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AUGERブランドアンバサダーの板垣さんは現在開催中の自身の個展への思いを披露 スペシャルゲスト篠原さんはご自身制作のドレスをお披露目 貝印11月8日に「いい刃の日」イベントを開催
貝印株式会社
グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:遠藤浩彰)は、11月8日(金)「いい刃の日」に、俳優の板垣李光人さん、アーティストの篠原ともえさんをお迎えし、「いい刃の日」PRイベントをShibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found (東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)にて開催しました。
「いい刃の日」PRイベントについて
グローバル刃物メーカーの貝印は、11月8日を「いい刃の日」とし、PRイベントを開催。今年は渋谷の新しいランドマーク「Shibuya Sakura Stage」内にある「遊び」を起点にしたグローバルクリエイション拠点であるShibuya Sakura Stage 4F 404 Not Foundにて実施いたしました。
イベントでは、貝印社長の遠藤浩彰から、未来に向けたさまざまな取り組みを紹介。続いてのトークセッションでは、AUGERブランドアンバサダーであり、俳優活動だけにとどまらず、自らも初個展を成功させ、芸術にも精通している板垣李光人さんと、デザイナー、アーティストとして活躍する篠原ともえさんをスペシャルゲストにお迎えして、貝印のミッションである「切れ味とやさしさ」に関連したエピソードをお話しいただきました。今回は特別に篠原さんが「切れ味とやさしさ」をテーマに貝印のラシャ鋏を使ってオリジナルの衣装を制作。当日は、生地のレイヤーや素材を生かして刃物の切れ味や光沢を表現し、衣装を着用して登壇くださいました。
■「いい刃の日」PRイベント 概要
・日 時:2024年11月8日(金)10:00~
・会 場:Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found
(東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)
・登壇者:貝印株式会社 代表取締役社長 兼 COO 遠藤浩彰
板垣李光人さん(俳優)
篠原ともえさん(デザイナー/アーティスト)
・内 容:貝印株式会社 社長 遠藤浩彰 挨拶/会社概要/ プロジェクト紹介
・トークセッション(板垣李光人さん、篠原ともえさんご登壇)
・フォトセッション/質疑応答(※代表質問形式)
貝印株式会社 代表取締役社長兼COO 遠藤浩彰 挨拶と企業取り組みについて
まず、社長の遠藤より、「いい刃の日とは、本日11月8日の語呂合わせで、いい刃物の日として、グローバル刃物メーカー貝印が年に1度、未来に向けた取り組みを発信する日です。当社のいい刃の日イベントは、今年7年目を迎えました。これからも真摯に製品を開発し、世界中のお客様により良い製品をお届けしてまいります。」と挨拶をしました。
そのあと、国際的デザイン賞のRed Dot Awardでもプロダクトデザイン賞を受賞した関孫六 要や、企業としての課題でもあった若年層へのリーチに成功したminesをはじめとした、1年間で好成績を残した商品についてのご紹介をしました。
その後、貝印の新しい取り組みの発表をしました。
▽発表内容※一部抜粋
・大学との連帯
岐阜大学では、刃物学科が開講されました。それに伴いセンサーやAIを採用して時代にあったモノづくりの知識形成と、岐阜の技術を知っていただく場づくりの観点から、大学と連携することを発表しました。また、東北芸術工科大学では貝印社員が講師としてデザインに特化した講義をしており、京都市立芸術大学ではデザインに加えマーケティングの講義も行っております。
・野鍛冶承継プロジェクト
本プロジェクトは、関鍛冶及び伝統手法を学び実践し、貝印ならではの刃物造りを再定義し継承していくことを目的としています。古来の鉄づくりの手法をテクノロジーで解析、これまで職人が手で行っていた「鍛造」という工程を機械化し、量産できる打刃物(鍛造包丁)の研究開発を進めています。
・紙カミソリ(R)のコラボレーション
常識や先入観を超える取り組みに共感し、ヘラルボニーとコラボを実施。
貝印の紙カミソリ(R)はジェンダー、デザインの自由さ、紙という素材でカミソリの常識を変える商品です。
