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薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」安全安心な社会のために将来活躍する日本の学生をウィーンでの国連会議へ派遣



公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
~初めての期間限定クラウドファンディングに挑戦中~

【概要】
薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」のスローガンで知られる公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、初めての期間限定のクラウドファンディングに2月5日より挑戦中です。
当財団は今年3月に、国連ウィーン事務局で開催される第68会期麻薬委員会に日本の学生2名を送り出し、シンポジウムなどで英語でスピーチをするなど貴重な国際舞台を経験してもらうと同時に、帰国後も日本での薬物乱用防止活動に貢献していただく予定です。今回のクラウドファンディングでは、その送り手としての当財団への寄付を募っています。



【詳細説明】
薬物乱用というと、あまり身近に感じない方も多いかもしれません。
実は日本でも大麻所持などの違法薬物の犯罪を起こす人は年間1万人を超えており、中でも大麻事犯の20歳以下の検挙人員数は過去最多を記録、若者の薬物乱用が急増しています。また昨今では、10代の子ども達が身近な薬局で買える咳止め薬などの市販薬を、一度に大量に摂るなどのオーバードーズ(OD)の事故も増えています。
さらに、最近社会問題として報道も多い「闇バイト」。若者が荷物を運ぶバイトに申し込んだら、荷物の中身は違法薬物、捕まって初めて知ったという事例も多数起きています。
日本以外に目を向けると、たとえば、ウガンダの首都カンパラのスラム街では、14歳~19歳のうち約35%、つまり3人に1人が違法薬物を過去3か月以内に使用した、という調査報告があります。(出典:National Library of Medicine)
世界規模でいうと、年間で推定2億9,600万人が薬物を使用していると国連機関は報告しており、これは10年前に比べて5,600万人増加しています。(出典:UNODC World Report 2023)
世界の多くの国や地域では、薬物乱用防止という視点の活動がまだまだ広がっておらず、また特に開発途上国では、経済的貧困や教育機会の不足により、薬物乱用に手を染めてしまった人たちのケアに追われている現状があります。

このような中、当財団では、世界的な視点をもって将来的に薬物乱用防止のために活躍・貢献する学生を育てたいという思いがあります。
日本では他先進国と比較すると薬物生涯経験率が少なく、「奇跡の国」とも言われています。それは、乱用防止の活動の広がりが功を奏しているともいえます。しかし、その日本でさえも、昨今薬物乱用の急増が懸念されている状況です。

今回日本から、薬物乱用「ダメ。ゼッタイ。」"Never.Ever." を軸に、安全安心な社会づくりのために貢献していける学生を、今年の3月国連の麻薬委員会会期中に送り出します。そして、世界の若者たちを代表して、薬物問題の解決にはまず薬物乱用防止に力を注ぐことが最も重要であることを日本から世界へ発信していくことが期待されています。
その学生たちの送り手としての当財団へのご支援を、クラウドファンディングにて募集しております。


ウィーンにある国連薬物犯罪事務所


■ 派遣される学生たちからのメッセージ
今回派遣される山口東京理科大学(英語名:Sanyo-Onoda City University)の学生お二人からの抱負のメッセージです。

田苗さん:


この度、麻薬・覚せい剤乱用防止センターとウガンダのNGO団体共催のサイドイベントに、代表として参加させていただきます田苗と申します。
大学入学後、恵まれない環境にある子供たちの機会格差解消に高い関心を持ち、子ども食堂の運営や教育イベントの企画及び実施、英語でのスピーチ発信などの活動に取り組んできました。

私は僻地と呼ばれるような小さな町の出身で、大学での学びや国際社会との関わりを通じて視野が大幅に広がった経験から、家庭環境や経済状況に左右される子供たちの機会の格差を改善すべきだと強く感じています。

また、これらの問題は薬学や薬物乱用防止とも密接に関係しており、地域の若者、そして薬学を学ぶ者としての視点を生かし、日本からのメッセージを発信したいと考えています。



今回麻薬・覚せい剤乱用防止センターさんに代表に選出いただけたことを大変光栄に思います。

梶本さん:


私は薬学部の学生として、薬物に関する深い知識を学び、薬物乱用が人々の健康や社会に与える影響について強い関心を持ってきました。これまで、小中学校で行われる薬物乱用防止教室に薬学生の立場からファシリテーターとして参加し、子どもたちに薬物の危険性を伝える活動にも取り組んできました。そしてこのたび、国連のサイドイベントに日本の若者代表として参加し、薬物乱用防止の重要性を啓発する機会をいただきました。

この場では、自身の経験をふまえ、薬物乱用防止に関するスピーチを行う予定です。また、国際的な場で他国の取り組みや意見に触れることで、薬物乱用防止活動をより効果的にするための視点やアイデアを得たいと考えています。将来的には、日本と世界をつなぐ啓発活動の架け橋となり、持続的な社会貢献へとつなげていきたいと思っています。



皆さまのご支援を通じて、この貴重な機会を最大限に活かしたいと考えております。

■担当者からのメッセージ
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの菅家と申します。
私自身は現在小学生の子どもの母ですが、子どもが大きくなった時に、薬物が蔓延する世の中ではなく、薬物乱用のない安全安心な社会であってほしいと心から願っています。
今回のクラウドファンディングでは、国連の麻薬委員会という大きな国際舞台を経験し、将来薬物乱用防止のために活躍していただく学生さんたちのサポートをする当財団に対してのご支援を募集しております。

子ども達を薬物の魔の手から守り、自分の夢や目標に向かって生き生きとした人生を送る子ども達を一人でも増やしていきたいという思いで日々活動をしています。
安全安心な社会づくりのため、皆様からのお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

クラウドファンディングについての詳細はこちらから(2月5日開始、3月5日終了予定)
Syncable(シンカブル)キャンペーンページURL:https://syncable.biz/campaign/7497

【公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター 概要】
公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、1987年の設立以来37年にわたり、薬物乱用防止活動に取り組む民間団体として日本において中心的な役割を果たしてきました。
国際的には国連支援募金を通じて、開発途上国における薬物乱用防止活動に貢献しています。この31年間で、総額約7億5,550万円を投じ、述べ655カ国、786プロジェクトを支援してきました。

「麻薬・覚せい剤乱用防止センターの長年に渡る支援に感謝いたします。UNODCは我々のパートナーシップを誇りに思っていますし、子供や若者による薬物使用防止を予防するために実りある協力関係を更に何年も続けていくことを望んでおります。」   
国連薬物犯罪事務所(UNODC)ワーリー事務局長
<参考>UNODC内のDAPCによる国連支援募金のウェブページ(英文)
https://www.unodc.org/unodc/en/prevention/youth-initiative/dapc-grant.html

法人名:公益財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター
事務所所在地:東京都港区赤坂2-4-1白亜ビル9階
代表:藤野彰



事業内容:
下記3本柱を軸に事業を展開しています。
1.薬物乱用防止 薬物を使わない”マインド“を育てる
2.国連支援募金 薬物乱用をなくすために開発途上国を支援する
3.医療用麻薬適正使用推進 がん患者のQOL向上を目指して
設立: 2012年(1987年財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターより移行)
HP:https://www.dapc.or.jp/


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