丸紅新電力
脱炭素社会の実現に向けて

北陸電力株式会社（以下、北陸電力）と丸紅新電力株式会社（以下、丸紅新電力）は、加賀東芝エレクトロニクス株式会社（以下、加賀東芝エレクトロニクス）へ太陽光発電所由来の再生可能エネルギー電力（以下、再エネ電力）の供給を開始しました。
この取り組みは、複数の太陽光発電所で発電された再エネ電力を丸紅新電力が特定卸事業者（アグリゲーター）としてとりまとめ、北陸電力がオフサイトコーポレートPPA*にて加賀東芝エレクトロニクス株式会社へ供給するものです。これにより、加賀東芝エレクトロニクスにおけるCO2削減量は、約13,000ｔ/年（一般家庭約5,000世帯分相当）を見込んでいます。

■スキーム図

北陸電力では、電源の脱炭素化に向け「北陸電力グループ新中期経営計画」において2030年代早期に＋100 万kW 以上（2018 年度対比）の再エネ開発目標を掲げています。この目標を達成するための取組みの一環として、オフサイトコーポレートＰＰＡをはじめとしたカーボンニュートラルサービスの導入拡大に今後も取り組んでまいります。

丸紅新電力は、親会社の丸紅株式会社の中期経営戦略GC2027に則し、「グリーンへの取組を推進」し、本オフサイトコーポレートＰＰＡを通じて脱炭素社会の実現・持続可能な社会の実現に貢献していきます。再エネ電力の取扱高は、20万kW（ACベース）を超え（2025年5月末時点）、2030年、500万ｋＷ程度を目標として段階的に増やしながら、再エネ電力を広くお客様へ供給してまいります。

引き続き、北陸電力および丸紅新電力は、環境に配慮した継続的な事業活動に取り組むとともに、今回採用した特定卸事業による再エネ電力の供給という手法も活用しながら、更なるCO2排出量削減を推進し、脱炭素社会の実現および地域社会の持続的な発展に貢献してまいります。
　
*オフサイトコーポレートPPAは、電力需要場所から離れた場所に太陽光発電など再生可能エネルギーの電源を設置し、小売電気事業者などを通じて需要家に電力を供給する仕組みです。PPAはPower Purchase Agreement（電力購入契約）の略で、需要家は設備の初期投資および運用・保守が不要で、発電した電力を購入する形となります。

■オフサイトコーポレートPPAの概要

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※2023年度 北陸電力の事業者別排出係数にて算出
■お問い合わせ
丸紅新電力株式会社
再エネ事業部
TEL：03-3282-2350（代表）
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