一方、ヘラルボニーは知的障害のある異彩作家のアートを通して、新しい文化を創出する取り組みを次々に発表しています。今回、コラボレーションをしたワジマカエデさんの切り絵のアートの中に、貝印のミッションである「切れ味とやさしさ」を発見したことからこのプロジェクトは誕生しました。
この特別な紙カミソリ(R)は、11/9(土)より開催される「切れ味とやさしさ展」、ヘラルボニーがアートプロデュースを手掛けるライフスタイルホテル「HOTEL MAZARIUM」、12月中旬にオープンする「FAV LUX 鹿児島天文館」の3つの場所で配布する予定です。
また、画家の横尾忠則さんと紙カミソリ(R)のコラボレーションでは、カミソリを持ったピンクガールシリーズの3作品からセレクトしたものと、それらをコラージュしたものの計4種でボックスで販売しています。カミソリの概念を拡張してきた貝印として、今後も新たなチャレンジを行ってまいります。
明日より開催!貝印 特別展示「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」について
続いて、特別展示「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」についての紹介がありました。「本展示では、「半径5mのデザイン」をテーマとし、貝印の商品開発に対する想いやデザイナーの着想を知ってもらい、嗜好性や専門性に特化した未来の作品を展示するイベントです。Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Foundにて11月14日(木)まで開催いたします。会場にある自分が好きな作品に投票いただいた方へ、紙カミソリのプレゼントもあります。ぜひ皆さまのご来場をお待ち申し上げております」とのコメントをいただきました。
■開催概要
展示期間 :2024年11月9日(土)~11月14日(木)11:00~21:00
※最終日14日のみ17:00まで
会場 :Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found
(東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)
板垣李光人さん・篠原ともえさんトークセッション
まずは、AUGERブランドアンバサダーである俳優の板垣李光人さんが深い青と白のストライプのスーツ姿で登場。続いて篠原ともえさんが、この日のために特別にご自身でデザイン、制作した衣装で登場しました。お2人が揃ったところでトークセッションがスタート。今回いい刃の日の登壇が3回目になる板垣さんからは、「3回目の登壇ということで、いい刃の日が定着してきました。1回目に参加してきてから、いい刃の日はカレンダーに書いていて、文化の日のように浸透しています。」とコメントいただきました。
■衣装についてのトーク板垣さんの衣装について板垣さんからは「青が1つテーマとしてあります。最近ジャケットにはまっているので、今回の衣装もジャケットにしました。フォーマル過ぎない、優しいリネンのクラフト感のある生地でまとめました。」と紹介をいただきました。そのあと篠原さんのドレスに対して、「パンツのシルエットや、波紋のように見えるレイヤードが素敵です。」とコメントすると、それに対して篠原さんからは、「今回の衣装は「切れ味と優しさ」をイメージして、生地のレイヤーや素材を生かして刃物の切れ味や光沢を表現しました」と衣装の説明をいただきました。
■「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」についてトーク
板垣さんからは「展示されている商品や帽子はどれもとても貝印らしいものばかりでした。幅広い世代に愛されるものを作るのは難しいことだと思います。展示の中では、ピザカッターやピスタチオの殻をむくナッツスプリッターなどニッチなものが好きです。ニッチな商品は愛の深さを感じますね。一消費者としての目線で見ていて胸が躍りました。 」とコメントをいただきました。
篠原さんからは「展示されている商品が社員の皆様がプレゼンをして開発されていると聞いて、とても素晴らしいなと感じました。愛を感じる体験型の展示でした。自身でデザインもしているので、自分だったらどんなものをつくるか、など考えながら見ました。」とコメントをいただきました。
■フリップトーク
1.”切る”、”裁つ”、”削る”、”剃る”など様々な動作がありますが、お二人にとって好きな刃物の動作はありますか。
