できれば少しずつ違う未来に変えていけると信じています。地域の方々がお寺の長い歴史を紡いでくれたように、今後はTEMPLE STAY ZENSŌを起点とし、お寺も地域の方々とともに歴史を紡いでいきたいと考えています。






【メディア限定:内覧会・宿泊ご案内】

1月下旬の開業前後に内覧会・試泊のご案内をさせていただきます。
・内覧会希望の場合:1月下旬開業前の平日に開催予定
・試泊希望の場合:開業後2月以降、希望される日程で調整予定


寒さ厳しい季節になりますが、都市から離れ静かな澄んだ空気をあじわい心身調えに「TEMPLE STAY ZENSŌ」へお越しください。ご興味ある方は以下フォームに記入ください。
https://forms.gle/DvZ3gHZxWaqWiJDq7
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