ホームレスの取り締まり容認



【ニューヨーク共同】米連邦最高裁は28日、ホームレスらが公共の場で寝泊まりすることを禁じた西部オレゴン州グランツパス市の法令を容認する判断を下した。米国で急増するホームレスへの対策が課題となる中、各自治体が住居の確保といった支援よりも取り締まりの強化に傾く可能性がある。
ホームレスらは、他に選択肢がなく路上生活を強いられた人々への罰則は「過度な刑罰を禁じる憲法修正第8条に抵触する」と市を提訴。連邦地裁は2020年、連邦高裁は22年にいずれも法令を違憲と判断していた。
最高裁判決は、市の法令が定める罰則が罰金や公園への立ち入り禁止措置で「過度な刑罰とは言えない」と指摘した。
(共同)

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