板垣さんは「ファーストコンタクト」と回答。「食材に刃物を入れる瞬間。新しい刃物の切れ味が手に伝わってくる瞬間。AUGERのツメキリで爪を切る瞬間。刃物と自分が触れる瞬間が心地が良いので好きです。」と説明いただきました。篠原さんは「裁つ音」と回答。「いい刃物は、切るときにいい音がします。母が使っていた裁ちばさみ。ファッションを学ぶために購買で買った裁ちばさみ。じぶんの手に合うものを買った貝印の裁ちばさみ。それぞれ違う音がします。」とコメントをいただきました。
2.お二人の最近のお気に入りの刃物
板垣さんは、「栗カッター」と回答。「ドラマの劇中で家族で栗を剥くシーンがありました。最初は貝印の製品と知らずに便利と思って使用していたが、ロゴで貝印と知り、こんなものまでつくっているのかと思いました。栗カッターで栗を剥くと、楽だし楽しいです。1つの用途に特化した、というのがやっぱりいいですよね。 」とエピソードを披露。会場では、板垣さんが実際に栗カッターを使う様子を投影しました。また、篠原さんからは「母が裁ちばさみを使っているのを見てずっとあこがれてました。大きいものは大きい鋏、小さいものは小さい鋏で切る。道具の力を信じながらモノを作ります。」とエピソードをお話しくださいました。衣装を作っている動画が投影されると、「特に刃物の光沢を表現するために横糸を抜きながらグラデーションをつくり、切れ味を表現しました。貝印の鋏は、風を切るように切れるんです。シャーっと切るときはとても心地良いんですよ」と衣装のこだわりを語りました。
3.個展を開催されるときに大切にされていること
板垣さんは「物語性」と回答。「自分が役者を本業としているというのもあるかもしれないが、個展にあるものを見て、見た人の中にその人だけのストーリーが生まれたらいいなと思っていました。絵は今まで書いたものを並べているわけではなく、展示のテーマを決めてから作っていっています。物語を土台として作る、というのは大切です。」と説明してくださいました。
篠原さんは「場と間」と回答。「展示はコミュニケーションの場です。1人で展示に行っても、自分だったらどうつくるか、などを考えます。自分の展示では、相手の気持ちを立ち上げるような展示を心掛けています。感情が動くということはコミュニケーションの力だと思います。今回の切れ味とやさしさの展示はそういった要素がたくさん詰まっているように感じました。」
登壇者プロフィール
遠藤 浩彰 (えんどう ひろあき)
貝印株式会社 および カイインダストリーズ株式会社
代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)
2008年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、当社入社。
生産部門のカイインダストリーズ株式会社や海外関連会社KAI U.S.A. LTD.への出向を経て14年帰任。国内営業本部と経営管理本部では副本部長、グループの核となる経営戦略本部、マーケティング本部、研究開発本部の3部門にて本部長に歴任。取締役 副社長就任を経て、2021年5月25日に貝印株式会社およびカイインダストリーズ株式会社 代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)に就任。
板垣李光人(いたがき りひと)さん
2002年生まれ。2013年に俳優デビュー。
主な出演作に「silent」「フェルマーの料理」「マルス-ゼロの革命-」、大河ドラマ「青天を衝け」「どうする家康」、映画「劇場版 君と世界が終わる日にFINAL」「陰陽師0」「ブルーピリオド」「八犬伝」「はたらく細胞」などがある。
俳優業の傍ら、報道番組「news zero」への出演や、アートの分野でも自身初となる個展「愛と渇きと。」を開催するなど多方面で活躍。
篠原ともえ(しのはら ともえ)さん
1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。メディアでの活動を経て、衣装デザイナー、イラストレーター 、テキスタイルデザイナーとしても活躍。2020年アートディレクターの池澤樹とともにクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年デザイン・ディレクションを手掛けた革の着物作品がニューヨークADC賞(銀・銅)、東京ADC賞を受賞。
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410(フリーアクセス・ひかりワイド)
