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東京フィルハーモニー交響楽団 2025シーズン9月定期演奏会(9/11, 12, 14)首席指揮者アンドレア・バッティストーニとおくる〈大自然の音楽〉



東京フィルハーモニー交響楽団
世界を股にかけて活躍する東京フィル首席指揮者アンドレア・バッティストーニが9月定期演奏会でおくるイタリアとドイツの「大自然の音楽」

 公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団(以下、東京フィル/所在地:東京都新宿区/理事長:三木谷浩史)の2025シーズン9月定期演奏会(9/11、12、14)は東京フィル首席指揮者アンドレア・バッティストーニが登場。イタリアとドイツで19世紀から20世紀へと転換の時代を生きた二人の巨匠の作品を通じ、新しい時代を迎えようとしていたヨーロッパの音楽と文化の諸相を浮かび上がらせます。
 マエストロ バッティストーニは今年1月よりイタリアの歴史的な歌劇場、トリノ王立歌劇場の音楽監督に就任、ベルギーのワロン王立歌劇場ではコンポーザー・イン・レジデンスに就任、そして2026年からは世界遺産シドニー・オペラハウスを拠点とするオペラ・オーストラリアの音楽監督への就任も決まっています。ますますの充実を聴かせるマエストロの活躍をぜひお楽しみください。

東京フィル2025シーズン9月定期演奏会

首席指揮者アンドレア・バッティストーニが待望のリヒャルト・シュトラウス『アルプス交響曲』を取り上げる。大編成になるほどその実力を発揮するバッティストーニ。オーケストラを存分に鳴らし、オペラ指揮者として磨かれた表現力で作り上げる標題音楽に期待したい。マエストロがレスピーギ、カゼッラに続いて紹介するのは、イタリアのいわゆる「80年世代」のピツェッティ。かつてカラヤンもその才能に注目していた作曲家。「夏の協奏曲」(1928)は、東京フィルが日本初演した、所縁のある作品。管弦楽のための3楽章の協奏曲だが、”ピツェッティの田園交響曲"と言われることも。自然をキーワードにした2作品のカップリングはバッティストーニならではのこだわりだ。文:柴辻純子(音楽評論家)

【9月定期演奏会聴きどころ・公演について】

◆公演日時・会場 dates & venues
9月11日(木)19:00 サントリーホール
September 11, 2025, Thu 19:00 Suntory Hall (Main Hall)
9月12日(金)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
September 12, 2025, Fri 19:00 Tokyo Opera City (Concert Hall)
9月14日(日)15:00 Bunkamuraオーチャードホール
September 14, 2025, Sun 15:00 Bunkamura Orchard Hall
◆出演 performers
指揮:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)
Conductor: Andrea Battistoni (Chief Conductor)
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Tokyo Philharmonic Orchestra
◆プログラム program
ピツェッティ/夏の協奏曲
Pizzetti: Concerto dell'Estate (Summer Concerto)
R. シュトラウス/『アルプス交響曲』
R. Strauss: An Alpine Symphony


◆1880年生まれのイルデブランド・ピツェッティ(伊)は、1864年生まれのリヒャルト・シュトラウス(独)と少しだけ世代は離れているが、ともにロマン派的音楽語法を保ち続け、オーケストラ曲とオペラを好んで作曲、戦中の日本政府が両者に皇紀2600年祝典曲を委嘱した、という共通点がある。(中略)今回、シュトラウスとともに聴くことで、ヨーロッパにおける20世紀音楽の諸相をより身近に感じることができるはずである。(広瀬大介)

イルデブラント・ピツエッティ(1880-1968)

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)


◆特設サイト
https://www.tpo.or.jp/information/detail-20250914.php

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