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【緊急支援】カンボジア・シェムリアップ州Chi Kraengの避難民収容寺院で教育・食料支援を実施



特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト
― 「世界とつながる学び」参加校の教材と“全国のお米”で、TEAM JAPANの難民支援 ―

 特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト(代表:中村雄一/千葉県松戸市)は、2025年12月29日、カンボジア王国シェムリアップ州Chi Kraeng(チークレン)にある避難民収容寺院にて、国境地帯の空爆被害等を背景に避難を余儀なくされた人々に対し、緊急の難民支援活動(教育支援・食料支援)を実施しました。

空爆から避難した難民の方々に日本のお米で作った「おにぎり」を振る舞うなかよし学園

 本活動では、経済産業省探究・公務改革支援補助金採択事業「世界とつながる学びプロジェクト」に参加する日本全国の学校・地域団体が制作した教材やメッセージ、ならびに各校が栽培したお米を活用し、避難民児童生徒への授業実施、避難民への炊き出し(おにぎり提供)を行いました。なかよし学園が国連登壇等で培った国際連携力と現地パートナーとの実行体制を掛け合わせ、「日本の質の高い教育資源」を“支援の現場に直接届ける”ことができる点が本モデルの大きな特徴です。

厳しい避難生活の中を耐え抜く避難民の子どもたちに笑顔を届ける

活動概要
実施日:2025年12月29日
実施地:カンボジア王国 シェムリアップ州 Chi Kraeng 避難民収容寺院
支援内容:
1)避難民児童生徒への教育支援(教材を用いた授業・アクティビティ)
2)避難民への食料支援・炊き出し(各校提供米を活用したおにぎり等)
実施体制:なかよし学園+現地パートナー+「世界とつながる学び」参加校・団体(TEAM JAPAN)

避難民の子どもたちに日本の遊びで異文化体験と学びを届ける

避難民の子どもたちに日本の遊びで異文化体験と学びを届ける

「教育」という形で届く支援――世界とつながる学び × 緊急人道支援
 なかよし学園の支援は、物資提供にとどまりません。日本の子どもたちが探究授業で制作した教材(カルタ、絵本、工作、衛生教材、防災グッズ等)を、支援が必要な地域へ“授業”として届けます。現地の子どもたちは、教材で遊び、学び、語り合い、「自分は見捨てられていない」という感覚を取り戻していきます。今回は実際に「世界とつながる学び」を行なっている広島県の特別支援学校と山形県の中学校の教諭もなかよし学園メンバーとして活動に参加。「生徒児童の教材を自らの手によって教育支援の形に変える」活動を行なっています。

日本中の生徒児童からのクリスマスプレゼントに喜ぶカンボジア難民の子どもたち

日本中の生徒児童からのクリスマスプレゼントに喜ぶカンボジア難民の子どもたち

日本中の生徒児童からのクリスマスプレゼントに喜ぶカンボジア難民の子どもたち

 本活動の模様は、来学期、各学校に「活動後レポート」としてフィードバックされます。生徒たちは、教科書やニュースの向こう側だった出来事が、自分たちの制作物・学びとつながっていた事実を受け取り、「世界とつながる実感」や「学びが誰かの役に立つ実感」を獲得します。これが、なかよし学園が掲げる往還型モデル「CoRe Loop(Create→Reach→Co-Reflect→Return)」による人材育成です。地域学習や普段の学びが世界では平和を作る教材になる、その価値(リソース)を知った日本の子どもたちはやがて世界を日本の優れたサービスや商品でリードする、そんなグローバルリーダーに成長していくことでしょう。なかよし学園はそんなグローバル探究教育を行っています。

寺院代表となかよし学園メンバー、そして現地パートナー

現地パートナー REN REASKA コメント
現地パートナー団体REN REASKAは、今回の支援について次のように語っています。
「(私たちの報告では)国境地帯で起こっている事実により、多くの遺跡が爆撃で破壊され、非常に多くの人々が避難を余儀なくされています。なかよし学園の活動によって、避難所の多くの人々が“日本人が私たちを見捨てないでいてくれる”ことを感じました。
そして、この事実を知った多くの人々が、平和のためのアクションを取ってくれることを願っています。日本の子どもたち、本当にありがとう。皆さんの心優しい思いは、カンボジアの人々の心に強い勇気と希望を与えました。本当に感謝します。」

日本全国の小中高校から集まったお米を使って炊き出しを行う

今回の活動に提供された教材・物資一覧(順不同)
遊佐町立遊佐中学校:文房具
広島市立特別支援学校:福笑い・おもちゃ
名古屋市立扇台中:SDGsカルタ
茨城県立守谷高等学校:SDGsカルタ
オイスカ浜松国際高等学校:SDGsカルタ・お米
壱岐市立筒城小:『はじめてのヒロシマ』
壱岐市立石田中学校:『はじめてのヒロシマ』『はじめてのナガサキ』
対馬市立西部中:海プラ・シーグラスのキーホルダー
対馬市立東部中:凧揚げ、書道、トントン相撲、折り紙
三次市立青河小:AOGA SOAP
福岡グループ:メッセージカード
加古川市立両荘みらい学園:両荘みらい米
木島平村立木島平中学校(支援級):杖おき、折り紙(万華鏡)
木島平村立木島平小学校:お米
安八町立牧小学校:お米(餅米)
奈良県広陵町:靴下(メンズ・レディース)
早稲田佐賀高等学校:SDGsカルタ
三島村立三島竹島学園:たけのこ(大名筍)、豚味噌、メッセージカード
岡山県立矢掛高校:シュシュ、メッセージカード
会津若松市寺子屋方丈舎:鶴の絵、折り紙、柿のドライフルーツ
安八町立結小学校:紙トンボ、パッチンジャンプ、魚釣り等、防災バック
佐倉市立王子台小学校:あやとり
佐倉市立臼井中学校:アクリルたわし
柏市立柏の葉中学校:各種教科書冊子
柏市立名戸ヶ谷小学校:お米、折り紙
柏市立富勢東小学校:糸電話、ぶんぶんごま、折り紙
神石高原町立油木小学校:お米
神石高原町立三和小学校:夏祭りのおもちゃ、うちわ、風鈴、福笑い













































代表コメント
「紛争地や難民支援の現場は、一般にはアクセスが難しく、“知って終わり”になりやすい領域です。だからこそ私たちは、日本の教室で生まれた教材と学びを、現地で実際に使い、子どもたちの笑顔と声を日本へ戻すCoRe Loopを磨いてきました。
今回の支援は、全国の学校・地域の力が重なり、TEAM JAPANとして実現したものです。日本の子どもたちの学びが、避難民の方々の希望に変わる瞬間を、これからもつくっていきます。」
(特定非営利活動法人なかよし学園プロジェクト 代表 中村雄一)

なかよし学園代表中村雄一

団体概要
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト
代表者:理事長 中村 雄一
所在地:千葉県松戸市
活動内容:世界10カ国の紛争地・貧困地域での教育支援/日本全国の学校と海外をつなぐ「世界とつながる学び」プロジェクト運営/現地パートナーと連携した人道・教育支援 ほか

本件に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人 なかよし学園プロジェクト
担当:中村 里英
E-mail:nakayoshigakuen.office@gmail.com
URL:http://www.nakayoshigakuen.net/npo/
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