https://www.kai-group.com
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グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:遠藤浩彰)は、11月8日(金)「いい刃の日」に、俳優の板垣李光人さん、アーティストの篠原ともえさんをお迎えし、「いい刃の日」PRイベントをShibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found (東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)にて開催しました。
「いい刃の日」PRイベントについて
グローバル刃物メーカーの貝印は、11月8日を「いい刃の日」とし、PRイベントを開催。今年は渋谷の新しいランドマーク「Shibuya Sakura Stage」内にある「遊び」を起点にしたグローバルクリエイション拠点であるShibuya Sakura Stage 4F 404 Not Foundにて実施いたしました。
イベントでは、貝印社長の遠藤浩彰から、未来に向けたさまざまな取り組みを紹介。続いてのトークセッションでは、AUGERブランドアンバサダーであり、俳優活動だけにとどまらず、自らも初個展を成功させ、芸術にも精通している板垣李光人さんと、デザイナー、アーティストとして活躍する篠原ともえさんをスペシャルゲストにお迎えして、貝印のミッションである「切れ味とやさしさ」に関連したエピソードをお話しいただきました。今回は特別に篠原さんが「切れ味とやさしさ」をテーマに貝印のラシャ鋏を使ってオリジナルの衣装を制作。当日は、生地のレイヤーや素材を生かして刃物の切れ味や光沢を表現し、衣装を着用して登壇くださいました。
■「いい刃の日」PRイベント 概要
・日 時:2024年11月8日(金)10:00~
・会 場:Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found
(東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)
・登壇者:貝印株式会社 代表取締役社長 兼 COO 遠藤浩彰
板垣李光人さん(俳優)
篠原ともえさん(デザイナー/アーティスト)
・内 容:貝印株式会社 社長 遠藤浩彰 挨拶/会社概要/ プロジェクト紹介
・トークセッション(板垣李光人さん、篠原ともえさんご登壇)
・フォトセッション/質疑応答(※代表質問形式)
貝印株式会社 代表取締役社長兼COO 遠藤浩彰 挨拶と企業取り組みについて
まず、社長の遠藤より、「いい刃の日とは、本日11月8日の語呂合わせで、いい刃物の日として、グローバル刃物メーカー貝印が年に1度、未来に向けた取り組みを発信する日です。当社のいい刃の日イベントは、今年7年目を迎えました。これからも真摯に製品を開発し、世界中のお客様により良い製品をお届けしてまいります。」と挨拶をしました。
そのあと、国際的デザイン賞のRed Dot Awardでもプロダクトデザイン賞を受賞した関孫六 要や、企業としての課題でもあった若年層へのリーチに成功したminesをはじめとした、1年間で好成績を残した商品についてのご紹介をしました。
その後、貝印の新しい取り組みの発表をしました。
▽発表内容※一部抜粋
・大学との連帯
岐阜大学では、刃物学科が開講されました。それに伴いセンサーやAIを採用して時代にあったモノづくりの知識形成と、岐阜の技術を知っていただく場づくりの観点から、大学と連携することを発表しました。また、東北芸術工科大学では貝印社員が講師としてデザインに特化した講義をしており、京都市立芸術大学ではデザインに加えマーケティングの講義も行っております。
・野鍛冶承継プロジェクト
本プロジェクトは、関鍛冶及び伝統手法を学び実践し、貝印ならではの刃物造りを再定義し継承していくことを目的としています。古来の鉄づくりの手法をテクノロジーで解析、これまで職人が手で行っていた「鍛造」という工程を機械化し、量産できる打刃物(鍛造包丁)の研究開発を進めています。
・紙カミソリ(R)のコラボレーション
常識や先入観を超える取り組みに共感し、ヘラルボニーとコラボを実施。
貝印の紙カミソリ(R)はジェンダー、デザインの自由さ、紙という素材でカミソリの常識を変える商品です。
