県の監査後も入所者を虐待



職員による入所者への虐待が相次いだ津市の障害者施設「三重県いなば園」で、県の特別監査が終了した3月以降も、職員が入所者を居室から引きずり出すなどの虐待があったことが19日、県への取材で分かった。
県によると、6月下旬、入所者の女性が服をうまく着替えられないことに職員が立腹し、女性を居室から廊下に引きずり出し「うるさい」などと暴言を吐いた。園設置のカメラに一連の行為が写っており、園は県などに事案を報告した。
園では複数の虐待が確認され、昨年12月〜今年3月には県の特別監査を受けた。今年8月、県に改善計画を提出している。
(共同)

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