一方、ヘラルボニーは知的障害のある異彩作家のアートを通して、新しい文化を創出する取り組みを次々に発表しています。今回、コラボレーションをしたワジマカエデさんの切り絵のアートの中に、貝印のミッションである「切れ味とやさしさ」を発見したことからこのプロジェクトは誕生しました。
この特別な紙カミソリ(R)は、11/9(土)より開催される「切れ味とやさしさ展」、ヘラルボニーがアートプロデュースを手掛けるライフスタイルホテル「HOTEL MAZARIUM」、12月中旬にオープンする「FAV LUX 鹿児島天文館」の3つの場所で配布する予定です。
また、画家の横尾忠則さんと紙カミソリ(R)のコラボレーションでは、カミソリを持ったピンクガールシリーズの3作品からセレクトしたものと、それらをコラージュしたものの計4種でボックスで販売しています。カミソリの概念を拡張してきた貝印として、今後も新たなチャレンジを行ってまいります。
明日より開催!貝印 特別展示「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」について
続いて、特別展示「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」についての紹介がありました。「本展示では、「半径5mのデザイン」をテーマとし、貝印の商品開発に対する想いやデザイナーの着想を知ってもらい、嗜好性や専門性に特化した未来の作品を展示するイベントです。Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Foundにて11月14日(木)まで開催いたします。会場にある自分が好きな作品に投票いただいた方へ、紙カミソリのプレゼントもあります。ぜひ皆さまのご来場をお待ち申し上げております」とのコメントをいただきました。
■開催概要
展示期間 :2024年11月9日(土)~11月14日(木)11:00~21:00
※最終日14日のみ17:00まで
会場 :Shibuya Sakura Stage 4F 404 Not Found
(東京都渋谷区桜丘町1−4 Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE 4F)
板垣李光人さん・篠原ともえさんトークセッション
まずは、AUGERブランドアンバサダーである俳優の板垣李光人さんが深い青と白のストライプのスーツ姿で登場。続いて篠原ともえさんが、この日のために特別にご自身でデザイン、制作した衣装で登場しました。お2人が揃ったところでトークセッションがスタート。今回いい刃の日の登壇が3回目になる板垣さんからは、「3回目の登壇ということで、いい刃の日が定着してきました。1回目に参加してきてから、いい刃の日はカレンダーに書いていて、文化の日のように浸透しています。」とコメントいただきました。
■衣装についてのトーク板垣さんの衣装について板垣さんからは「青が1つテーマとしてあります。最近ジャケットにはまっているので、今回の衣装もジャケットにしました。フォーマル過ぎない、優しいリネンのクラフト感のある生地でまとめました。」と紹介をいただきました。そのあと篠原さんのドレスに対して、「パンツのシルエットや、波紋のように見えるレイヤードが素敵です。」とコメントすると、それに対して篠原さんからは、「今回の衣装は「切れ味と優しさ」をイメージして、生地のレイヤーや素材を生かして刃物の切れ味や光沢を表現しました」と衣装の説明をいただきました。
■「切れ味とやさしさ展~半径5mのデザイン~」についてトーク
板垣さんからは「展示されている商品や帽子はどれもとても貝印らしいものばかりでした。幅広い世代に愛されるものを作るのは難しいことだと思います。展示の中では、ピザカッターやピスタチオの殻をむくナッツスプリッターなどニッチなものが好きです。ニッチな商品は愛の深さを感じますね。一消費者としての目線で見ていて胸が躍りました。 」とコメントをいただきました。
篠原さんからは「展示されている商品が社員の皆様がプレゼンをして開発されていると聞いて、とても素晴らしいなと感じました。愛を感じる体験型の展示でした。自身でデザインもしているので、自分だったらどんなものをつくるか、など考えながら見ました。」とコメントをいただきました。
■フリップトーク
1.”切る”、”裁つ”、”削る”、”剃る”など様々な動作がありますが、お二人にとって好きな刃物の動作はありますか。
板垣さんは「ファーストコンタクト」と回答。「食材に刃物を入れる瞬間。新しい刃物の切れ味が手に伝わってくる瞬間。AUGERのツメキリで爪を切る瞬間。刃物と自分が触れる瞬間が心地が良いので好きです。」と説明いただきました。篠原さんは「裁つ音」と回答。「いい刃物は、切るときにいい音がします。母が使っていた裁ちばさみ。ファッションを学ぶために購買で買った裁ちばさみ。じぶんの手に合うものを買った貝印の裁ちばさみ。それぞれ違う音がします。」とコメントをいただきました。
2.お二人の最近のお気に入りの刃物
板垣さんは、「栗カッター」と回答。「ドラマの劇中で家族で栗を剥くシーンがありました。最初は貝印の製品と知らずに便利と思って使用していたが、ロゴで貝印と知り、こんなものまでつくっているのかと思いました。栗カッターで栗を剥くと、楽だし楽しいです。1つの用途に特化した、というのがやっぱりいいですよね。 」とエピソードを披露。会場では、板垣さんが実際に栗カッターを使う様子を投影しました。また、篠原さんからは「母が裁ちばさみを使っているのを見てずっとあこがれてました。大きいものは大きい鋏、小さいものは小さい鋏で切る。道具の力を信じながらモノを作ります。」とエピソードをお話しくださいました。衣装を作っている動画が投影されると、「特に刃物の光沢を表現するために横糸を抜きながらグラデーションをつくり、切れ味を表現しました。貝印の鋏は、風を切るように切れるんです。シャーっと切るときはとても心地良いんですよ」と衣装のこだわりを語りました。
3.個展を開催されるときに大切にされていること
板垣さんは「物語性」と回答。「自分が役者を本業としているというのもあるかもしれないが、個展にあるものを見て、見た人の中にその人だけのストーリーが生まれたらいいなと思っていました。絵は今まで書いたものを並べているわけではなく、展示のテーマを決めてから作っていっています。物語を土台として作る、というのは大切です。」と説明してくださいました。
篠原さんは「場と間」と回答。「展示はコミュニケーションの場です。1人で展示に行っても、自分だったらどうつくるか、などを考えます。自分の展示では、相手の気持ちを立ち上げるような展示を心掛けています。感情が動くということはコミュニケーションの力だと思います。今回の切れ味とやさしさの展示はそういった要素がたくさん詰まっているように感じました。」
登壇者プロフィール
遠藤 浩彰 (えんどう ひろあき)
貝印株式会社 および カイインダストリーズ株式会社
代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)
2008年に慶應義塾大学経済学部を卒業後、当社入社。
生産部門のカイインダストリーズ株式会社や海外関連会社KAI U.S.A. LTD.への出向を経て14年帰任。国内営業本部と経営管理本部では副本部長、グループの核となる経営戦略本部、マーケティング本部、研究開発本部の3部門にて本部長に歴任。取締役 副社長就任を経て、2021年5月25日に貝印株式会社およびカイインダストリーズ株式会社 代表取締役社長 兼 最高執行責任者 (COO)に就任。
板垣李光人(いたがき りひと)さん
2002年生まれ。2013年に俳優デビュー。
主な出演作に「silent」「フェルマーの料理」「マルス-ゼロの革命-」、大河ドラマ「青天を衝け」「どうする家康」、映画「劇場版 君と世界が終わる日にFINAL」「陰陽師0」「ブルーピリオド」「八犬伝」「はたらく細胞」などがある。
俳優業の傍ら、報道番組「news zero」への出演や、アートの分野でも自身初となる個展「愛と渇きと。」を開催するなど多方面で活躍。
篠原ともえ(しのはら ともえ)さん
1995年歌手デビュー。文化女子大学(現・文化学園)短期大学部服装学科デザイン専攻卒。メディアでの活動を経て、衣装デザイナー、イラストレーター 、テキスタイルデザイナーとしても活躍。2020年アートディレクターの池澤樹とともにクリエイティブスタジオ「STUDEO」を設立。2022年デザイン・ディレクションを手掛けた革の着物作品がニューヨークADC賞(銀・銅)、東京ADC賞を受賞。
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰 https://www.kai-group.com
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410(フリーアクセス・ひかりワイド)
https://www.kai-group.com
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